深い緑に囲まれた酸性泉の露天風呂が魅力の大型ホテル
- 公開日
- 2018/12/16
- 最終更新日
- 2023/12/11
- 投稿者
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管理人総合評価
3.6
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ユーザーの評価(2件)
3.7
★★★現在は混浴がないそうです★★★
蔵王温泉街の高台に位置し、蔵王温泉で随一の大型ホテルである蔵王国際ホテルは到着した時に納得の威圧感を感じるコンクリートのホテル。
あまり大型ホテルは好まないわけだが、良い温泉があると聞けば別。温泉を楽しみに訪れてみた。
敷地は一万坪と広く、庭園を自慢としている。ホテル内もラウンジや売店など豊富な設備があり団体向けのホテルだ。
無機質なコンクリート造りの建物は味もそっけもないもの。
建物内へと足を踏み入れるととても立派なロビーが広がる。
ホテルの方の接客はとても丁寧できっちりしており、好印象。
ホテル内には売店もあり、身一つで宿泊しに訪れても何不自由なく過ごせるだろう。
ロビーは壁一面が窓となっており整備された庭園が広がっている。
こちらのメインは混浴露天風呂だが、女性用露天風呂も設置されている。ただ、比べると差がありすぎる為、ここでは勇気を出して混浴露天風呂へ入る事をお勧めする。女性用露天風呂からドアで繋がっている為、様子を伺ってから向かう事ができる。
硫黄の香りを放つ緑がかった酸性泉 森林に囲まれた山の湯
緑に覆われた岩作りの露天風呂は風がそよそよと木々を揺らす心地の良い空間。
湯は緑がかった色をし、周辺の森林とのコントラストが美しい。
熱めの酸性泉は思ったよりは刺激が少なく肌がツルツルになる。
ホテルの露天風呂という事でどんな露天風呂なのだろうと思ったがこんなに良いとまでは想像がつかなかった。
湯船は上下2段に分かれ上は熱め、下はぬるめとなっている。
とても気持ちの良い湯に大満足だった。
湯船の淵へは白と緑の析出物が付着している、
湯、そのものが少し緑色をしているというのもあるが、この析出物でさらに緑色に見えているようだ。
P.Hは1.45と大変高い。
気持ちの良い湯ではあるがあまり長湯は禁物である。
内湯は泉質が違うようで少しは白濁した湯だった。
木造の浴室はホテルのものとは思えないほど情緒があり、私はとても気に入った。
しばらく誰も入っていなかったのか湯の表面には成分の塊が浮き、さらに感動した湯となった。
浴場前の休憩スペースが素敵
温泉そのものよりも、大浴場前にある無料の休憩スペースが素敵だなあと思う。流石国際ホテル。飲泉所と足湯が併設され、テラス席も設けられており、眺めは2階であるため木々が邪魔しもう1つだが、全体の雰囲気がとっても絵になるスペースである。
日帰り入浴料が1320円と値上がり、タオルも何も付いていないが、こちらの休憩スペースがあるからまあ、トントンかなあとも思えるが、でも高いのでたまに行くか、一度行ってみるのにはいいかも知れない。
数年前は日帰り入浴でも電話をしたらバスターミナルから送迎して貰えたが、今は宿泊客のみであるので、急坂を登って辿り着くと息切れしていた。
大浴場の更衣室は、立派な木造造りの堂々とした品ある空間となっており、脱衣籠もこげ茶色で、敢えて照明も落とし落ち着いた雰囲気になっている。
内湯も、広い浴室に長方形の大き目な木の湯舟が1つあり、リフォームされているので管理人様の写真とは変わっている。
だがこの内湯、同じ木造の湯舟の蔵王温泉の中では、個人的にはつるやの内湯の方が断然好みである。
岩露天風呂もリフォームされ混浴は無く男女別のみとなり、まず目に付くのが源泉投入口の丸い岩で、ビッシリと析出物が固着し、綺麗なレモン色をしている。
この投入口がある方の湯船は良しとしても、一つ下側の湯船はこちらの湯船の溢れだし温泉が流れて行き、更にぬるくなった露天風呂となっているため、湯の新鮮さにも欠けるし超ぬるい。
湯の色は薄濁りであったが、新緑の頃なら緑を映すのか、もっと蒼翠っぽい色の湯になる様に思う。
今回は露天風呂の周りにに植えられた木々が黄色く紅葉して来ており、雰囲気としては美しく造られた庭園露天風呂であった。
内湯共に硫黄の香りは余り感じられなかったが、うっかり顔に湯をかけてしまったら、思いっきり目が痛く開けていられなかったので要注意。酸っぱいのも同じく強酸性の蔵王泉である。
アクセス例:蔵王バスターミナルから徒歩15分程。
ホテルの温泉
ホテルの温泉のせいなのか、かなり緩かったよ!
泉質は良いんだけど、あったまらない、、、
ずっとお湯の注ぎ口の所であったかいお湯を求めてました笑
ホテルはリノベーションしてあってとっても綺麗な部屋でしたね!
ご飯も美味しかったし、温泉の温度がもっと高ければ最高なのに!
蔵王は強酸性だから、こそ、熱くするべきだと思いました!
ちなみに外湯よ大露天風呂の温度は最高でした!