世界遺産に登録された屋久島にある地元の方でにぎわう足元自噴の極上湯
- 公開日
- 2019/08/02
- 最終更新日
- 2019/09/06
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屋久島と言えば樹齢7200年の屋久杉。その屋久杉を見に行く事が目的であると共にもちろん屋久島ならではの温泉も堪能するために屋久島まで遥々足を運んだ。
東京より成田まで行き、鹿児島まで飛行機、その後鹿児島からプロペラ機にて屋久島に到着。
プロペラ機はゆれるし小さいしで臆病な私はかなりビビりながらの搭乗だった。
屋久杉への入口近くの宿で源泉かけ流しがある民宿「尾之間温泉 旅荘屋久島」へ宿泊した為、当然ながらその隣になるこちらの共同湯へももちろん足を運ぶ事に。
こちらの共同浴場は歴史あるもので、350年前に発見されたと言われており屋久島の共同浴場では珍しく鄙びた雰囲気を持つ共同浴場である。
木造で作られた外観は私が見た限りでは屋久島にはあまりない雰囲気。
今は変わっているかもしれないが、この頃の脱衣所は棚と籠があるのみのかなり簡易的なものだった。
超新鮮なツルツル源泉が足元からあふれ出す 激熱な温度を忘れさせる極上湯
隣にあり宿泊をした「旅荘屋久島」の源泉も気に入ったが、こちらの共同浴場はその一段階上を行く極上っぷりだ。
49度という激熱湯が手前の壁に穴のある下あたりから湧出しており湧出量も多い為、端っこの方から入ってもかなりの熱さ。
オーバーフロー具合もザーザーと床一面に流れ、新鮮そのものだ。
地元の方に「何度もかけ湯したら平気だよ」と言われ、何度も何度も何度もかけ湯。
かけ湯の時点で肌を撫でるようなツルリン、トロリンとした湯を肌で感じる。
そして、、、入れた! しかも思ったより熱さを感じない。
ちなみにこの壁に書いてある独特な絵は尾之間地区の祭りを描いたものらしくその絵がこの共同浴場ならではの味を出していて印象的である。
湯船の底には石が敷き詰められており、足裏も気持ちがいい。
肩まで浸かっているとほんのり硫黄の香りがしてまたそれがアロマのように癒される。
現在はどうかはわからないが、私が訪れた時は観光で来たらしき人は一切おらず地元の方たちで賑わう、屋久島の人たちに触れ合えた共同浴場であった。
私が屋久島の中で浸かった温泉の中ではロケーションは別として湯の質としては一番良かった温泉。
泉質重視であるマニアの方々にはぜひこちらの尾之間温泉には足を運んでほしいと思う。
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