ぬめり感のある強烈灯油系油臭!油臭ファン必見の温泉
- 所在地
- 青森県北津軽郡板柳町大字掛落林字前田140番地1
- 最安値
- 4,536円/1名様(税込)~
- クチコミ 噂にはさんざん聞いていた、
青森五所川原の南、あすなろ温泉に2019年9月末に、
やっと宿泊訪問することができた。
似たような名前の温泉が青森には数軒あって、
予約の際には注意が必要だ。
当日は、すっかり暗くなってからの到着で、
曲がり角の道路標識を見逃してしまい、
近くで少々うろうろしてしまった。
駐車場から母屋に向かうと、宿の建屋に入る前から
すでに例の津軽臭に加えて石油臭の混じった湯の香が漂ってくる。
フロントで1泊朝食付の宿泊料金を前払いし、
大浴場と反対側に廊下を移動して一番奥の客室へ向かう。
5つ並んである客室の中で、
廊下つきあたりのこの部屋が風呂も部屋も一番広い。
部屋に入ると、かなり強烈な温泉臭が充満している。
あれはもう湯の香とは呼べない。
新潟新津温泉、東鳴子高友旅館の黒湯、
それらに匹敵するアブラ臭だ。部屋の内風呂はかなり広い。
浴槽も、知らない人3人と並んで入れるぐらい大きい。
その湯船に、蛇口からなみなみと温泉水が投入されている。
ほぼ同じ量の加水用冷水も、もう一つの蛇口から投入されている。
湯温は39℃。到着早々、部屋風呂に2時間長湯してしまった。
その後、PM10:00を回った頃、
日帰り客のいなくなった大浴場へ行ってみた。
大浴槽は44℃ぐらいで、小浴槽は41℃といったところか。
そこに在ることを知らないと、
夜では恐らく行き着けないと思われる露天風呂、
これが40℃で絶妙な湯温だった。露天から出たり入ったりで、
気が付いたら日付の変わるところだった。
部屋に戻り、掛布団の上に横になったら、
5秒もしないうちに意識が消えた。
翌朝は、5:00から部屋風呂にまたもや2時間浸かり、
朝食後露天に1時間入ったのちにチェックアウトした。
一晩かけて、ゆっくりゆっくり部屋風呂に源泉を注ぎ込み、
湯温を42℃ぐらいに調整して、
加水なしの源泉アブラ臭入浴を楽しむのが
ここの宿泊者特典の楽しみ方と聞いてはいた。
しかし、数年前に、東鳴子高友の黒湯で長湯をし過ぎて、
胃けいれんを起こしかけたことがあり、
今回は大事を取って加水入浴に留めた。
それでも、充分にあすなろ温泉の実力を堪能できた。
了
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