オンドル式も楽しめる!さっぱり湯の湯治場風温泉
- 公開日
- 2018/12/13
- 最終更新日
- 2019/09/09
- 投稿者
- しおり
-
管理人総合評価
2.6

国道341号線を走っていると「銭川温泉」という看板が出てくる。
その看板につられて、入ったことないしと入ってみる事にした。
細めの道を走っていると山に囲まれ、川が隣接している大自然の中にある宿が見えてくる。
宿の周りには眼の神様が祭られていたりと素朴で静かな風情を感じる。
宿泊者は川沿いでバーベキューができたりもするらしい。

大自然の中にある宿

川沿いには切り株でできた椅子が並ぶ
静かにゆったりと湯に身体を沈める 素朴な温泉
浴室はとてもシンプルな作り。 タイルで作られているのが質感を感じられずとても残念に思う。
湯はあまり特徴のない単純泉。匂いも味もせず少ししっとりしてるかな?
湯量がとても少なくチョロチョロと投入されている。これだと1日で湯が入れ替わらないぐらいではないだろうか。入浴客の数によっては湯が汚れてしまうだろう。

加水して掛け流している 投入量はチョロチョロ

窓をあけると気持ちいい風が

洗い場 アメニティは石鹸のみ

シャワーも温泉利用
洗い場にはシャワーが付いていて狭い浴室に4か所も設置されている。
シャワーも温泉水を利用しているらしく、泡立ちも良いとか。

宿内は薄暗く静か

宿の前に足湯がある
銭川温泉はオンドル部屋もあるそうで、オンドルの個室に宿泊できる。
また湯治用の浴室もある事を後で知った。
入れたらしいので後悔、、、。
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2019.10月宿泊。オンドル湯治宿という事でここを選んだ。バス停からは300メートル程の坂を下る。雨だったためか迎えに来てくれていた。
宿は入った時からその可愛さに目が行く。女性3代で営まれていると聞き納得。
館内にはあちこちに立派な生花が飾られており、全て畑で育てた花であるとの事。
そしてその花が終わればドライフラワーにして飾られてもいる。食堂にはドライフラワー以外にも手作り小物類が彩を添え、販売もされている。手作りリース教室等のイベントも定期的にされているそうだ。
そして何より目を引くのが木製品。椅子などの家具からゴミ箱に至るまで、焼杉であったり重厚な丸みを帯びた木材であったりし、館内が柔らかく温かい。
八幡平の湯治宿と言っても御所掛とは大違いだ。現代女性のプチ湯治には持って来いの宿ではないかと思う。
案内されたオンドル室の狭さは同じ様なものだが、窓からは緑や畑の花も見える。
小さなテーブルが1つにハンガーが壁にかけられていた。寝具はセルフで敷くが、勿論宿泊費に含まれており、浴衣だけは200円でレンタルした。鍵もある。これで1泊3700円。予約時に食事を希望しておくと、朝食1100円、夕食1870円で提供して貰える。
この食事が抜群に美味しかった。勿論全て手作りであり、玄米ご飯、枝豆のコロッケや山菜の天ぷら等身体に良い手の込んだ物を出してくれ、味噌汁は凄く香りが良い。地元の味噌で作られており、味噌の販売もあったが、これ程良い香りの味噌汁は、もしかしたら初めて飲んだかも知れない。
他の方達も「美味しいね 美味しいね」と言いながら食事をされていた。食事が美味しいと皆、自然と笑顔になり明るくほのぼのとした会話も生まれる。
逆に料理が悪いと、皆の顔もこおばり無口で食事するという光景が生まれる。
という事を私は多くの宿に泊まって来て、目にし感じている。だから宿泊に至っては、料理のウエイトがかなり大きいのだ。
そう言う意味でこの宿が、女性達に寄って運営されているという意味は大きく、館内の清潔さ小奇麗さに於いても抜群であり、配慮された優しさが館内に見受けられる。
トイレがウォシュレットというのもポイント高い。しかし残念な事に温泉は加水された単純アルカリ泉。ph9コンマ台という表示とは裏腹に全くヌルヌル感は無く、ただの清潔なお風呂に近い。ただ湯舟のタイルがベージュの為か、湯の色は若干黒っぽい緑の様な感じの透明色ではあるが、勿論無味無臭。
銭川温泉は昔から目の湯とも言われているそうなので、湯で目を洗っておいた。
湯舟の端に浅い部分が設けられているが、これは寝湯ではなくおそらく乳幼児らが入りやすい様に造られているのではと思った。リンスインシャンプーと石鹸が用意されている。
更衣室の洗面台が焼杉で作られ、椅子も分厚い木の椅子。これらに見とれる。
湯治宿だがドライヤーも用意されているという便利さ。眠る時になって気になった事があった。枕が臭いのだ。取り合えずマスクをする。
オンドルであり床が温かく、敷布団が暖かいのは当然であるが、暑くてどうしても寝付けない。窓を大きく開けたり色々するがどうも不快感この上ない。
と、気が付いたのだが枕が熱いのだ。化繊の薄いクッション様の枕は熱を帯びていた。
だからかあ。御所掛オンドルの枕は、竹?藤?製の固い小枕だったのだ。あれも寝にくかったけど・・。枕をリュックに換えどうにか寝る事にした。
お宿の方へ。もし気づいていらっしゃらなかったら、枕をどうにかして下さい。アクセス例:JR田沢湖駅より路線バス花輪駅行で銭川温泉下車。急坂を下る。
もしくは八幡平頂上行でアスピーテライン入り口下車。送迎あり
2019.10月宿泊。オンドル湯治宿という事でここを選んだ。バス停からは300メートル程の坂を下る。雨だったためか迎えに来てくれていた。
宿は入った時からその可愛さに目が行く。女性3代で営まれていると聞き納得。
館内にはあちこちに立派な生花が飾られており、全て畑で育てた花であるとの事。
そしてその花が終わればドライフラワーにして飾られてもいる。食堂にはドライフラワー以外にも手作り小物類が彩を添え、販売もされている。手作りリース教室等のイベントも定期的にされているそうだ。
そして何より目を引くのが木製品。椅子などの家具からゴミ箱に至るまで、焼杉であったり重厚な丸みを帯びた木材であったりし、館内が柔らかく温かい。
八幡平の湯治宿と言っても御所掛とは大違いだ。現代女性のプチ湯治には持って来いの宿ではないかと思う。
案内されたオンドル室の狭さは同じ様なものだが、窓からは緑や畑の花も見える。
小さなテーブルが1つにハンガーが壁にかけられていた。寝具はセルフで敷くが、勿論宿泊費に含まれており、浴衣だけは200円でレンタルした。鍵もある。これで1泊3700円。
予約時に食事を希望しておくと、朝食1100円、夕食1870円で提供して貰える。
この食事が抜群に美味しかった。勿論全て手作りであり、玄米ご飯、枝豆のコロッケや山菜の天ぷら等身体に良い手の込んだ物を出してくれ、味噌汁は凄く香りが良い。地元の味噌で作られており、味噌の販売もあったが、これ程良い香りの味噌汁は、もしかしたら初めて飲んだかも知れない。
他の方達も「美味しいね 美味しいね」と言いながら食事をされていた。食事が美味しいと皆、自然と笑顔になり明るくほのぼのとした会話も生まれる。
逆に料理が悪いと、皆の顔もこおばり無口で食事するという光景が生まれる。
という事を私は多くの宿に泊まって来て、目にし感じている。だから宿泊に至っては、料理のウエイトがかなり大きいのだ。
そう言う意味でこの宿が、女性達に寄って運営されているという意味は大きく、館内の清潔さ小奇麗さに於いても抜群であり、配慮された優しさが館内に見受けられる。
トイレがウォシュレットというのもポイント高い。
しかし残念な事に温泉は加水された単純アルカリ泉。ph9コンマ台という表示とは裏腹に全くヌルヌル感は無く、ただの清潔なお風呂に近い。ただ湯舟のタイルがベージュの為か、湯の色は若干黒っぽい緑の様な感じの透明色ではあるが、勿論無味無臭。
銭川温泉は昔から目の湯とも言われているそうなので、湯で目を洗っておいた。
湯舟の端に浅い部分が設けられているが、これは寝湯ではなくおそらく乳幼児らが入りやすい様に造られているのではと思った。リンスインシャンプーと石鹸が用意されている。
更衣室の洗面台が焼杉で作られ、椅子も分厚い木の椅子。これらに見とれる。
湯治宿だがドライヤーも用意されているという便利さ。
眠る時になって気になった事があった。枕が臭いのだ。取り合えずマスクをする。
オンドルであり床が温かく、敷布団が暖かいのは当然であるが、暑くてどうしても寝付けない。窓を大きく開けたり色々するがどうも不快感この上ない。
と、気が付いたのだが枕が熱いのだ。化繊の薄いクッション様の枕は熱を帯びていた。
だからかあ。御所掛オンドルの枕は、竹?藤?製の固い小枕だったのだ。あれも寝にくかったけど・・。枕をリュックに換えどうにか寝る事にした。
お宿の方へ。もし気づいていらっしゃらなかったら、枕をどうにかして下さい。
アクセス例:JR田沢湖駅より路線バス花輪駅行で銭川温泉下車。急坂を下る。
もしくは八幡平頂上行でアスピーテライン入り口下車。送迎あり