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新野地温泉 相模屋旅館

新野地温泉 相模屋旅館イメージ

地獄の噴気を眺めながら入る野趣満天の露天風呂

公開日
2018/12/22
最終更新日
2019/09/08
投稿者
しおり
  • 管理人総合評価

    4.0

    4.3

  • ユーザーの評価(2件)

    3.8

    3.8

※※※※このレポートは2004年10月に訪れた時のものです※※※※

土湯峠には鷲倉、赤湯など名湯が点在し、その中でもよくテレビや雑誌などに紹介され有名なのがここ新野地温泉。
磐梯吾妻国立公園内、標高約1200mに位置する温泉地だ。

新野地温泉は秘湯を守る会の宿でもある。

宿の前を通るのは4回目、前の3回はいつも時間が間に合わず素通りしていた。
今回赤湯温泉へ宿泊だった為、次の日朝一に訪れる事にした。
周辺の景色

周辺の景色

宿の前にはワンちゃんが寝てる

宿の前にはワンちゃんが寝てる


宿は近代的な旅館というよりはホテルに近い。
ちょっと秘湯には似合わない建物。
駐車場は広いがいつもいっぱい。
入り口にはかわいいラッキーという犬がいつもいる。

新野地温泉 相模屋旅館4 新野地温泉 相模屋旅館5


館内へ入ると広いロビーには昨日宿泊していたのだろうお客さんがいたるところへ荷物を置いていた。
ロビーを見ただけで人気の高さがうかがえる。
露天風呂へは一度外へ出て右写真の木で造られた雰囲気抜群の遊歩道を歩いていく。

 

 

 

 

女性用露天風呂

女性用露天風呂


さて、温泉はというと白い白濁した湯がなみなみと注がれ、浸かりながら吹き上がる噴気が見えるという野趣満天のもの。
湯はまろやかであまり硫黄臭がしない入浴しやすい感じ。地獄の湯なのに何故かな~と思っていると分析表を見て納得。
箱根温泉 大涌谷にあるものと同じで造成温泉だった。(地面から湧いている湯ではなく、地獄の噴気を水にあて溶かした湯)
しかし大涌谷の湯よりもよく混ざり、違和感が少ない。
温度も適温で風邪も気持ちいい、浸かりながら噴気と鬼面山の景色を楽しみながらついつい長湯をしてしまう最高の温泉だった。

新野地温泉 相模屋旅館7 新野地温泉 相模屋旅館8

 


もともと新野地温泉へ行ってみたいと思ったのがこの独特な木造の遊歩道と湯小屋。
曲がった木をそのまま使い、田舎の山の中にあるような露天風呂は惹かれるものがあった。
訪れて驚いたのは近代的だった事。これで建物も鄙びていたら真っ先に宿泊しにいくのに・・・。

新野地温泉 相模屋旅館9

内湯

内湯


 

 

新野地温泉 相模屋旅館の評価はこちら!

  • 温泉

    3
    4

    上質湯

  • 温泉の雰囲気

    44
    5
  • また行きたい

    3
    4
  • 部屋

    2
    0
  • 食事

    3
    0
管理人総合評価
4.0
4.3
とさせていただきました。

クチコミ(2件)

モクモクと湯煙立つ露天風呂

4
4
温泉
5
温泉の雰囲気
5
また行きたい
5
部屋
5
食事
4
2023年2月頃に訪問

雪山の中から物凄い湯煙が上がっている。それはモクモクモクモクと決して途絶える事は無く、24時間朝に夕に夜空に立ち昇る。
その湯煙で造られた硫黄泉に身を沈める。周りは物凄い雪。真っ白な雪が積み重なっている中、途絶えることなく湯煙は立ち昇り、風で揺らぐ。
こんな風景は此処でしか見られない。

相模屋名物のこの露天風呂は館外に在り、男女別となっている。
スリッパを履き替え外へ出ると、雪を分けられ造られた通路が細く続いており、その先に湯煙が見えている。
途中で男女別風呂の標識があり、上へ登ると女性用。そのまま歩き下へ下って行くと男性風呂があり、やはり上段にある女性風呂の方が眺めが良く得した気分。
ちょっと女性優先なのだろうか?そうなのかも知れない。珍しく此処の宿は、到着した当日も館内に併設されている1つしか無い露天風呂も女性用だった。そうでないと朝からチェックアウトまでの間に、2つの露天風呂をゆっくり味わう時間は少ないので喜ばしい事だった(ここの部分は女性の方必読を)

朝に夕に訪れたこの露天風呂は、毎年雪見露天風呂に入りに来るとご夫婦が言われる様に、福島は案外積雪が無い所であるにも関わらず、この相模屋がある吾妻スカイラインの一帯は流石に例年積雪が見られるそうで、露天風呂がある裏山はかなりの豪雪。
その中にポツンとある湯小屋。着替えるのは流石に寒いが、温泉に浸かると適温。
周りは真っ白な雪。そして息づいている湯煙りを眺めながら浸かる白濁硫黄泉。
こんな大自然の中、熱すぎない気持ち良い温泉に浸かっていられるなんて最高の贅沢だ。
夜に訪れたら満天の星空も仰げるだろうけれど、暗さとこの道のりと寒さを思えば、それは諦めたけれど。

内湯は総木造りの浴室で落ち着く。木の湯船に白の湯は絶対的に似合う。
館内に在る露天風呂も木造りで、長方形の仕切りがある湯舟だ。ただ外の露天風呂に比べるとどうしてもスケール感が違う。
どの湯船も適温に調整してくれてある事が嬉しい。やはり気持ち良く浸かれると言う事は、温泉宿の大切な要素にもなる。

建物はスカイラインに面しており、旅館というよりホテル風で、ロビーも広い。
なので情緒という面では無いが、部屋もこれと言って文句の付けようも無く快適に揃っているし、食事は朝食の味噌汁が鍋に入れて出され、最後まで冷めずに熱いまま飲めるというのが良かった。私にしては、こういったみそ汁の提供は非常に珍しかったので良いなと思ったのだった。
昔一度だけ日帰り入浴で訪れた事があったのだが、その時は緑の季節で、その時入った露天風呂の風景がずっと残っていたのだったが、冬となると風景が一変する。
そして、やはり雪景色の中入る露天風呂は最高だなあとつくづく思う。

アクセス例:JR福島駅より送迎あり(1日1本時間限定)

2023-03-18 15:58:22
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    1

山の中の露天風呂

3
3
温泉
4
温泉の雰囲気
5
また行きたい
3
部屋
3
食事
3
2016年1月頃に訪問

お正月に福島を周り1泊しました。
管理人のしおりさんの仰る通り、ホテルのような感じです
大きなロビーで綺麗に設備されています

露天は遊歩道の途中で男女に分かれ女性が上へ上がり男性は下るといった感じです
山に囲まれ雰囲気は最高です
お湯は白濁してほんのりですが硫黄臭

内湯は大広間を抜け長ーい廊下を結構な距離下っていく感じです
お湯は露天より少し温度が高め。
綺麗に掃除されており快適でした。

食事はごめんなさい。ほぼ記憶に残っていません
大広間で食べる事と、お漬物(白菜の古漬け)が美味しかったことだけは覚えています。

2019-05-19 15:42:51
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クチコミの平均評価

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