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ドドドーっと豪快に投入された爽快な超新鮮湯
- 所在地
- 鹿児島県霧島市牧園町宿窪田4179
- 最安値
- 和室 2,500円~(素泊まり)
- クチコミ 2019.11月、日帰り入浴。安楽温泉郷は湯治宿が、天降川に沿う霧島温泉と鹿児島空港を結ぶ幹線道路沿いの、非常に通行量が多い道路脇に軒を連ねている。さかいだ温泉はその中の1軒であるが、やたらとここだけが賑わっている様に思う。
コンクリート建物の1階部分に3台程と、横の空き地に数台の駐車場を、取り合うように次から次へと車が停まる。
中に入り300円の日帰り入浴料を払い、浴場へ。狭いと言うか、この客数には狭い更衣室で、籠はほとんど使われ、ちょっとでも着替え易い様に、椅子の上や床の上にも籠が散乱する。
地元の馴染み客が殆んどなので、新顔には声はかけて来ないが、少し興味を持ち乍らもいぶかしそうな顔をされている。
東北の、のんびりほのぼのとした雰囲気とは違い、九州はどちらかと言うと関西っぽい。明るく、豪快であるのかも知れないが。
で、浴室に入った途端、また更衣室と同様の視線を向けられる。だが、声をかけて来てくれる訳では無いので、私も黙って入浴する。お馴染みさん同士は、湯船の淵に腰を掛け井戸端会議に花が咲いている。
浴室もまた狭く、狭いと言うか色んな湯船が幾つもあり、洗い場のスペースと合わせると殆んど余裕は無い。なので、湯船の淵と中とで話すと言う事にもなる様である。
広くは無い暗めの浴室には、多くの人と、湯船がまず2つ(熱めとぬるめ)他に砂湯と寝湯、蒸し風呂、水風呂、打たせ湯、シャワーが7,8基あり、湯気が籠る中に、温泉のドドッザーザーという音がズシンと来るような雰囲気の温泉である。
砂湯は足裏に心地良い。寝湯となっているが、深めなので座浴に良いかも知れない。
それにしてもゆったり入ると言うよりも、人の数と温泉の投入量が凄く、とても慌ただしく思う。例え湯治宿泊しても、これだけの日帰り客が訪れていれば、ゆっくり入る事は困難だろう。
泉質は、妙見~この辺一帯に多いナトリウム・炭酸泉で、ここは日本一の炭酸泉をうたっている。高温のためか全く泡付きは無い。しかし、多分効能ははっきりと表れるのだろう。そうでないとこれだけの客は寄ってこないだろうから。
湯の色も透明~薄茶濁りで、湯船や床は茶褐色に染まり、その為で浴室は全体に暗っぽい印象になっているのかも知れない。
2度目の訪問だが、一見さんにはどうもゆっくり温泉を楽しめる様な、雰囲気は無い様に感じる温泉である。日帰り入浴は朝7時~。
アクセス例:鹿児島空港より路線バスで妙見~丸尾方面 安楽バス停下車すぐ前。
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