燕が住む温泉街の外れにある緑に囲まれた硫黄のにごり湯
- 公開日
- 2019/01/01
- 最終更新日
- 2019/09/08
- 投稿者
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管理人総合評価
3.3
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ユーザーの評価(3件)
4.2
妙高山麓、標高1100mの地点にある燕温泉はその名の通り岩ツバメの群生地。
温泉宿の間にある坂を上っていくと宿の軒下へはツバメの巣がずら~っと並ぶ。
ここへ来て、ツバメ温泉、なるほど~と納得する。
燕温泉へは昔ながらのお土産屋さんがあったりと小さい温泉街ながらの雰囲気を楽しむ事ができる。
温泉街の周りは大自然。燕温泉は妙高山への登山口としても有名。
近くには燕温泉スキー場もあり、冬のスポーツにも秋の紅葉狩り登山にも適した温泉だ。
湯の花は大量!硫黄臭が気持ちいい露天風呂
写真は白とびし、まるで超乳白色のように見えるが実際はもっと薄く透明な湯に沢山の湯ノ花のせいで白濁してみえるという湯。匂いは硫黄のいい香り。飲むと味は薄め、何味だったかは覚えていない。景色は見てのとおりまるで林の中にいるような景色だった。
パイプからは惜しみなく湯が注ぎこまれている。
脱衣所はとても簡易なもので隙間が沢山ある。男女の仕切りはすだれなので男女ともお互い丸見えだった。という事で私はゆゆ着にて入浴した。右の写真は開湯百周年記念碑。長い歴史がある。
紅葉の時期も最高でした(再訪)。近くにもう一つ「河原の湯」もあります
とても素晴らしい事は以前に2回訪問した時に知っていたため、3度目の来訪です。
今回は紅葉の時期である10月下旬でしたがやはり最高でした。
「黄金の湯」は温泉街から急な坂を数分上る必要があり、登山が趣味とかでない限り歳をとると厳しそうですが、10分ほど歩いたところにある「河原の湯」は距離は少しあるものの、勾配は少なく楽でした。
以前の訪問時には土砂崩れで行けなくなっていましたが、今回初めて行ってみました。
黄金の湯は適温よりもやや熱く、河原の湯は適温よりもややぬるく永く浸かれる感じです。
黄金の湯は一応脱衣所と湯舟が男女別になっていますが、河原の湯は脱衣所のみ別で湯舟は一緒でした。
泉質はいずれも大量の湯の花が舞う白濁した硫黄泉で、ほんの少し酸味も感じられました。
温泉街の50mほど下に駐車場があります。
ノスタルジックな雰囲気の山中の温泉街が興した野湯
山奥にある、時代に取り残されたようなノスタルジックな温泉街にある開放的な野湯。二度訪問しました。
蝶も飛び交う野花が奇麗な中で、雄大な山麓を見ながら入ることができる白濁の野湯は、広くはないが超贅沢な時間が過ごせます。
一般開放の野湯としてはあり得ない濃い白濁温泉と奇麗な設備と開放的な空気のコンボが満点評価に値します。
混み過ぎないところがまた個人的に◎
天候と季節に左右されるところかもしれません。
晴れた初夏と秋口には最高でした。