地元の方に人気の温泉銭湯 ヌルツルのモール泉が魅力
- 公開日
- 2019/11/05
- 最終更新日
- 2020/01/28
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管理人総合評価
3.6
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ユーザーの評価(1件)
3.6
遊亀温泉は地元の方たちに愛される温泉銭湯だ。
JR南甲府駅から徒歩10~15分とアクセスもよく住宅街の中にある。
地元の方か知ってないとわからないような場所にある温泉銭湯である。
遊亀温泉は印象的な良い湯で好みだったのだが、1月に訪れ浴室は湯気だらけ。
なかなか良い写真が撮れず記事として書くのが後回しとなってしまった。
ツルツルの良質なモール泉が気持ちいい
L字型の浴槽があり、浴槽は熱い湯(44~45度)、適温の湯(41~42度)、若干ぬるめの湯(40~41度)と3つに区切られている。
地元の方たちは皆適温の湯へ浸かっていて他の浴槽には誰もいなかったのでとりあえず鮮度の良さそうな熱めの浴槽へ入る事に。
熱い湯の浴槽は上写真の通り、45度が源泉がドカドカと投入されている。
浴槽は1~2人が入れるぐらいの小さなもの。これだけの量の源泉が投入されれば源泉温度ほぼそのままでは?というほど熱くなる。
熱い湯が苦手な私にはかなりの気合入浴となったがモール泉ならではのツルツル感と泡付きも感じられ、長くは入っていられなかったが湯の良さは味わえた。
湯気でもうもうの喚起の悪い浴室が非常に残念ではあるが、源泉投入量はとにかく多く新鮮な湯が味わえる。
湯の色は黄褐色がかった透明といったいわゆる甲府盆地によくあるモール泉といった色で、よくみると茶色の湯の花が舞っている。
適温の湯へは地元の方たちが皆して入っているわけだが、やはり熱い湯では長い間入っていられない事もありお邪魔してみた。
こちらの浴槽はジャグジー付で適温でいいのだがどうも落ち着かない。
結局最終的にはぬるめの湯で落ち着いた次第だ。
脱衣所は100円はいらないタイプのロッカーあり。現在はわからないが、この頃は昭和的なレトロ感が漂っていた。 とにかく地元の方たちに人気なのが伺え、ひっきりなしに人が入って来て楽しそうに会話している。 地元の方たちの為の温泉銭湯。お邪魔しています、と謙虚な気持ちで温泉をいただこう。 |
源泉100%モール泉の大衆浴場
遊亀公園の裏側にある住宅地の中にあり、解りにくかったが湯煙が上がっているのを目印に行き到着。
番台で入浴料430円を支払う。看板やロッカー、脱衣籠など昭和の香りがのこっていてほのぼのする。地元密着の人気の温泉の様で、次から次へ人が入ってくる。
温泉へ入ってみて、直ぐ人気の温泉である事が解る。ぬるめと熱めの2本の源泉を持ち、それらを調整し源泉100%のかけ流しとしており、その源泉がドバドバと投入されている。
しかも泉質が温まりの湯であり、美肌の湯であるのだから、人気でない訳が無い。共同湯に於いては「温まる」という事は一番好まれる条件の様に思う。5分も浸かっていなくても汗が吹き出て来る。
薄い薄いコーヒー色の温泉で浴感はツルツル。カランやシャワーも源泉。何と言う贅沢な大衆浴場だろう。
3つの浴槽がくっついており、ライオンの口から源泉が出る浴槽が一番熱く、サッと浸かりサッと出た。その湯が手前の浴槽に流れ込んで行っており、次に熱かった。右手側の源泉が投入されている浴槽が一番ぬるく、ここに浸かっていた。
季節により入り分けができるのも良いが、いずれにしろナトリウム泉なので直ぐ温まり、バス停まで汗が止まらなかった。
60年以上前からあった温泉だそうで、温まり過ぎるくらい良く温まる極上大衆浴場だった。
アクセス例:JR甲府駅より路線バス伊勢町方面行きで遊亀公園下車。公園を抜け公園裏手方面へ徒歩5~6分