浴室の雰囲気が抜群!歴史ある高級旅館で素泊まりの宿
- 所在地
- 静岡県賀茂郡河津町峰487
- 最安値
- 素泊まり6,500円~
- クチコミ 2019年3月。素泊まりでしか受け付けていないというのも、御主人お一人でこの広い宿を守られており、昔遊郭であったという建物を移転した館内には「手も付けられない」というお宝?がそのまま放置されているようだ。
「息子が嫁でも連れて帰って来てくれないと、どうにもできない」と、隣にある大墳湯公園の管理もされているという御主人は嘆かれていた。
確かにその通り、手入れをすれば立派になるべき庭や、何よりも素敵な浴室の片隅には、無造作に置かれた掃除道具が、雰囲気を壊しており残念だったりする。
館内にしろ、浴室にしろ非常に立派なのに、女手が薄い事がすぐに感じられた。トイレには脱臭剤を是非置いて頂きたいし・・。
というのもやはり、女将さんが中心になり守られている宿は、館内の気配りが女性らしく行き届いている。
年老いたお母様とお二人では致し方ないというのは良く解るが、建造物が立派なだけに勿体無い。
さて、温泉だが源泉は隣の大墳湯からの引湯であり、温泉表示はナトリウム-塩化物 弱食塩泉、メタケイ酸208㎎、成分総計2359mgの優れものと言う事であった。
99.3℃の超高温泉であるため源泉かけ流しなら、当然かなり投入量は絞られる。それだけなら良いのだが、おそらくこの湯は、一度タンクにでも貯められているのでは無いだろうか?
少ない投入量の上に、湯に何の力も無いというか・・新鮮さが感じられないのだ。
墳湯公園での大墳湯を売りにしているのであれば、あの様に噴き上げるが如く力強い新鮮な湯を期待してしまうが、かけ離れていた。
尚、墳湯時間中は各宿の湯量を落としてまで、噴き上げさせる為にに温泉を投入しているそうである。何か悲しい。
レトロモダンな湯を求め、この竹の庄の浴室は憧れであり、壁のあの赤いタイルや、湯底の青い小丸のタイルはとても可愛く美しかった。
これらの湯船に入れたという事はとても満足のいくものであった。
写真でよく見る方の2階にある湯舟は、男性と女性が時間制で入れ替わる。男性が15時から23時で、女性は23時から翌10時までとなっている。
1階にある露天風呂付きの浴室は、自由貸し切り制となっており、札とランプで入浴を知らせるようになっている。
館内全体が昭和レトロであり、洗面台のタイルが可愛かったり、ロビーには立派なソファが置かれていたりする。
素泊まり1人1泊8770円というのは、少々お高い気もするが、御主人は気さくで親切な対応である。食事は、近くに蕎麦屋さんがありこちらで済ませられる。
アクセス例:伊豆急行河津駅から路線バスで峰温泉まで。河津駅からの送迎あり。
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