地元の方に愛される、溢れだしに驚く卵臭香る極上温泉
- 公開日
- 2019/06/04
- 最終更新日
- 2019/11/01
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-
管理人総合評価
4

大隅半島、垂水市海潟の海沿いにあるレトロ感満載の「海潟温泉 江之島温泉」
手書きで手作りの看板をたどっていくと奥の方へ、鄙びたというか、古びたというか、、、レトロな共同浴場が建っている。
なんとも素朴で、のんびりと癒される、そんな空間に感じた。

外観
沖縄にでもありそうな石でできた塀があり、その奥へは共同浴場の建物。
この頃はそれほど古びた感じはなかったが、現在の写真を公式ページで見るとなかなかな古びた雰囲気がまたたまらない良さをかもしだしている。レトロ好きな方に好みな雰囲気ではないだろうか。

「今日もかけ流しのいい温泉溢れています」

営業時間6:30~21:00
入口には「今日もかけ流しのいい温泉が溢れています」というこだわりの表示
床に溢れ出す卵臭香る極上温泉 鹿児島県ならではの浴槽の形が好き

内湯 男女各1
浴槽の形は鹿児島県ならではの形。湯量が多いところが多いからだろうか、温度高めの源泉がドバドバと投入される浴槽の手前へその源泉が流れ込み適温、または少しぬるめに設定された湯船がある。
熱い湯が苦手な私は手前の湯船でまったり。温度は40度~41度で長湯できるぐらいだ。
一見特徴のない温泉にみえるが、さわやかな卵臭がプーンと香る。

勢いよく投入される源泉♪
浴槽の中をよーく見てみると白っぽい湯の花が大量に舞っている。
源泉投入量は30~40L/毎分ほど。

リニューアル後の湯口 すさまじい勢い! ※公式ページよりお借りしています
しかしながら現在は60L/毎分以上ではないかと思うほど投入量が激烈に増加している。
そういった湯量が多くなった事で鮮度が上がり、さらに極上湯になっているとは思うが。温度もおそらく昔より高めに設定されているのではないだろうか。
どっちがいいのか、、、私としてはぬるめが好きな事もあるのでリニューアル前の方が肌にあっているのかな?

良質な湯がたっぷり入った浴槽

洗い場はカランのみ(現在はリニューアル済でシャワーあり)
2005年は写真にある通り、カランがあるだけ。
リニューアル後についてはカランの他にシャワーも完備。シャワーからは源泉が出てくるとの事。

簡易的な脱衣所

海が目の前というロケーション
当時の脱衣場は簡易的で昔ながらの脱衣所そのもの。リニューアル後の脱衣所は、木の香りが漂うような木造の綺麗な脱衣所にはなっているが、基本的には籠が置いてあるだけのもの。
貴重品などは持ってこない方がいいだろう。

超絶景な景色
江之島温泉の路地を出てすぐに広がる桜島、絶景の景色。
毎日こんな素晴らしい景色を眺めながら、江之島温泉のような極上湯に入れたら、疲れもあっという間に吹っ飛び、気分のいい毎日が過ごせそうだ。

リニューアル後の外観 今もレトロ

リニューアル後の浴室
上記2点の写真は公式ページからお借りしたもの。
現在リニューアルされたが、当時のレトロ感を残しつつリニューアルをしたようだった。
江之島温泉は温泉マニアの間でも評判がよく、私も鹿児島県へ行ったら必ず寄りたいと思っている温泉である。
いつまでもこの古びた雰囲気を大事に守って行ってほしいと思う。
レトロなタイル風呂がとても美しい温泉
2019.11月訪問。レトロなタイル風呂の温泉。この湯舟が何と言っても良い。タイルの蛍光グリーン色が美しく、所々剥がれ落ちた部分も味わい深い(女性用湯船の方がタイルの緑が美しいようである)
湯舟は水色と紺の格子タイル張りで、湯が薄青っぽく見え、更に淵のグリーンと見事にマッチし、非常に美しい湯船を作り上げており、目は釘づけになる。
更にこの湯船を際立たせているのが、壁の下部がピンクタイルで細くグリーン枠で囲まれ、上部は木造となっている浴室である。
その美しい湯船は2つに仕切られ、奥の湯船には、先が2つに分かれたパイプから源泉が投入されていた。これもまた珍しい造りだ。
パイプの左右からドバドバ出る源泉が、湯に流れを作り、白い小さな湯華が浮いている。
手前の湯船から溢れ出た源泉で、床がかなり滑る。
ph9.3の単純アルカリ泉だが、ナトリウムも多く含まれ、味は薄く玉子味がする。加水・加温・循環無しの完全放流かけ流し温泉で「純温泉」との表示があった。
湯温は熱めだが、これだけ湯に動きがある為、とても気持ちが良い。水風呂も用意されている。
共同浴場のため、シャワーやカランは有るがソープ類は無し。ドライヤーも無し。
レトロな受付で300円の入浴料を払い、横のレトロで簡素な浴場へ入る。
そこには、レトロ好きにはたまらないような湯船が迎えてくれる。
タイル風呂良し、ザーザー源泉かけ流し良し、鹿児島の温泉はホンにヨカバイ。
しかし、桜島は毎日噴火し続けており、桜島口からこちらの方向は、特に秋口から灰が積もり、住人は大変だそうである。
アクセス例:桜島港より垂水行き路線バスで海潟下車。海岸方向へ入り更に右手に進む。徒歩5分程。
熱くて気持ちいい!
垂水あたりは立ち寄り湯が少ないイメージですが、
Googleマップで調べたところ出てきたのがこの温泉でした
たどり着くのになかなかの不安がつきまといますw
本当にここで合ってるのか??と思えるような場所にあり、
海の前の海岸線に車を止めて、その前のお宅の路地を抜けると
民家の庭先に出ます。そのお家の前にある料金箱にお金は
勝手にいれるシステム。ちょうど入る時に地元の方がでてこられて
ちょうど貸し切りだよー!と教えもらいました。
洗い場もなし、アメニティもなし、ロッカーもなし
セキュリティなしシステムですので、貴重品は手元に置いていたほうがいいですね。お湯は常にドバドバと掛け流しで
溢れ続けています。しかし、少々熱めなので入るまで忍耐が必要です。あまり長湯はできませんが、お湯の新鮮さがとても気持ちいい温泉です。
思い出
記事一枚目の外観で興奮してしまい、横の駐車場に停めるときに、急がねばと慌てて輪止めかを乗り越しそうになった。
湯質、佇まい良し。確か個人持ちの経営だったような。なんと贅沢。
湯量が半端ない
こんなところに温泉が?みたいな場所ですw
錦江湾沿いです。桜島に渡り、車で温泉さがしをしていたところに
看板が見つけて、ググりながら到着しました
いつもは管理人さんがいるような雰囲気でしたがその時は無人でした
一人入湯料250円でした。受付とはまた別の隣の小屋が江ノ島温泉です
入ると広々としてほんのり卵臭、湯量が多くてテンション上がります
気持ちいいです!!ピリリッとした感じなのにずっと浸かっていたくなるようなお湯です。不思議です
これは毎日でも入っていたい温泉です。
桜島では他にも3件ほど回りましたがここがイチバンのお気に入りです