ドバーッと新鮮な湯が注がれ心まで洗われるような温泉
- 公開日
- 2018/12/17
- 最終更新日
- 2019/10/06
- 投稿者
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管理人総合評価
3.6
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ユーザーの評価(2件)
3.1
開湯700年と言われる白布温泉は、江戸時代より「東屋」「中屋」「西屋」と3軒茅葺屋根の並ぶ情緒ある貴重な風景を見る事ができる温泉街だった。
しかしながら2000年「東屋」「中屋」は火災にて全焼、今も尚茅葺屋根を残すのは西屋のみとなってしまった。
「東屋」「西屋」はというと、再度茅葺屋根にするにはお金がかかり過ぎるという事で木造などに建てなおされ、営業を続けている。
新しく建てられた旅館はとても綺麗。敷地内には蔵があり、真ん中へ東マークが印されている。庭園が綺麗に整備されており、西屋より東屋の方が対応も人柄も良いと感じた。 |
旅館内も新しいだけあって、木はまだ新しい色をしニスでピカピカ。純和風の趣だった。
ロビ-の端へ休憩できるスペースがあるが、ロビーから仕切られており、落ち着く。
天井から垂れるライトは岐阜県 福地温泉 湯元長座とよく似ていて、お洒落な雰囲気になっている。
入るとザバ-ッと流れ出す湯は気持ちいい!
滝風呂はほぼ西屋と同じ造り。3本の源泉からドバドバと掛け流され、湯船から一瞬で溢れるというほど新鮮だった。
上の黒い湯船は一番熱くて入ることはできなかった。しかしここだけ湯の花が沢山舞っていて魅力的だった。
メインの内湯は西屋とは違ってそのまま入る事ができた。たぶん誰かが加水した後だったのだろう。
茅葺屋根がなくなってしまった為、お客さんを違うところで呼ぼうと思ったのか、以前は滝風呂しかなかったのだが大きな露天風呂ができている。男性用の方が大きな露天風呂で景観がいい。女性用は景観が悪い分、上と下へ2箇所の露天風呂がある。滝風呂もいいが、やっぱり露天風呂はいいな~とつい長湯をしてしまった。
西屋にはこういったシャワー・カランがなかったが、東屋にはシャワー、カランの他にシャンプー・リンスまでも備えられていた。 |
【最後に】
旅館の方にお話を聞いたところ、昔白布温泉は湯量ナンバーワンだったとの事。「今じゃ須川温泉のように川が温泉になってたりするんだからありぁ~かなわないよ」と笑いながら話していた。
ご主人はとても気さくな方。日帰り入浴でもちょっと足を止めてお話をゆっくり聞くのも楽しい一時。また行きたいなぁ。
滝風呂のほかに露天風呂や貸切風呂も
東屋・中屋・西屋の3件がバス停前に並び、11時から日帰り入浴をさせて貰える東屋へ。
東屋、西屋の2軒が秘湯を守る会の宿であり、いずれも立派な建物である。昔は茅葺屋根であったそうだが、火事で全焼してしまった東屋さんの庭には蔵が残っていた。
広い玄関口、高い天井,日帰り入浴の受付は左側のガラス扉内から声がかかる。
女性浴室の更衣室の中には、左手の階段を上ると2つの露天風呂に出るようになっている。差ほど大きくはない鄙びた木風呂と石風呂で、透明な湯に青白い析出物が沈殿し、なかなかの雰囲気。細いパイプの温泉投入口には白い析出物がこびりついていた。
白布温泉は高温泉だと思い、覚悟しながら入ったが、加水されしかも露天風呂なのでどちらかというとぬるめだった。
内湯は、お宿名物の滝湯に付属して浴槽があるといった感じで、巨大な打たせ湯3本の入り口には、しめ縄が掛けられ温泉を大切に祀られているのだろう。
さすがに名物の滝風呂だけあってそこら辺の打たせ湯とは違い、迫力がある。打たれてみると痛い程ではないが、当然かなり強い。
この流れ湯が内湯となっており、白い湯花が舞う。
ドドドドッザバザバと常に大きな音がし、流れもある浴槽に浸かるが、動的な温泉であるので、まったりと湯に浸かってという訳にはいかず落ち着かない。
貸切風呂も2つあるようで、日帰り入浴でも空いていれば入れるというのが嬉しい。
石風呂と書かれた浴室に入ってみると、楕円形の造りの浴槽があった。
こちらは静かに浸かれそうだ。岩肌を縫って少量ずつ源泉が投入されていたが、この湯舟も熱くはなかった。
どの湯船もかなり加水されているためか、こういっては何だが大平温泉滝見屋の温泉に浸かって来た後だったせいか、泉質は似ているが気が抜けた様な温泉に感じてしまった。
白布1号泉、2号泉、3号泉の混合泉で、こちらの温泉は含硫黄ではないためか、何の香りも無くなんだか物足りない。源泉は何処から湧出しているのだろう?森の中の方だろうとかも聞いたが定かではない。白布温泉郷には何軒かの温泉施設があるが、何処もこの温泉を引湯しているのだろうな?
アクセス例:JR米沢駅から路線バス天元台行きに乗り白布温泉バス停下車、すぐ前。
昔ながらの秘湯
ゴールデンウィークに日帰りで利用しました。料金500円。
お風呂は内湯と露天が男女別で、男性のほうは大きい露天が1つ。女性は小さめの風呂が2つ。
内湯には打たせ湯があって、結構な湯量が流れ出ています。そして湯の花がいっぱいでびっくりしました!
そして、これ以外に家族風呂が2つ。
これが珍しく日帰り利用でも空いていれば使ってよいとのことです。普通は宿泊者限定なところなのに、ありがたいです。
ラッキーなことに、廊下手前の家族風呂がちょうど空いていたので入りました。
家族風呂というと四角い形の無難な浴室かなあと思いますが、ここは秘湯らしいお風呂でした。添付してある写真がそうです。
お湯の温度は42度か3度でしょうか、内湯より熱かったです。周りのタイルが平らなのでオーバーフローする床に寝ちゃいました。ゆっくりできたし、秘湯らしい面白さがあり、楽しかったです。
次回は宿泊でも来たいと思いました。
[ googlemapの私の投稿を転載しました ]