約30分で浴槽内の温泉が入れ替わるほど新鮮なドバドバ温泉
- 公開日
- 2018/11/13
- 最終更新日
- 2019/09/09
- 投稿者
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管理人総合評価
4.3
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ユーザーの評価(1件)
3.6
海岸沿いにある御崎浜温泉 浜の湯です。直前に水無海浜温泉に行っていたのですが、地図上すぐ近くなのであっという間に到着かな~なんて思っていたところ、大間違い、、、。
地図上は近くても実際は温泉間に道はなく、内陸から迂回しなければならずかなり時間をロスしてしまいました。
浜の湯は小さな港町間の海沿いの温泉で635号最後の港の手前にあります。
今現在は外来者を受け付けていますが、以前は外来者のマナーの悪さから一度地元の方以外は入浴が不可になっていたそうです。
私たちが訪れる時も「大丈夫かな~?」と心配ながらにとりあえず行ってみる事にしました。
駐車場は7~8台ほど停めれそうな広さです。
「ご利用の皆様へ」という外来者向けの看板がありました。どうやら入れるようです。よかった~。
入口から入ってすぐの風景はこんな感じで脱衣所と浴室の間に中途半端な壁があるだけの簡易的な作りです。
脱衣所と浴室の間の壁に青い寸志箱がありますので必ず感謝の気持ちとしてお金を入れて入浴してくださいね。
混浴ですが着替えもしにくいし入りにくいので結構女性には厳しい作りだと思います。
バスタオルや水着は禁止です。湯着必須な温泉ですので忘れずに。
約30分で浴槽内の温泉が入れ替わるほど新鮮なドバドバ温泉
10年ほど前に改築し、浴槽の大きさが倍になったそうで8人前後入れそうな立派な大きさの浴槽になりました。
成分で鉄錆色にすっかりとコーティングされた床や浴槽を見た瞬間、「あ~もうこれは確実でしょう」と呟いてしまいました。
湯量はドバドバで、コーティングされた床の上を気持ちいいぐらい勢いよく溢れだした湯が流れていきます。
浴槽内に満たされた温泉は、透明で細かい茶色の湯ノ花が舞っていました。
町の方とご一緒したので少しだけお話しましたが、毎日お湯を抜いて掃除しているそうです。
浴室は隅々までとっても綺麗でした。ありがたいですね。
8:30~9:30、11:00~14:00 ぐらいが比較的すいているよ、という事だったので1人で入りたい方は狙っていくといいかもしれません。
浴感は肌を触るとキュッキュッしている引っ掛かりのある感じで、出たあとはサラサラとし爽快感があります。
薄い鉄、薄いダシ、炭酸味で、甘い鉄の香りがしました。
浴槽の横に積まれた石の間からジャバラホースがニョッっと出ていて湯船に浸かっています。
湯の溢れ具合から、これは結構な湯量が入っているんじゃないかと思いホースを上げてみたところ、「おぉ!これはなかなか!」とニンマリ。これはドバドバ認定ですね!(勝手に(笑))(*^^*)
恐らくこの浴槽が30分で満タンになるぐらいの毎分100Lほどが投入されているかと思います。
源泉は山の方にあり、少しパイプを回して冷ましてから投入しているらしく、源泉口では43.5度、浴槽では42.5度と最適な温度になっていました。
上を見上げると年季の入った木とポリカの波板でできている屋根はB級具合が素敵で日の光を通すので浴室内が明るく雰囲気がいいです。
窓からは海が見えますが、残念ながら浴槽に浸かった状態では海を眺める事はできませんでした。
海面から近い事もあり、風の強い時は波しぶきが入ってくるので入浴は難しいそうです。
そうそう、そういえばフナ虫が少しだけいました。
源泉のホースをあげたらホースのすぐ横にフナ虫がいて「ひゃっ~」とビックリしてしまいましたが、夏になったらもう少し多くなるかもしれません。
以前は道路に看板が出ていたそうなのですが、一度外来者不可にした際にとってそのままのようです。
しかし一度外来者不可にしたのに外来者OKへ変えるというのはあまり聞いた事がありません。
きっと素敵な温泉なので惜しむ声が多く改めて開放してくれたのだと思います。
その気持ちに答えるように私たち外来者はマナーを守り、感謝の気持ちを持って利用させてもらいたいですね。
これから行く方はぜひよろしくお願いします。
これはいい温泉!海沿いだけど海は見えませんけど気にしない。
朝一に水無海浜温泉に行った後に口直し?に行ってみました。
レンタカーのナビだと出なくて、グーグルマップでもあんまりしっかり場所がわからなかったので5分くらい近くをうろうろしてなんとか見つけて入ってきました。
地元の方がいらっしゃらなかったので一人で温泉を堪能。
ドバドバ投入されている温泉が新鮮でいい感じ。
お風呂に入っていると海は見えませんけどいいお湯です。
この際、恵山温泉にもいけばよかったかと後になって後悔したのでした
(時間的に営業してなかったと思いますけど)