歩いてしか行けない秘湯で自然と一体となれる露天風呂
- 公開日
- 2018/12/17
- 最終更新日
- 2019/09/08
- 投稿者
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-
管理人総合評価
4

米沢十湯に数えられる大平温泉。
大平温泉は1100年前、平安前期に修行僧により発見されたと伝わる。
渓谷へ位置する滝見屋は見渡す限り山で囲まれ、この場所へよく宿を建てたと感心してしまう。
歩いてしか行けない旅館、秘湯中の秘湯はここにある。

大平温泉本宅

大平温泉への看板
大平温泉の本宅は大平温泉へ向かう道の途中にある。
私達は行き方がイマイチわからなかった為、ここで行き方を聞いて向かった。
宿泊者はここから送迎もあるようだ。
パンフレットやお土産も売っている。

片側崖のダート道

車で入れる最終地点
大平温泉への道は険しく怖い。
細いダート道をひたすら走るが、片側は崖だったり、急勾配だったりと難関は多数。
何度ヒヤッとした事か・・。
この日は雨上がりだった為余計に怖かった。
車で入れる最終地点へと車を置き、ここからは歩き。
一番はじめは左写真のようになだらかな道だが段々ときつい道になってくる。
急坂すぎて足はガクガク、帰りは息切れが激しくなるような辛い道です。

広場

細い道を歩く
15分ほど歩くとこういった広場へ出ます。
ここへはロープウェーが設置してあり、荷物を運ぶためのもの。
ここからは右写真のような細めの道となり5分~10分ほど。

吊り橋

宿入り口
吊り橋が見えればもうあと少しで宿到着。
宿の前には何故この温泉が発見されたかなど詳しく書かれた看板がかかっている。
大自然に囲まれた木造の鄙びた一軒宿は私好みの雰囲気。
風が木々を揺らす音と川の流れる音しか聞こえない本当の秘境温泉。
一度宿泊して心からゆっくりとしてみたいと思っています。
森林浴で心から癒される 聞こえるのは自然の音だけ

露天風呂 女性用

露天風呂 女性用からの景色

女性用露天風呂の湯小屋

女性用露天横の小さな滝
女性用の露天風呂は壁で覆われている為、開放感は多少欠けるがすぐ横には小さな滝があったり、右側には渓谷が見えたりと十分開放的。
湯の肌触りはやわらかくやさしい。飲んでみるととても飲みやすいほぼ無味無臭のものだった。

ロビーで休憩

窓からは外の緑が見える
湯浴み後、宿のロビーで山菜そばと秘湯ビール(日本秘湯を守る会のビール)をいただいた。
山菜そばの味は普通・・であったが秘湯ビールはおいしかった。
身体の芯まであたたまった後のビールは最高だ。
これだけ四方八方自然に囲まれているのだから紅葉はさぞかし綺麗だろう。
秋に宿泊で訪れたいと思う。
米沢八湯の一つ
日帰りで行きました!
駐車場から山を歩きます。これが、中々の距離でした。露天風呂は最高でした。