後生掛温泉外観
夏の景色です。すぐ裏手には地獄のような景色が広がっており、迫力満点です。
公式ページよりお借りしました
地獄を持つ温泉宿の温泉に間違いはないと思います。
旅館入口です。
エントランス
部屋の前の廊下です
部屋に向かいます。廊下には絨毯が敷き詰められています。
小奇麗なイメージでした。
宿泊した部屋 6畳+2畳の広縁 12,000円
宿泊した部屋
この値段としては、少し狭いようにも思えます。
部屋にある洗面
お茶菓子と灰皿
ポットとお茶セット、水
部屋に置いてあるお菓子と湯のみのセット。
テレビ
タオル大小、浴衣、歯ブラシセット
テレビとその下に金庫があります。アメニティーはタオル、浴衣などで一般的な設備、アメニティです。
後生掛温泉 浴室 公式ページよりお借りしました。
至る所木板が張り巡らされた浴室は、東北ならではの雰囲気があります。
箱蒸
|
こちらは、箱蒸です。温泉の蒸気を利用しており、横にある蒸気サウナは75℃程度、箱蒸はもう少し温度が低いそうです。※公式サイトよりお借りしました。 |
食事処・夕食
食事処
食事処です。大広間で集まって食事をします。それぞれのテーブルは間隔があいているので、それほどお互いは気になりませんでした。
4種の小鉢とお吸い物
お吸い物
4種の小鉢とお吸い物とお吸い物です。これ、少し飲んでから撮ったのかもしれません^^;
ボイルしたカニ
岩魚
メインの1つ、ボイルしたカニです。思いっきり食べたい方にはちょっと量が少ないかもしれません。
焼いた岩魚は温泉旅館の定番です。
マグロの刺身
鍋
マグロの刺身と鍋です。
全体的な量はそこそこといった感じでした。
デザート
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最後にデザートがありました。イチゴとメロンはやっぱり贅沢な感じがしますね。 |
正直何故か印象が薄くあまり覚えていません。
ロケーションは素晴らしくまさに秘湯な雰囲気は私好みなのですが不思議です。
いつかもう一度再訪してみたいと思います。
後生掛温泉には2003年と2009年に2度宿泊しました。
何故か印象が強くなくあまり覚えていないのですが、、、、
リニューアルしたという噂もあるのでやはりもう一度訪問してみたいものです。
平均: 5 レビュー
Jun 21, 2021
また行きたい
お風呂場の写真に一目惚れして訪問しました。
雰囲気もお湯も素晴らしく、再訪したいです。
Sep 3, 2019
オンドル宿の泥風呂
後生掛温泉
云わずと知れたオンドルの宿だ。
ロサンゼルスオリンピックの年に、
九州の友人と共に初訪問した。
入口の帳場の天井付近に、
永六輔や、黒ぶち眼鏡をかけた小説家や芸術家の、
オンドルに横たわる四つ切写真がたくさん並んでいた。
その時の風呂の記憶は全くない。
受付時間外で、追い払われたのだろうか。そんな記憶もない。
オンドル大部屋の雑魚寝宿泊は、今でも継続営業されている。
ここでは、通気性の悪い断熱マットのようなものは使えない。
裏面に水滴が溜まり、オンドル床のゴザやムシロが痛むからだ。
やはり、ここでは厳冬の時期に大部屋宿泊したいものだ。
車では来たくないが。
ここ数年、ここへは年1回のペースで日帰り訪問している。
泡々の硫化水素ジャグジー風呂と37℃の泥風呂がお気に入りだ。
浴場入口近くの泥風呂に入っていると、
真正面に見える水汲み場へ宿泊客がやってきて、
魔法瓶で汲んでいく。風呂に入る人:水汲みの人は 2:8 だ。
どれほどおいしいのか、期待を込めて飲んでみた。
大深温泉の湧水をしっかりと味わった後では、
弱い異物感を感じる冷水だった。
ここの泥風呂は、温度も濃度も自由に調整できる。
35℃の濃厚泥風呂に長時間浸かる快感を味わいに、
今年もまた後生掛へ行くことになる。
了
Jun 26, 2019
狭いスペースにいろんな浴槽がたくさん
お湯は好きな硫化水素泉だが、色々と湯船があったり箱湯があったりとなんだか落ち着かない。
結局、普通の湯船に深々と沈んでのんびり入るのが落ち着いてしまう。
Jun 13, 2019
オンドル湯治泊体験
令和元年6月オンドル湯治泊を体験してみた。まず旅館部と一緒になっている総合受付へ行く。
御所掛湯治では部屋だけを借りて2800円程。「布団もでしたね?寝具一式。シーツどうします?」どうしますって「要ります!浴衣も」これで4000数百円支払う。この時点でちょっと嫌な予感がした。
その後、湯治部事務所へ案内され鍵を受け取る。湯治部はオンドル室と畳室とがあるが、オンドル室を希望してみた。
鍵を開けると、何にも無い簡素な細長い小部屋にテーブル1つのみ。あぁやっぱり・・案の定、お茶セットも何もなかった。
私が今まで泊まって来た湯治宿という名前の所では、寝具は当然、お茶セットも付いていた。
中にはお茶菓子まであった所まであった。そりゃ浴衣とかはレンタルしていたが、シーツは当然寝具に付いていて当たり前だったしー。
ふう~とまずため息をいたけど、棒立ちでいてもお茶はやってこない。やかんだ。それと湯のみだ。幸いお茶パックは持って来ている。
また外にある事務所まで行き、やかん108円、マグカップ22円で借りる。伝票には細かく日曜品レンタル額が書かれていた。はぁ~HP見落としていたなあ。付いていて当然だと思っていた。
重ねて言うが、今までこんな湯治宿はなかった。調理用品は全て一式取り揃えられており、勿論無料で使えるというのが湯治宿の売りでもあった。
最寄りの田沢湖駅では、弁当やおにぎりは売り切れており、パン類しかなかった。着くや否や名物の黒玉子は2個買ったが、やはりご飯系も食べたい。
カップのお茶漬け380円かあ。高いなあとつぶやく私に「白ご飯なら160円よ」と勧めて頂いたパックライスにする。「調度いぶりがっこもあるし」と言ったら「そう 何か気配を感じてたのね」とニィッと笑う受付のお姉さん。
あっ、じゃあレンジも借りないと言う私に「いいんじゃない。やかんに入れれば」となる程そうだわ。やかんで15分か。ここはガス代だけは無料なのであった。
色んな事に何度もため息をつきながら、人参丸一本のいぶりがっこを見る。また包丁と皿を借りに行かなければならないのか・・そうだいいや。このままかぶりつけば。
しかしパックライスを食べる箸がない。いかんせん手づかみでは。
はぁーまた事務所へ行き、ムスッとした顔で「割りばし1本下さい」「5円です」
壁にもたれながら、白ご飯を食べいぶりがっこにかじりつく。ボリボリガシガシ・・
温泉宿に来ているが、呆れと腹立ちで半ば放心状態となり、風呂へ入る意欲も失せていた、私のお尻にはオンドル熱がぽかぽかと暖かく、気持ちをなだめてくれていた。
10年以上前だろうか。日帰りで御所掛に来たことがある。その時見た湯治宿はまだ壁も無く、ロープに張られたバスタオルとかで、間仕切りされていた。現在は全て個室タイプとなっている。昔の写真本があり、開くと当時の懐かしい湯治ぶりが、白黒で収められていた。皆で採って来たであろう根曲竹の皮を、皆で取り囲み剥いている。
驚いた事にこの姿が、現代のこのオンドル室でも行われていたのだ。狭い一室にぎゅうぎゅう
詰めで座り、山ほどの根曲竹を囲み皮をむき、そして女性陣が大鍋でそれらを湯がく。皆で宴会のようにして夕げを摂っていた。
昔から繰り返されて来た湯治宿の姿が、部屋こそ変われど受け継がれており、繋がっているその姿に感心した。今で言えばシェアハウスとでも言おうか・・仲間繋がり。
一人が好きな私には無理な光景だった。
御所掛温泉の浴室は狭い。狭いと言うか、酸ヶ湯の3分の1程の広さの浴室に、色んなタイプの浴槽が6種類もあるからだ。
別に狭い露天風呂が1つ。昔から変わらない。何故、地獄を横に持つ温泉宿の露天風呂が、こんなにも小さいのかは謎だ。景観も良くなく、囲まれている所に、黒っぽい灰色の泥湯が満たされているため、何か暗い。源泉はもちろん高温のため、投入量も少ない。
御所掛温泉に来たからには、色んなタイプの風呂を味わわないと意味がない。PH3.7程の硫黄泉のため、酢っぱ臭さが勝ち、硫黄の香りが乏しいが、全てが木造の浴室はワクワクする。
竹枕は固かったが、オンドルは気持ち良かった~。お尻や背中が温かいというのは、とても心地良いものである事を実感。窓からの涼風と相まって、いつしかオンドル湯治「いいなあ~」に変わっている自分がいた。なかなか面白いかも。
朝、カッコウの柱時計が鳴る。1,2・・10で止まった。えっ?もう10時と驚いたが、カッコウはまだ鳴っている。何だ目覚まし時計か。いつまでも鳴っており、早く止めてよと思うが鳴り止まない・・本物だった。
アクセス例:JR田沢湖駅より、路線バス土日のみ八幡平山頂行で御所掛温泉下車。
平日は同駅より鹿角行で、アスピーテライン入り口下車、送迎あり(要連絡)
冬季アスピーテライン閉鎖時はJR鹿角花輪駅送迎あり。
Apr 17, 2019
秘湯地帯にある立派な温泉。立派すぎないところが◎
秘湯が多いこの近辺はどこも泉質がすばらしく、こちらも例にもれず素晴らしい。
その中でも施設が大きくしっかりしているこの後生掛温泉を湯巡りの拠点としたが正解でした。
部屋は鄙びるが、自炊泊も可能で使い勝手が良かった。
木造の温泉設備も大きく雰囲気も文句なく、しっかりと温泉が楽しめる。
立派すぎると雰囲気が損なわれがちだが、こちらは良いバランスだと感じた。
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また行きたい
お風呂場の写真に一目惚れして訪問しました。
雰囲気もお湯も素晴らしく、再訪したいです。
オンドル宿の泥風呂
後生掛温泉
云わずと知れたオンドルの宿だ。
ロサンゼルスオリンピックの年に、
九州の友人と共に初訪問した。
入口の帳場の天井付近に、
永六輔や、黒ぶち眼鏡をかけた小説家や芸術家の、
オンドルに横たわる四つ切写真がたくさん並んでいた。
その時の風呂の記憶は全くない。
受付時間外で、追い払われたのだろうか。そんな記憶もない。
オンドル大部屋の雑魚寝宿泊は、今でも継続営業されている。
ここでは、通気性の悪い断熱マットのようなものは使えない。
裏面に水滴が溜まり、オンドル床のゴザやムシロが痛むからだ。
やはり、ここでは厳冬の時期に大部屋宿泊したいものだ。
車では来たくないが。
ここ数年、ここへは年1回のペースで日帰り訪問している。
泡々の硫化水素ジャグジー風呂と37℃の泥風呂がお気に入りだ。
浴場入口近くの泥風呂に入っていると、
真正面に見える水汲み場へ宿泊客がやってきて、
魔法瓶で汲んでいく。風呂に入る人:水汲みの人は 2:8 だ。
どれほどおいしいのか、期待を込めて飲んでみた。
大深温泉の湧水をしっかりと味わった後では、
弱い異物感を感じる冷水だった。
ここの泥風呂は、温度も濃度も自由に調整できる。
35℃の濃厚泥風呂に長時間浸かる快感を味わいに、
今年もまた後生掛へ行くことになる。
了
狭いスペースにいろんな浴槽がたくさん
お湯は好きな硫化水素泉だが、色々と湯船があったり箱湯があったりとなんだか落ち着かない。
結局、普通の湯船に深々と沈んでのんびり入るのが落ち着いてしまう。
オンドル湯治泊体験
令和元年6月オンドル湯治泊を体験してみた。まず旅館部と一緒になっている総合受付へ行く。
御所掛湯治では部屋だけを借りて2800円程。「布団もでしたね?寝具一式。シーツどうします?」どうしますって「要ります!浴衣も」これで4000数百円支払う。この時点でちょっと嫌な予感がした。
その後、湯治部事務所へ案内され鍵を受け取る。湯治部はオンドル室と畳室とがあるが、オンドル室を希望してみた。
鍵を開けると、何にも無い簡素な細長い小部屋にテーブル1つのみ。あぁやっぱり・・案の定、お茶セットも何もなかった。
私が今まで泊まって来た湯治宿という名前の所では、寝具は当然、お茶セットも付いていた。
中にはお茶菓子まであった所まであった。そりゃ浴衣とかはレンタルしていたが、シーツは当然寝具に付いていて当たり前だったしー。
ふう~とまずため息をいたけど、棒立ちでいてもお茶はやってこない。やかんだ。それと湯のみだ。幸いお茶パックは持って来ている。
また外にある事務所まで行き、やかん108円、マグカップ22円で借りる。伝票には細かく日曜品レンタル額が書かれていた。はぁ~HP見落としていたなあ。付いていて当然だと思っていた。
重ねて言うが、今までこんな湯治宿はなかった。調理用品は全て一式取り揃えられており、勿論無料で使えるというのが湯治宿の売りでもあった。
最寄りの田沢湖駅では、弁当やおにぎりは売り切れており、パン類しかなかった。着くや否や名物の黒玉子は2個買ったが、やはりご飯系も食べたい。
カップのお茶漬け380円かあ。高いなあとつぶやく私に「白ご飯なら160円よ」と勧めて頂いたパックライスにする。「調度いぶりがっこもあるし」と言ったら「そう 何か気配を感じてたのね」とニィッと笑う受付のお姉さん。
あっ、じゃあレンジも借りないと言う私に「いいんじゃない。やかんに入れれば」となる程そうだわ。やかんで15分か。ここはガス代だけは無料なのであった。
色んな事に何度もため息をつきながら、人参丸一本のいぶりがっこを見る。また包丁と皿を借りに行かなければならないのか・・そうだいいや。このままかぶりつけば。
しかしパックライスを食べる箸がない。いかんせん手づかみでは。
はぁーまた事務所へ行き、ムスッとした顔で「割りばし1本下さい」「5円です」
壁にもたれながら、白ご飯を食べいぶりがっこにかじりつく。ボリボリガシガシ・・
温泉宿に来ているが、呆れと腹立ちで半ば放心状態となり、風呂へ入る意欲も失せていた、私のお尻にはオンドル熱がぽかぽかと暖かく、気持ちをなだめてくれていた。
10年以上前だろうか。日帰りで御所掛に来たことがある。その時見た湯治宿はまだ壁も無く、ロープに張られたバスタオルとかで、間仕切りされていた。現在は全て個室タイプとなっている。昔の写真本があり、開くと当時の懐かしい湯治ぶりが、白黒で収められていた。皆で採って来たであろう根曲竹の皮を、皆で取り囲み剥いている。
驚いた事にこの姿が、現代のこのオンドル室でも行われていたのだ。狭い一室にぎゅうぎゅう
詰めで座り、山ほどの根曲竹を囲み皮をむき、そして女性陣が大鍋でそれらを湯がく。皆で宴会のようにして夕げを摂っていた。
昔から繰り返されて来た湯治宿の姿が、部屋こそ変われど受け継がれており、繋がっているその姿に感心した。今で言えばシェアハウスとでも言おうか・・仲間繋がり。
一人が好きな私には無理な光景だった。
御所掛温泉の浴室は狭い。狭いと言うか、酸ヶ湯の3分の1程の広さの浴室に、色んなタイプの浴槽が6種類もあるからだ。
別に狭い露天風呂が1つ。昔から変わらない。何故、地獄を横に持つ温泉宿の露天風呂が、こんなにも小さいのかは謎だ。景観も良くなく、囲まれている所に、黒っぽい灰色の泥湯が満たされているため、何か暗い。源泉はもちろん高温のため、投入量も少ない。
御所掛温泉に来たからには、色んなタイプの風呂を味わわないと意味がない。PH3.7程の硫黄泉のため、酢っぱ臭さが勝ち、硫黄の香りが乏しいが、全てが木造の浴室はワクワクする。
竹枕は固かったが、オンドルは気持ち良かった~。お尻や背中が温かいというのは、とても心地良いものである事を実感。窓からの涼風と相まって、いつしかオンドル湯治「いいなあ~」に変わっている自分がいた。なかなか面白いかも。
朝、カッコウの柱時計が鳴る。1,2・・10で止まった。えっ?もう10時と驚いたが、カッコウはまだ鳴っている。何だ目覚まし時計か。いつまでも鳴っており、早く止めてよと思うが鳴り止まない・・本物だった。
アクセス例:JR田沢湖駅より、路線バス土日のみ八幡平山頂行で御所掛温泉下車。
平日は同駅より鹿角行で、アスピーテライン入り口下車、送迎あり(要連絡)
冬季アスピーテライン閉鎖時はJR鹿角花輪駅送迎あり。
秘湯地帯にある立派な温泉。立派すぎないところが◎
秘湯が多いこの近辺はどこも泉質がすばらしく、こちらも例にもれず素晴らしい。
その中でも施設が大きくしっかりしているこの後生掛温泉を湯巡りの拠点としたが正解でした。
部屋は鄙びるが、自炊泊も可能で使い勝手が良かった。
木造の温泉設備も大きく雰囲気も文句なく、しっかりと温泉が楽しめる。
立派すぎると雰囲気が損なわれがちだが、こちらは良いバランスだと感じた。