地獄の噴気を眺めながら入る野趣満天の露天風呂
- 公開日
- 2018/12/22
- 最終更新日
- 2019/09/08
- 投稿者
- しおり
-
管理人総合評価
4.3

土湯峠には鷲倉、赤湯など名湯が点在し、その中でもよくテレビや雑誌などに紹介され有名なのがここ新野地温泉。
磐梯吾妻国立公園内、標高約1200mに位置する温泉地だ。
新野地温泉は秘湯を守る会の宿でもある。
宿の前を通るのは4回目、前の3回はいつも時間が間に合わず素通りしていた。
今回赤湯温泉へ宿泊だった為、次の日朝一に訪れる事にした。

周辺の景色

宿の前にはワンちゃんが寝てる
宿は近代的な旅館というよりはホテルに近い。
ちょっと秘湯には似合わない建物。
駐車場は広いがいつもいっぱい。
入り口にはかわいいラッキーという犬がいつもいる。
館内へ入ると広いロビーには昨日宿泊していたのだろうお客さんがいたるところへ荷物を置いていた。
ロビーを見ただけで人気の高さがうかがえる。
露天風呂へは一度外へ出て右写真の木で造られた雰囲気抜群の遊歩道を歩いていく。

女性用露天風呂
さて、温泉はというと白い白濁した湯がなみなみと注がれ、浸かりながら吹き上がる噴気が見えるという野趣満天のもの。
湯はまろやかであまり硫黄臭がしない入浴しやすい感じ。地獄の湯なのに何故かな~と思っていると分析表を見て納得。
箱根温泉 大涌谷にあるものと同じで造成温泉だった。(地面から湧いている湯ではなく、地獄の噴気を水にあて溶かした湯)
しかし大涌谷の湯よりもよく混ざり、違和感が少ない。
温度も適温で風邪も気持ちいい、浸かりながら噴気と鬼面山の景色を楽しみながらついつい長湯をしてしまう最高の温泉だった。
もともと新野地温泉へ行ってみたいと思ったのがこの独特な木造の遊歩道と湯小屋。
曲がった木をそのまま使い、田舎の山の中にあるような露天風呂は惹かれるものがあった。
訪れて驚いたのは近代的だった事。これで建物も鄙びていたら真っ先に宿泊しにいくのに・・・。

内湯
山の中の露天風呂
お正月に福島を周り1泊しました。
管理人のしおりさんの仰る通り、ホテルのような感じです
大きなロビーで綺麗に設備されています
露天は遊歩道の途中で男女に分かれ女性が上へ上がり男性は下るといった感じです
山に囲まれ雰囲気は最高です
お湯は白濁してほんのりですが硫黄臭
内湯は大広間を抜け長ーい廊下を結構な距離下っていく感じです
お湯は露天より少し温度が高め。
綺麗に掃除されており快適でした。
食事はごめんなさい。ほぼ記憶に残っていません
大広間で食べる事と、お漬物(白菜の古漬け)が美味しかったことだけは覚えています。