世界遺産白神山地と赤石川に囲まれた大自然にある秘湯
- 公開日
- 2019/08/28
- 最終更新日
- 2019/10/17
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現役マタギの方が経営されている熊の湯温泉。
赤石川沿いの道を奥へと走ったあたりにポツリとある携帯の電波もない秘湯の宿である。
宿のお客さんは目の前に流れる赤石川の釣り客が多いようだが、こちらのご主人は白神山地のトレッキングなどのガイドもしており、くろくまの滝(日本の滝百選)1時間コース、奥赤石ブナ遺伝資源保存林2時間コースなどコースも豊富にある。
現役マタギの方のガイドで白神山地の散策をするのも楽しそうだ。
宿から目線で撮った写真だが、残念ながら目の前にある赤石川がまったく見えない、、。
赤石川は金鮎が釣れる事が有名であり日釣券800円、おとり一匹600円で釣りを楽しむ事ができる。
食事処もあり、予約をすれば昼食で、金鮎の定食1300円、岩魚1200円の定食を食べる事ができるらしい。
訪れた時には知らなかった為食べ損ねたがもしまた行く事があれば昼食をこちらで食べてみたいものだ。
また名物?熊汁があるそうで、これは宿泊すれば追加料金で食べれるとのこと。
その他、トレッキングガイドを頼んだ方も昼食で出してもらっていたようなブログもあったのでもし食べたい方は電話で確認してみた方がいい。
熊のお肉が豊富に入っていて臭みがなくてやわらくておいしい!というコメントが書いてあったので私としても少々気になる。。。
茶色くそまったグラデーションのような岩の浴槽、床に波打つ析出物が印象的
※現在浴室はリニューアルされ、少し変わったようです。
湯船は2つに分かれており、左側の浴槽は35,8℃の源泉を加熱して40℃前後となっている。
右側の浴槽へは左側の浴槽から流れ出た湯がためてありかなりぬるめ。
左側にある蛇口からは非加熱源泉が常に流れ出ており投入量としてはだいだい10L/minぐらいだろうか。湯船からのオーバーフローも多くはないが少しずつ流れ出ているようでかけ流しのようだ。
時期にもよるだろうが、カランから非加熱源泉が出しっぱなし状態で出ていたので湯船へ入れてくれれば、、、などと思ってしまった。
湯の印象としてはギシギシとした浴感があり飲んでみると薄い塩味と鉄味。
塩素が投入されているという表示があったが塩素臭は感じられなかった。
宿の敷地内奥には檻らしきものが見えた。
なんだろう、と思い近づいてみるとツキノワグマがいてびっくり。
私が近づくと立ち上がったのでさらにびっくり。後ずさってしまった。
この熊は飼育しているのか、、、それとも熊汁になるのかは謎である。
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