重厚な歴史感のある建物と濃厚硫黄にごり湯の日帰り施設
- 公開日
- 2018/12/29
- 最終更新日
- 2019/09/08
- 投稿者
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管理人総合評価
3.6
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ユーザーの評価(2件)
2.9
白骨温泉の食事何処へ温泉があるという長野県ではめずらしいタイプの温泉。
今回は自遊人という雑誌に無料券が付いていた為訪れてみました。
白骨温泉は共同源泉というものがなく、各旅館それぞれが源泉を持っているため全ての旅館が自家源泉。白骨温泉内で湯めぐりをしてもそれぞれお湯が違うので飽きることなく楽しむ事ができる。
建物は凝った日本建築風のものでどっしりと建っています。人気があるので人は多いが他の施設のような観光っぽい雰囲気ではないところが良い。
館内は全体的に薄暗く、囲炉裏など休憩するところがある。 右写真は食事何処。営業時間内だったらぜひ食事をしたかったが、今回は残念ながら営業が終了していた為、食べれなかった。 |
料金支払い時にロッカーの鍵をもらい脱衣所のロッカーを使用する健康ランド方式。早速露天風呂へ出てみると写真をみて想像していたよりは小さく感じた。湯船は5人程が入れそうな大きさ。四角い木造の造りで、高台にある為景色に広がりがあり目の前の木々を見ていると思わずゆっくりしたくなる。湯の味は結構濃い味ですっぱみと苦味が強い。あまり多くは飲めなそうにない味だ。臭いもしっかりした硫黄臭がし、硫黄臭好きにはたまらない臭い。
湯船にはいたるところに成分がこびり付き湯口は変形するほど見ごたえのあるこびり付き。カランは4つ備えられている。
湯温は熱めでザバッと入ってあがってを繰り返す。源泉温度が39度と低い為、少し加熱されているようだった。
蕎麦屋さんの温泉
野天風呂とは名ばかりで、少々期待を裏切られた感じがするただの露天風呂は、細長く4人ほどが入れる程度の木風呂で、一斉に同じ方向を見て並んで入らなければならない位幅が狭い。
同じ方向とは景色が見える方であるが、差ほど大した景色でも無くというか、夏なら虫よけの網がしてあったり、年中スダレで目隠しをしていたりで、野天風呂どころでは無く人工的だ。
湯舟が在るのも更衣室の隣で、洗体も露天でシャワーと石鹼は用意されているが、シャンプーは無く、なのにドライヤーは有るという矛盾。
源泉温度39.6℃の温泉を加温しているためか、入浴料がこれで700円と高い。
加温と言っても体感的には39℃から40℃程のぬる湯で、新鮮さが感じられない白濁湯だった。
飲泉が売りの様で、口に含むとギシッとした感じがしたがまあ飲みやすい方かも知れない。ペットボトルを持参し持ち帰り可能。
それにしても入浴客が後を絶たないのは、雰囲気の良い建物の蕎麦屋さん併設だからなのだろうか?それとも日帰り入浴できる温泉宿が少ないからなのだろうか?それとも隣にある共同浴場は、物凄い階段の昇り降りがあるから避けてこちらに来るのだろうか?
しっとりと上品な外観だけでなく店内も民芸調で雰囲気が良く、ここで蕎麦を食べてから温泉へ入ろうとしたら、空いているのに今回案内された席は喫茶の方で、壁に向かって1人座る隅の席だった。全国旅行支援で潤っているらしいが、感じ良くは無かったな。
ラストオーダー13時半となっていたので、慌てて間に合わせたが、2時過ぎても客が入り何も言わずに注文を受けているのも、儲ける時に儲けようと言う事らしい。
おまけに、天ざる蕎麦を注文したら、天ぷら蕎麦に冷たい出汁がかかった物が出て来て「冷たいです」と、これもちょっとがっかりだった。
アクセス例:松本電気鉄道新島々駅より、路線バス白骨温泉行きで白骨温泉バス停下車し、徒歩3分程、
思い出
立ち寄り湯で訪問。
湯は良いけど、日除けがないのがキツイ。
小生メラニン色素が多いので、ガッツリ露天焼けしました。