古き良き湯治場の面影を残し、48度の浴槽がある共同湯
- 公開日
- 2018/10/26
- 最終更新日
- 2019/09/10
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管理人総合評価
3.6

茶臼岳の麓に点在する那須温泉郷は1370年前に発見され鹿が温泉で傷を癒しているので発見されたと言われている。
明治初期には元湯、鹿の湯、大丸、北、弁天、高雄、三斗小屋の各温泉が開かれ那須七湯と称されていたが今では八幡温泉、新那須温泉、高原地区にも温泉が開かている。
前日は雲海閣に宿泊し、鹿の湯のお湯と同じものを楽しんだが、やはり有名な共同湯には入っておきたい。という事で訪れてみた。

外観

湯ノ花採取場
鄙びた外観はそそられるものがあり、期待も高まる。
鹿の湯は川を挟んで右側に受付場所、左側に湯小屋があり橋の上には通路が渡っている。その川は湯の花で真っ白!
湯小屋の隣には湯ノ花採取場があるがものすごい量の湯ノ花が採取できるのでは・・?
古き良き湯治場の雰囲気が今でも残る共同湯

公式ページより写真をお借りしました
男性用は温度別(41~48度)の湯船が6つあり女性用は温度別の湯船が4つと大きな湯船が一つある。手前に写っている湯船はかぶり湯。硫化水素臭がプンと香り、刺激の少ないまろやかな硫黄泉だった。ただ、鹿の湯はいつもいっぱい。観光客に湯治客にとごったがえす。私はやっぱり混みこみで入るより近くの宿で同じ湯へゆっくり入る方が好みのようだ。お湯は苦味のないすっぱーい味だった。

湯治用の民宿街

足湯?
鹿の湯の隣へは白い壁の建物が建ち並ぶ。ここは鹿の湯へ湯治へ来る方が宿泊する民宿街。
右写真の小さな湯船は足湯?かはわからないが鹿の湯の目の前に設置してある。横には休憩用の椅子が置いてあり、湯上りに休憩する事ができる。
THE Jyapani-zu❕共同湯って感じ
2019.9月訪問。関東圏にあるという事でも、その浴場の広さ、木造の美しさ、その泉質と言う事でも、日本の共同湯を代表できる温泉であるのではないでしょうか。
平日であったり、時期であったり、割合込み合って無い時もありますが、始めて行った時には道後温泉の様に、人に圧倒されて、ろくろく浸からず出て来たような。
2回目行った時は、現在の様に新しい木造の湯舟に変わっており、まず浴場自体の大きさと美しさに、改めて目が行きました。
湯も大好きな白濁硫黄泉。四角い小さな湯舟は温度差で、41℃、42℃、42.5℃、44℃、46℃に分かれ、私は44℃が限界。46℃は止めました。温泉津の様にこの湯温が最低なら、頑張りますが、ここは好みの湯船に浸かれば良いのですから。
私的には、やはり大浴場が一番好きかな。投入口の硫黄がつづら折りに重なっている部分。こう言う芸術的な美しい投入口には、感心しながら見とれてしまいます。
単純酸性硫黄泉ですが、浴感はツルツルとし上質。那須方面に来た時には、やはり立ち寄ってみたくなる共同温泉です。
アクセス例:JR那須塩原駅より路線バス那須ロープウェイ行で湯本温泉下車 徒歩3分程
大人気の鹿の湯
大人気です! いつ行っても人が多いと思います!
まぁ、1日に2回しかいってないけど笑
46度のお湯まで入れました!
それ以上は入ってすぐ出ました笑
地元の方は「今日は緩いな!」と、言ってました!
、、、うそつけ!って思いました笑
他の浴槽は入りやすいですが、2〜3人くらいでひと浴槽満員なので、自分の適温の湯船を狙っていきましょう!
温泉テーマパークかな?
車中泊の旅で、発見した温泉。
凄い所だな~なんて~思いながら料金払って脱衣所へ。
一瞬で固まりました。
でも、かけ湯をしっかりして挑戦。
徐々にゆっくりと、熱湯に慣らして一番熱い湯まで行ってきました。
雰囲気、地元のおじいさん達、湯の質全てが最高でした。
こういう場所は、大切にするべきであるとおもいます。
男気を試す場所
43℃位でまったり入るのが吉
48℃に挑戦しようものなら、地元民の猛者達の熱い視線を受けます。
オイラは10秒でノックアウト。
上がった後も、火傷のようにヒリヒリ。
地元民大笑い。
オイラが行った時は、泊まる部屋が有ったっぽいです。