本館の建物は薄茶色の普通の建物。
特段風情があるわけでもないが木々に囲まれ岩には苔がつき、周りの雰囲気は抜群に綺麗。
駐車場は広く、写真の奥には少し広くなったスペースもある。
宿の中へ入ると切り株で作られた椅子などログハウスにあるようなテーブルと椅子が並んでおり、窓も大きく開放的なロビーがある。
自炊部への通路
自炊用キッチン
部屋への案内はなく、宿の方に部屋番号を告げられる。何処から湯治部へいったらいいのかウロウロしやっとの思い出通路を発見。
湯治部へ入ると使い勝手のよさそうな綺麗に掃除された自炊部屋がある。
お正月宿泊 湯治部素泊まり 6畳+1畳 6500円
湯治用の部屋
廊下
鍵は予め部屋のテーブルに置いてある。
自炊部は比較的新しい建物のようで部屋の中もとても綺麗だった。
布団は押入れにしまってあり、自分達で出し入れする。
目の前に本館があるものの、光は入るので部屋の中は明るい。
部屋には浴衣、タオル、歯ブラシ・茶菓子が置かれ、テレビ・鏡・冷蔵庫・エアコンが備えつけてあった。
露天風呂入り口
露天風呂への道へは天狗様が祀られている
露天風呂は2階にあり16時からは宿泊者のみの時間となる。
私達が一度チェックインのために寄ったのは4時半頃。せっかくだからと露天風呂だけ先に入浴してから食事に出かけようという話になった。
露天風呂入り口へは札がかかっており「貸切中」と札を裏返してから入る。
ここからはゾウリを履き替えて外の道を歩いていく。
露天風呂 30分貸切(宿泊のみ) 日帰り時間内は男女入替え
2人で丁度いいぐらいの大きさの露天風呂は四方木々に囲まれた隠れ家のようなお風呂。
景色はそんなに良くはないがこじんまりした白濁の湯は魅力的だ。
色は濃いのだが匂い味はほとんどせず、あっさりした湯だった。
貸切で入れる時間が30分と短い為、あまりゆっくりできないまま露天風呂を後にした。
露天風呂入浴後、食事へ出たが素泊まりなのに門限が20:00と早い。少ししか外出できずなんとなく素泊まりを満喫できなかった。もう少し遅いといいのだが・・。チェックインは17時までにというのはわかるがその後食事に出て門限20:00というのは厳しすぎ。こんなに早い素泊まり宿は初めてだった。
あたたかみのあるレトロな浴室 豪快に注がれる源泉が目玉
メインの内湯は源泉投入量も多くドバドバと掛け流されている。硫黄臭はかすかで味は甘やわらかい。温度が熱い人は「遠慮なくミネラル鉱泉を入れてください」と書いてありミネラル鉱泉でぬるくする事ができる。水ではなく鉱泉というところがまたすばらしい。私が入った時は適温で丁度いい温度だった。
小さな正方形の湯船は一人でいっぱいのとても小さいもの。こちらは5分交代で順番に入りましょうと書いてあったが、誰もいなく貸切状態のためいくらでも入る事ができた。しかしぬるいのでそんなに長湯せず・・。ラムネ風呂だが泡つきはほんの少し。予め写真で見ていた打たせ湯は湯が出ていなかったのが残念。味はかすかにすっぱい。匂いは硫黄臭。ほんの少し濁った湯にけしごむのカスのような湯の花舞っていた。
食堂
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食事付で宿泊された方は右のような食堂で食べます。
食事の方はどうだかはわからないが早い時間からバタバタと宿の方達が用意をしていた。
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宿の方とは素泊まりだとあまり話すきっかけがなく、宿にいる時間も少なめの為お風呂の印象はあっても宿や宿の方の印象が少々薄れてしまった。
帰る時も挨拶もなにもなくそのまま宿を出た。う~ん・・いいのだがなんとなく気持ちよくない。たぶん他のお客さんが来たのでそれに気を取られていただけだとは思うが最後の挨拶ぐらいしたかったなと思った。
平均: 6 レビュー
Jul 20, 2023
温泉最高!なんだけど・・
2時間でもずっと入っていられて出られない。何時間でも入っていたいほど気持ち良いのがこの湯之谷山荘の内湯。これに関しては以前も書いているし、皆さん同じだと思うので改めては書かないけれど、今回どうしても気になった事が有り、この部分はどうしても改めて頂きたいので書かせて貰う事にした。
部屋である。本館はこんな事は決してないのだろうと思うが、1人で宿泊する場合には私は湯治館を利用する。
その布団が、余りにカビ臭く寝られなかった。マスクを付けても臭く、本当に参った。
素泊まりと言っても決して安くは無く6000円近くするのだ。二、三千円ならまだ仕方がないとも思うが、これ位の値段を取るのであれば、せめて部屋くらいは普通であって欲しい。ポットの湯は冷め、ガスコンロは有料だし・・。
湯之谷山荘自体が森の中、湿気の多い暗く陽の当たらない様な場所に建っており、布団を干す等と言う事はできないのなら、布団乾燥機なる物を購入して使用して頂きたいと思う。
そしてもう一つとても嫌だったのが、部屋の入り口の扉の内側に何故だか暖簾がかかっている。この暖簾には、頭を洗っていない汗臭い髪の毛の臭いがこびりつき、出入りする度にこの臭いが気になり、自分の顔や頭がその暖簾に触れない様にするのが大変だった。
客が多いのは解る。登山の客もいるだろう。勿論自分の髪の毛が汚れていないとは言わない。
私が言いたいのは、はっきり言って邪魔なこの暖簾が何故在るのだろうという事と、もっと気づいて欲しいという事である。
従業員の方は暖簾の匂いや、寝具がカビ臭いかどうかなんて、気にもせず部屋掃除と準備作業に没頭されているのだろうけれど、そうであるならせめて宿のご主人には、もっと気にして頂きたい。
あの冷泉との交互浴、自由調整でき自分の好みの湯温で入れるぬるゆは、本当に此処にしかない素晴らしい温泉浴場であり、霧島温泉に訪れた際には必ず入りたい大好きな温泉であるが故に、敢えてはっきり書かせて頂いた。
どうでも良く、二度と行かない温泉であれば書く必要も無い。厳しく書かせて頂いたのは、優しく親切な若旦那さんには、是非この宿をもっと良くして、もっと誰もが愛する誇れる温泉宿になって行っ貰いたい、との期待を込めて書かせて頂きました。ごめんなさい。
アクセス例:鹿児島空港から霧島いわさきホテル行バスで、丸尾乗り換え国分行バスで、湯之谷温泉入り口下車し、徒歩で急坂15分~20分程登る。
(丸尾からならタクシーでも1メーター位)
Nov 13, 2021
霧島はやっぱりここ!
霧島の温泉を堪能したいなら、ここにおいで!
熱いお湯とぬるいお湯を交互に入ってを繰り返すと
もう、最高だよ!
古そうだけど、意外と綺麗で平気だよ!
でも部屋がトイレの芳香剤のような匂いで、、
温泉を楽しむなら間違いなく、泊まりましょ!
夜中は4〜5時間入ってたな!
Jul 19, 2021
夏は此処、冷炭酸泉との交互浴は無限ループ
夏は冷泉との交互浴が最高であると言う事で、無限ループが待つ湯之谷山荘へ。
硫黄泉と硫黄の微炭酸泉との交互浴が楽しめ、更に3つある浴槽の内、真ん中の湯船=熱泉と冷泉が混じり合う湯舟では、間にある枕木の角度を調整すると、自分だけ好みの温泉が出来上がる(貸し切り状態であれば)と言う最高の温泉なのだ。
この枕木自由調節というのはどなたが考えだされたものか、誰でも簡単に湯温を調節出来る様にとても上手く考えられている。
よく見るとそれぞれの湯船も微妙に傾斜が付いており、温泉の流れる道筋を付け、上手く真ん中の湯船に両方からの温泉が流れ込んで来る様に造られていた。
また、温泉で木の床が滑りやすいのだが、切り目を入れ滑りにくくしているのは勿論の事、湯船の淵には溝を造り、溢れた湯は床へ流れない様に工夫されていた。
硫黄泉の白さが、渋茶色の浴舎に引き立つ。天井が高く、湯舟の大きさの割に広い立派な浴室だ。木造りの浴室は天井からあの嫌な水滴が垂れて来る事は無いので安心していられる。こうして見ると、築80年という湯之谷山荘だが、建てられた時には既に温泉浴場としてなかなか良く考えられた浴室だなあと感心した。
前から気になっていた、冷泉の真上にある細いパイプ。ガス抜き?か何て思ったりしたが、これだけ広い木造の造りにそれは不要だろう。周りを見渡すと壁に、赤いバルブを捻ると湯滝が出ると書いてある。赤いバルブと言うのはこれしか無いよなあと思いながら捻ってみたら、その細いパイプからババッと温泉が出て湯滝となったのだった。
今までにも何回か湯之谷山荘へ来ていたが、これは初体験だった。
いやあこれもこの温泉独自の工夫である。初代の御主人のお話を聞いてみたかったものだなあ。
冷泉の湯船は立方体の非常に小さい物で、微炭酸泉のためなのか泡は付かず、代わりに細かい湯華が身体に一杯付く。
1人静かに、ぼーっと浸かっていると恍惚とした感さえある。1時間などあっという間に過ぎて行く。
こんな温泉なのでやはり宿泊するか、日帰りでも運よく1人でゆっくり楽しめれば最高である。
ちなみに貸し切り露天風呂は、とってつけた様な感じなので余り好みでは無く入らなかった。
湯之谷山荘は山荘と言うだけあって、霧島の山の中にあり緑が生い茂り、丸尾の街は近いが一線を画した秘湯の温泉と言った雰囲気を持つ。
今回は素泊まりで湯治部屋の方へ泊まったが、清掃は良かったがエアコンが古く、その音がうるさく眠れないので止めて寝たが、山の中であるためか涼しかった。
明け方、河鹿蛙が一斉に鳴きだし鈴の様な音が響き渡っていた。しばらくすると大雨が降りだし、蛙の鳴き声は止んでしまった。
アクセス例:JR国分駅からいわさきホテル行きバスで、湯之谷山荘入り口バス停下車し急坂を400m登る。もしくは、鹿児島空港から霧島温泉丸尾方面行きバスで丸尾バス停下車し、国分行きバスに乗り換え同上。もしくは丸尾からタクシーでワンメーター。
Jul 15, 2019
2015/5/03バイクでの訪問です。
ツーリング中に訪れました。以前霧島周辺の湯めぐりをした時になぜか⼊浴していなかったので満を持しての⽇帰り⼊浴です。
バイクですので問題は有りませんでしたが、⼤きめの⾞だと宿の直前の折り返しがツラいかもしれません。
ぬる⽬の浴槽が良かったのですが、⾮常に狭く⻑時間独占できなかったのが⼼残りです。
May 18, 2019
好きな温泉ですが、炭酸泉になかなか入れない
ここも二回ほどお邪魔しています。
冷(炭酸泉)温(混合泉)熱(硫黄泉)を順繰りに入っていますが、地元の方がおられると炭酸泉が空いていると長湯されるのでなかなか入れないのが残念です。
宿泊すると独占出来る事が多くゆっくりと味わえます。
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温泉最高!なんだけど・・
2時間でもずっと入っていられて出られない。何時間でも入っていたいほど気持ち良いのがこの湯之谷山荘の内湯。これに関しては以前も書いているし、皆さん同じだと思うので改めては書かないけれど、今回どうしても気になった事が有り、この部分はどうしても改めて頂きたいので書かせて貰う事にした。
部屋である。本館はこんな事は決してないのだろうと思うが、1人で宿泊する場合には私は湯治館を利用する。
その布団が、余りにカビ臭く寝られなかった。マスクを付けても臭く、本当に参った。
素泊まりと言っても決して安くは無く6000円近くするのだ。二、三千円ならまだ仕方がないとも思うが、これ位の値段を取るのであれば、せめて部屋くらいは普通であって欲しい。ポットの湯は冷め、ガスコンロは有料だし・・。
湯之谷山荘自体が森の中、湿気の多い暗く陽の当たらない様な場所に建っており、布団を干す等と言う事はできないのなら、布団乾燥機なる物を購入して使用して頂きたいと思う。
そしてもう一つとても嫌だったのが、部屋の入り口の扉の内側に何故だか暖簾がかかっている。この暖簾には、頭を洗っていない汗臭い髪の毛の臭いがこびりつき、出入りする度にこの臭いが気になり、自分の顔や頭がその暖簾に触れない様にするのが大変だった。
客が多いのは解る。登山の客もいるだろう。勿論自分の髪の毛が汚れていないとは言わない。
私が言いたいのは、はっきり言って邪魔なこの暖簾が何故在るのだろうという事と、もっと気づいて欲しいという事である。
従業員の方は暖簾の匂いや、寝具がカビ臭いかどうかなんて、気にもせず部屋掃除と準備作業に没頭されているのだろうけれど、そうであるならせめて宿のご主人には、もっと気にして頂きたい。
あの冷泉との交互浴、自由調整でき自分の好みの湯温で入れるぬるゆは、本当に此処にしかない素晴らしい温泉浴場であり、霧島温泉に訪れた際には必ず入りたい大好きな温泉であるが故に、敢えてはっきり書かせて頂いた。
どうでも良く、二度と行かない温泉であれば書く必要も無い。厳しく書かせて頂いたのは、優しく親切な若旦那さんには、是非この宿をもっと良くして、もっと誰もが愛する誇れる温泉宿になって行っ貰いたい、との期待を込めて書かせて頂きました。ごめんなさい。
アクセス例:鹿児島空港から霧島いわさきホテル行バスで、丸尾乗り換え国分行バスで、湯之谷温泉入り口下車し、徒歩で急坂15分~20分程登る。
(丸尾からならタクシーでも1メーター位)
霧島はやっぱりここ!
霧島の温泉を堪能したいなら、ここにおいで!
熱いお湯とぬるいお湯を交互に入ってを繰り返すと
もう、最高だよ!
古そうだけど、意外と綺麗で平気だよ!
でも部屋がトイレの芳香剤のような匂いで、、
温泉を楽しむなら間違いなく、泊まりましょ!
夜中は4〜5時間入ってたな!
夏は此処、冷炭酸泉との交互浴は無限ループ
夏は冷泉との交互浴が最高であると言う事で、無限ループが待つ湯之谷山荘へ。
硫黄泉と硫黄の微炭酸泉との交互浴が楽しめ、更に3つある浴槽の内、真ん中の湯船=熱泉と冷泉が混じり合う湯舟では、間にある枕木の角度を調整すると、自分だけ好みの温泉が出来上がる(貸し切り状態であれば)と言う最高の温泉なのだ。
この枕木自由調節というのはどなたが考えだされたものか、誰でも簡単に湯温を調節出来る様にとても上手く考えられている。
よく見るとそれぞれの湯船も微妙に傾斜が付いており、温泉の流れる道筋を付け、上手く真ん中の湯船に両方からの温泉が流れ込んで来る様に造られていた。
また、温泉で木の床が滑りやすいのだが、切り目を入れ滑りにくくしているのは勿論の事、湯船の淵には溝を造り、溢れた湯は床へ流れない様に工夫されていた。
硫黄泉の白さが、渋茶色の浴舎に引き立つ。天井が高く、湯舟の大きさの割に広い立派な浴室だ。木造りの浴室は天井からあの嫌な水滴が垂れて来る事は無いので安心していられる。こうして見ると、築80年という湯之谷山荘だが、建てられた時には既に温泉浴場としてなかなか良く考えられた浴室だなあと感心した。
前から気になっていた、冷泉の真上にある細いパイプ。ガス抜き?か何て思ったりしたが、これだけ広い木造の造りにそれは不要だろう。周りを見渡すと壁に、赤いバルブを捻ると湯滝が出ると書いてある。赤いバルブと言うのはこれしか無いよなあと思いながら捻ってみたら、その細いパイプからババッと温泉が出て湯滝となったのだった。
今までにも何回か湯之谷山荘へ来ていたが、これは初体験だった。
いやあこれもこの温泉独自の工夫である。初代の御主人のお話を聞いてみたかったものだなあ。
冷泉の湯船は立方体の非常に小さい物で、微炭酸泉のためなのか泡は付かず、代わりに細かい湯華が身体に一杯付く。
1人静かに、ぼーっと浸かっていると恍惚とした感さえある。1時間などあっという間に過ぎて行く。
こんな温泉なのでやはり宿泊するか、日帰りでも運よく1人でゆっくり楽しめれば最高である。
ちなみに貸し切り露天風呂は、とってつけた様な感じなので余り好みでは無く入らなかった。
湯之谷山荘は山荘と言うだけあって、霧島の山の中にあり緑が生い茂り、丸尾の街は近いが一線を画した秘湯の温泉と言った雰囲気を持つ。
今回は素泊まりで湯治部屋の方へ泊まったが、清掃は良かったがエアコンが古く、その音がうるさく眠れないので止めて寝たが、山の中であるためか涼しかった。
明け方、河鹿蛙が一斉に鳴きだし鈴の様な音が響き渡っていた。しばらくすると大雨が降りだし、蛙の鳴き声は止んでしまった。
アクセス例:JR国分駅からいわさきホテル行きバスで、湯之谷山荘入り口バス停下車し急坂を400m登る。もしくは、鹿児島空港から霧島温泉丸尾方面行きバスで丸尾バス停下車し、国分行きバスに乗り換え同上。もしくは丸尾からタクシーでワンメーター。
2015/5/03バイクでの訪問です。
ツーリング中に訪れました。以前霧島周辺の湯めぐりをした時になぜか⼊浴していなかったので満を持しての⽇帰り⼊浴です。
バイクですので問題は有りませんでしたが、⼤きめの⾞だと宿の直前の折り返しがツラいかもしれません。
ぬる⽬の浴槽が良かったのですが、⾮常に狭く⻑時間独占できなかったのが⼼残りです。
好きな温泉ですが、炭酸泉になかなか入れない
ここも二回ほどお邪魔しています。
冷(炭酸泉)温(混合泉)熱(硫黄泉)を順繰りに入っていますが、地元の方がおられると炭酸泉が空いていると長湯されるのでなかなか入れないのが残念です。
宿泊すると独占出来る事が多くゆっくりと味わえます。