ウットリしてしまう青透明の美しい湯
- 公開日
- 2019/01/20
- 最終更新日
- 2020/08/16
- 投稿者
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管理人総合評価
4
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ユーザーの評価(3件)
3.1
※2020年8月16日料金、夏の時間を訂正しました。
新穂高ロープウェイ第一乗場近くにある中崎山荘。周辺には数件の旅館やホテルがあり山間に位置する事もありお宿の周辺は山の景色が美しいです。
中崎山荘は平成22年4月にリニューアルした日帰り施設で、以前は川の向かいにあったそうですがリニューアルと共に今の場所へ移りました。
建物はまだあたらしく今風の和な建物です。
館内は木を基調としたあたたかみのある雰囲気で好感がもてます。
立派な食事処もあり、食事もできます。私たちが行った時はカレーやラーメンならできるよと仰っていましたがお腹があまりすいていなかったので今回は遠慮しました。
食事処の雰囲気もいいのでゆっくり食事をした後に温泉なんてのもいいかもしれませんね。
食事処の他に休憩所もありました。
赤ちゃん連れで訪れましたが、赤ちゃんが泣いている時に中崎山荘のご主人が人形を持ってきてくれました。ご主人、ありがとうございました!
檜の浴槽になみなみと注がれる神秘的な青白い湯
浴室へ入ってみて「わっ!」と声をあげて驚きました。
青っぽい温泉だとは思っていたけど、よくある青系に白濁した湯かななんて思っていたのでこんなにも青透明で美しい湯だとは思っていませんでした。
この日は天気がよかった事もあり、太陽の光が湯面を照らしますますキラキラと美しい!もうウットリです。
加水はされていますが、この湯口を見てください!
見事なドッバドバです!
全自動で湧き水と源泉をブレンドして調節しているらしく、湧き水の割合は20%ぐらいだそうです。
しかしなんといってもこんなに投入されているのにこんなに青いってのがすごいですよね。
通常青い湯は結構何日もたって酸化させて青くしているところが多いので鮮度が抜群で青い湯というのはかなり貴重だと思います。
この温泉、加水なしで入ってみたいな~~~~。
浴感はツルツルで入った感じも好みです。若干硫黄の香りがし、大量の白い湯ノ花が舞っていました。味は少し甘味があるような味でした。
露天風呂は別源泉で透明の湯です。
浴槽の横には別府のひょうたん温泉で見たことのある竹製温泉冷却装置があり、竹からポタポタと源泉を落として冷却して適温にするというすばらしい方法を利用し源泉100%にしてます。
こちらの透明な湯には一瞬入ったのみですぐに青い湯へ戻ってしまったのですが、あっさりしていてわずかな硫黄の香りがする良い湯でした。
ただ内湯の青い湯が気に入りすぎて、露天風呂になかなか目が向かずな感じになってしまいました。。
値上げの波
青白い温泉?に惹かれて訪問。
事前情報より値上げされており、少し高いなぁと思いつつ入場。
施設は比較的綺麗で、休憩所もあり待ち合わせに便利です。
温泉はほぼ無色で、薄く濁っている感じ。
湯の花のような物が底に沈殿しており、歩くと舞う。
水を足しているせいか匂いは強く感じない。
飲水場所があるが現在は水しか飲めない模様。
露天風呂は木の枝を伝って湯温を冷まして
源泉を楽しめるが、空気に触れる時間が長いからか
元からなのか香りは少なめ。
色は無色透明に近い。
サウナもあったようだが、今は壊れて入れなくなっていた。
湯上がりは少しピリついたが、すぐにしっとりした。
相方さんは何ともなかったそうだが、私の場合
足裏は乾燥してカサカサになったので、
肌の弱い方は保湿剤持参が良いだろう。
登山客が多い湯の花系の温泉
奥飛騨温泉郷巡りをしている際に立ち寄りました。
温泉郷からさらに山に入った先にある温泉で、登山客が多いようです。
新しいのかとても綺麗で立派な建物で、温泉は湯の花が舞う薄く濁った硫黄泉。
露天は源泉を冷やすためか大きな萱の壁を伝うように落として投入しているので、湯の花が萱に付着して湯舟にはほとんど湯の花がありませんでしたが、とても珍しい光景で、投入される音も気持ちよくてしばらく浸かりながら見入っていました。
安く魅力的な温泉が多い温泉郷にあると900円は少し高めな感じでしたが、普通に考えると高過ぎとまでは言えないかなと思いました。 (他が安価過ぎると言えるかも知れません)
新穂高・奥飛騨温泉郷では希少な温泉
新穂高・奥飛騨温泉郷では稀な、薄青い色を持ち、硫黄泉ではないが硫黄の香りもする温泉であり、こういう湯に出会うと嬉しくなる。この辺り透明な余り特徴の無い湯が多いので、余計に引き立つのかも知れないけれど。アルカリ泉で薄濁りの湯と言うのも珍しい。
内湯では、白い大きな湯花も多量に沈殿しており、歩くと舞い上がる。木の湯船の淵や湯底が滑る。加水されてはいるが良い湯だ。
あ~この湯がお宿として味わえたらどんなにいいかと思う。御主人に尋ねたら昔、宿として営業していた時代があったそうだ。残念・・
内湯から続く露天風呂は、壁の様になった笹竹(竹箒が集まった様にも見える)を伝って、高温泉が冷めるという冷却装置により、浸かれるようになっている。こちらは透明の湯で、小さな岩風呂。風景は臨めない。
更衣室は広く綺麗だが、入浴料金が900円という、小さな日帰り単独施設としてはお高い。とうとう900円という高値まで値上がったか・・しかしこの辺りに来た際はやはり寄ってみたい温泉ではある。食事処も併設されており、夏季の入浴は、8時30分からオープン。
アクセス例:JR高山―新穂高ロープウェイを結ぶ路線バスで、新穂高温泉(新穂高ロープウエイの1つ前)下車。上方に徒歩2分程。