日本一の水車と電車が走る!海岸線を眺めながら入る珍しい露天風呂
- 公開日
- 2018/11/06
- 最終更新日
- 2019/11/24
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3.6
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日本一の水舎がある宿。大きな庭園には大きな木造の水舎と茅葺屋根の小屋、その他に馬小屋のようなものもある。
ここみちのく温泉は敷地が大変広く、全部を歩いて周ろうとすると相当時間がかかる。
木造の水車は夜にはライトアップされ見ごたえもありそうだ。この水車はご主人が自ら設計、一年がかりで造ったものという事。ご主人のこだわりがこの水車から伝わってくるように感じた。
みちのく温泉は想像していた民宿とはだいぶ違い、大きな旅館だった。駐車場は広く大型バスでも停まれるほど。
キャッチフレーズは「日本一の水車」
入り口は宿泊客と日帰り客でわかれており、小さな方の入り口から中へ。
入り口周辺も綺麗な庭園が広がり、なかなかの雰囲気。
中へ入ると外ほどの雰囲気はなく飾り気のない簡素な雰囲気。
そこらへんにおばちゃんの笑い声が響いている。どうやら従業員の方達が楽しく話しをしているようだった。
内湯 男女各1 露天風呂 男女各2
内湯は広く15人ほど入れそうなほどの大きさ。
湯口からは熱めの湯が注がれており、飲んでみると塩辛い。湯船は析出物でまっ茶色に染まり、露天風呂は特に内側の析出物が見事だった。この日は平日だった事もあり、ほとんど貸切状態。途中一人だけ入ってきたが、それ以外は誰も出入りがなかった。これだけの温泉を貸切とはなんとも贅沢な気分だ。内湯から出ると小さな露天風呂がある。内湯からの廃湯が露天風呂へと注がれている為、露天風呂はぬるめで少し鮮度が落ちる。
女性用の露天風呂からは壁が邪魔で海が少ししか見えないのが残念。男性用からの景色はすばらしいようだった。
目の前を電車が走る!海岸線を眺めながら入る絶景露天風呂
内湯から外へ出るとゾウリが並べて置いてあり、それをはいて歩道を海側へ歩いていくと開放感溢れる露天風呂へと着く。この歩道は流石に裸で歩いていくわけにはいかないので行く場合は服を着ていくかバスタオルを巻いていくしかないだろう。
簡単な柵で囲われているだけ柵の中には2~3人入ったらいっぱいの湯船、湯船の横には簡単な脱衣所がある。ここからの景色はすばらしく海と大地が望めのんびりとした気分にひたれる。
なんといっても珍しいのは露天風呂の目の前には五能線が通っており電車が温泉に浸かっている目の前を通り過ぎていく。これは微妙に恥ずかしい。
茶色い湯の表面にはほう酸でマクがはって白くなっている。
残念な事に冬はこの露天風呂は寒すぎて気合がないと入れないほどの湯温。
今回は気合で入ったが早々に引き上げて内湯外の露天風呂でゆっくりした。
近くの黄金崎不老不死温泉の湯も極上だがこちらも負けず劣らずすばらしい湯だった。というかみちのく温泉は珍品度が高い。今度は夏に訪れてあのぬるい湯へじっくりと浸かってみたいと思う。
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