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駅近ホテルなのに静寂に包まれる混浴露天風呂
- 所在地
- 北海道川上郡弟子屈町川湯駅前3丁目2-10
- 最安値
- 1泊2食付7,020円~ 素泊まり4,860円~
- クチコミ 川湯温泉駅へ降り立つと硫黄の香りが・・駅にある足湯からかと思いきやそうでも無く・・駅を出ると左斜め方向に硫黄山が噴煙を上げており、これかあ!と。
今晩の素泊まり宿のパークウェイホテルまでは駅から真っすぐだが、調度川湯温泉行きのバスが停車していたので、まず行ってみたかった川湯温泉共同湯へ向かう事にした。
素朴な共同湯は250円で入れる。浴槽は2つに仕切られ、体感的に34~5℃程のぬる湯は、浸かるのに気合も要らず勇気も要らないため、43℃程の源泉の湯船との交互浴・無限ループが生まれる事になる。溢れだしが僅かなのが残念だが、剥がれたタイルの湯船に、薄い白濁の酸性泉が染み入るなあ~。
そして、パークホテルへ。正面側入り口はレストラン口で既に閉まっており、ホテルの玄関口は横に在ったのだった。外観も内装も小奇麗なペンション風で予想以上。
トイレ・洗面所は部屋には無いが、部屋は綺麗で快適そうだ。布団も敷かれてあった。
温泉は男女別の内湯と併設の露天風呂。離れた庭に混浴露天風呂が1つあり、いずれも翌朝8時半まで入浴可能。
入って来た共同湯等の川湯温泉は硫黄山を源泉としているが、ここの川湯温泉は及川源泉と言う削掘泉で、泉質も全く異なるナトリウム・炭酸水素塩泉だった。駅の足湯も及川源泉。
露天風呂の湯底が温泉成分で緑色っぽくなっているが、透明の湯である。肌触りはかなりなめらかで、スベツルだったが、硫黄の香りや白濁や染み入り感が無いのが寂しい。
しかし、内湯は溢れだしも多く、ザザザザと掛け流し音もありそここその気持ち良さ。
露天風呂は断然混浴が源泉の投入量が多いため気持ち良かった。広い浴槽の中が岩で仕切りの様になっており、脱衣室も男女別なので比較的入りやすく仕立てられている。
素泊まりのメリットは、食事時を狙うと貸し切りで入れる確率が高いという事だ。雪がハラハラと舞う中、雪見露天風呂は良いだろうなあと思いながら、1人静かに温泉に浸かる。
良く温まる湯は、部屋に帰ると暑く、しばし窓を開けて冷気に当たるくらいだった。
北海道は冬季はしっかり暖房が成されているので、廊下やトイレも寒くなく快適なのがありがたい。
gotoトラベルで3368円での1人泊。今や川湯温泉自体が寂れて来ており、人も少ないこんな所でゆっくり1人、静かに冬の温泉を楽しむのも良いかも知れないなあと思った。
アクセス例:JR川湯温泉駅より徒歩4分程。
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