析出物で原型不明!?日本有数の析出物コテコテの珍温泉
- 所在地
- 鹿児島県垂水市新城赤石4453-1
- 最安値
- 宿泊不可
- クチコミ 2019.11月訪問。電話で何度も確認「やってますよ」その言葉を信じ行ってみる事にした。
しかし観光協会の人でさえ「あそこはもうやってないんじゃ?」と言う。「いえ、やってるそうですよ」と教えてあげた。しかし今一つ何か不安である。
施設の人に聞いた、まさかりと言うバス停で降りるのであるが、こんな所で降りて大丈夫かなと心配になる。何といってもバスの本数が無いのであるからして・・
運転手さんに「この先には何も無いですから、あっちの方じゃないですか」と言われ仕方なく降りてみる。
「天然自噴泉」と大きく書かれた廃屋が目立つばかりだ。とりあえずそちらへ向かってみる。
これはしかし、まさか老松旅館の再来かと思ったが、錆びれた廃屋の後ろ側の片隅に「営業中」と書いた看板があり、➡が斜め下を向いている。
半信半疑で海岸沿いを下って行くと、あったあ。
営業は11時からであるが、管理人の御主人は「いいよ」と言って10時から入れて貰った。
入浴料420円。管理人さんは10時頃に、駐車場のロープを解きに行かれた。
しかしあの廃屋の天然自噴泉ばかりが目立って、これでは営業しているとは思えないのが当然であると、管理人さんに訴えたが、大して困っているようでもなかった。
TM牧場という子供の遊び場はもうやってなくて、見た目はまだ綺麗なバンガローが敷地の中に残されていたが「中はボロボロ」だそうだ。
しかし温泉だけはずっと営業を続けていたらしい。まさかねえ・・
これは地元の知る人ぞ知る温泉場で、日曜日でも常連さん1人と、ネットで見て来た観光の客がもう一人だけ。1時間以上温泉談義をし乍ら入って居たが、以外には誰も来なかった。
温泉は温めなのでいつまでも浸かって居られる。単にぬるいからだけではなく、浴室全体が広ーい小屋造りなため隙間が一杯で、湯気が籠らずまるで半露天風呂の様な換気である。
まず驚くのは、あばら作りの様なB級感半端ない浴室に、異様なまでの析出物。
キノコだか何だかの様に盛り上がって、あたかも湯船を襲っているかのような析出物は、このまま行くといつか湯舟が無くなって仕舞うのでは無いだろうかと思ってしまう位に凄い。
奈良の入之波温泉や長湯温泉・郷の湯をはるかに超えてモコモコだ。
黄土色の源泉には油膜が浮き、立派な泉質ではないか。
浴室全体もよく見てみると案外綺麗な事に感心。一見こういった浴室では、虫の死骸やクモの巣や枯れ葉や髪の毛等が、落ちたり浮かんでいたりしていそうな感じではあるが、管理人さんが綺麗に掃除されているようだ。
湯舟は仕切られており1つは空っぽで、交互に毎日使用しているそうだ。湯を抜いて掃除して、一方の湯船に湯を入れて帰ると言われていた。
このサイトに載せられているような露天風呂は、今は無くなっているのか、どうなっているのか未確認です。こちらからも聞かなかったし、教えられもしなかったので、今度行かれた方、是非情報下さい。とにかく超穴場の温泉です。
アクセス例:路線バスで桜島港より垂水港。乗り継ぎ、鹿屋・志布志行でまさかり下車 天然自噴泉の看板が掲げられた廃屋の横(駐車場)を下る。
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