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せせらぎを聴きながら入る青みがかったにごり湯の宿
- 所在地
- 和歌山県新宮市高田1810
- 最安値
- 1泊2食付8,333円~
- クチコミ 2019.8月素泊まり泊。夕食は、管理人様のアドバイスもあったし、私が食べられ無い物もある事を告げると、宿の方も別にされますか?と言われたので、その様にする。
食堂の横に彩という小さな軽食屋さんと言うか食堂があり、18時~営業している。1人でされているので、早く行かないとかなり待つことになるのでご注意を。尚、朝は9時か9時半~開店。
日帰り入浴がメインであるような造りの施設であり、僻地?であるが客がそこそこ通って来ているようで、まずまず活気があった。
周りに温泉が余り無い様であるが、そう言う訳ではないのだろうか?
従業員の親しみやすそうなオジサンは「うん。ここはね温泉がいいそうやから、皆さんわざわざここへ来てくれるみたい」だと言われていたが・・ふ~む。
土産物のスペースが広く、ツアーにもなっている施設だ。
さてその温泉だが、写真で見てもっと濁りが強く、硫黄泉で、ある程度は掛け流しされているのかと期待し過ぎていたようだった。
まず、硫黄泉ではなく単純アルカリ泉だった。濁りの程度は内湯で僅か。露天風呂は透明。
露天風呂からは杉林と山が見えていた。
ph9.5のアルカリ泉との表示だが、循環されている為、実際の浴感は全くヌル付き無し。
もう1つの湯舟は薬草風呂で、和歌山産の天台鳥薬という薬草を大袋に入れて湯船の中に吊るされていた。湯の色は淡いグリーン。天台鳥薬とは、栃の木の植物で、冷え性・利尿・止痛・打撲に効果があると書かれていた。こちらは循環のジャグジー風呂になっている。
循環にかけ流し併用とか、一部かけ流しとか書かれていたが、全くかけ流しはなかった。
全く湯は溢れておらず、循環泉のみであった。源泉量が38ℓ/分と少なく、これでは差ほどかけ流しも難しいかと。
塩素臭は無かったが、翌朝行くと湯面には汚い泡が立っていた。循環泉はこれがあるから嫌なのだ。
また23度の源泉を加温し、浴槽40℃~42℃設定にされているため、入浴時間が22時までと、朝は6時~7時半に限られている。更に露天風呂は朝は無い。という宿泊しても厳しい条件だ。
ただ、客室は広くテレビもあり、素泊まりでもタオルと浴衣が付いている。冷蔵庫は共同の物があった。布団はセルフで敷く。共同トイレはウオシュレット。
これで3850円なら良い方だと思う。カビ臭さも無く、虫もいなかったし。
しかし、1泊2食付きで10000円となるとどうだろうか。あの温泉とあの入浴時間では厳しい感じがする。
館内は広く、建て増しになった様な造りで、廊下やホールなど木でできており雰囲気も良い部分もある。卓球台があり有料で利用できる。
周りの環境は、新宮とはいえ山が多く、その山は霧で霞んでいると言うか、雲がたなびくと言うか紀州らしい雰囲気でもある。
アクセス例:JR新宮駅より送迎可、要相談。路線バスなら天台湯元行きで湯元下車だが、本数が1日3本程度しか無い。
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