新明館の系列で郷愁感と品格を備えた露天風呂があるお宿
- 公開日
- 2019/02/02
- 最終更新日
- 2019/09/07
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管理人総合評価
4
![黒川温泉 山みずき1](https://hikyou.jp/wp/wp-content/uploads/2019/02/b7d3e6f10f64b47d4bc23a3ab2c53734.jpg)
全国屈指の人気を誇る黒川温泉は、年間100万人が訪れるという温泉です。
一時は危機的状況へおかれ、それを新明館の方が先頭に立ち、町ぐるみで立て直しました。その結果が今の黒川温泉そのものです。
町ぐるみで建て直しを図るという事は並大抵の事ではありません。他の温泉街にはなかなか真似はできないでしょう。
![敷地はかなり広い](https://hikyou.jp/wp/wp-content/uploads/2019/02/4859011743452c65d5c811d2834d6695.jpg)
敷地はかなり広い
![敷地内](https://hikyou.jp/wp/wp-content/uploads/2019/02/e99d9240112fb0c98d0352a424c992ce.jpg)
敷地内
黒川温泉の中で旅館の造り、接客が一番気に入ったのは山みずき。ここは新明館の人が新たに作った旅館らしい。さすが新明館の人、と言う程何処にも負けないすごい造りだ。他の旅館と違うのが格式を感じるところ。歴史は差ほどないはずなのに黒光りした柱や廊下など、外には広い敷地の中へライトで雰囲気作りがされた遊歩道など何処もすばらしい。
![幽谷の湯 混浴](https://hikyou.jp/wp/wp-content/uploads/2019/02/ca78c5e2ff8500e726bb6ef29f3a2c4b.jpg)
幽谷の湯 混浴
目の前には川があり、少し前に行くと見えるほど川が近い。湯船は40人ほど入れる程大きく開放感がある。ここは山門が小さく端のほうへ建っている。山門から打たせ湯が3本流れ落ちている。
【木もれびの湯】女性用
女性用の露天風呂は2箇所あり、メインの露天風呂に負けないほどいい露天風呂だ。一つ(左写真)は川沿いにあり、もう一つの森の湯はその名の通り、森林浴のできるような緑に囲まれた温泉。
女性用露天風呂からメインの混浴の方へは「裸の散歩道」という遊歩道がありそこを歩いて行くと辿り着ける。
私はタオルを巻き、裸足で歩いていったが雪の中裸足は間違いなく無謀・・・。泣きそうになったのは言うまでもない。
![さすがに裸で歩く気にはなれない雪道](https://hikyou.jp/wp/wp-content/uploads/2019/02/9e374e382a4c29ce8d9bafa20c8355af.jpg)
さすがに裸で歩く気にはなれない雪道
![雪道](https://hikyou.jp/wp/wp-content/uploads/2019/02/2678aa588a4e098685ced0a876acc26c.jpg)
雪道
宿の中は黒光りした木で高級感のあふれる静寂な空間がある。光りをうまく使った竹のオブジェなど他の宿とは一味も二味も違う完璧な造りと言っていいだろう。
川沿いの大きい露天風呂
日帰りで山みずきの温泉に入浴!
温泉街からはちょっと離れてる所にあります!
まぁ、最高のお湯ですな!
黒川温泉の旅館はどこも素敵ですが、山みずきのお風呂が1番好きかな!
はしご券みたいな札があるから、いろいろはしごして回るのがおススメだよ!
看板猫もいて、落ち着いた雰囲気!
写真は山みずき関係ないけど、黒川温泉!
川や滝と一体化しているような素晴らしい景観
温泉は撮影禁止だったので、敷地に入ると見えた茅葺風景、日帰り温泉窓口の喫茶店入口とその看板ネコの写真をアップします。温泉は露天と内湯がありますが、内湯にも洗い場はありませんでした。露天は川沿いにあり、前日の雨の影響で温泉が川に飲まれたようで、温泉の中には紙屑のようなものがいっぱいでしたが、そんな事が気にならないほど景観が素晴らしく、濁流になった川、奥に見える滝など感動しました。黒川で10か所ほど廻りましたが、景観はダントツに一番です。
町が近い温泉は、どうしても露天の周りに柵で目隠しされていますが、ここは町から少し離れた場所にある為、目隠し無しで川と一体化しており、開放感も素晴らしいです。