重厚感と静寂に包まれた空間で入る岩風呂が心地いい
- 公開日
- 2018/12/09
- 最終更新日
- 2019/09/09
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管理人総合評価
3

台温泉は開湯1200年の歴史ある温泉で、湯量も花巻温泉へ引き湯しているほど豊富。
その中で一際目をひく昭和18年に建てられた木造3階建て2層構造 4階建ての中島旅館は、格式高く重厚感のある建物だ。
これは戦時下に宮大工が腕を競って建てられたらしい。
今回私達は自遊人パスポートで無料券があったため訪れたがこんなにいい旅館だとは思っていなかった。
台温泉は静かな温泉街で人通りはあまりなかった。ひっそりと佇む温泉街といった感じに思えた。
旅館内は漆塗りの廊下や階段が大事に管理されているのだろう、ピカピカに光り、安っぽくない重みのある木の色をしていた。
館内は自然の光のみで少し暗め、月曜日だった為他にお客さんがいないのか静かだった。
岩盤を掘って造られた洞窟 静寂な空間でじっくり湯を堪能

瑞岩の湯 男性用内湯(訪問時)

女性用内湯(訪問時)
私が訪れた時は残念ながら瑞岩の湯は男性用となっていて入ることができなかった。女性用はちょっとそっけないツルツルの石で造られていて、湯口も普通の造りだった。男性用の瑞岩の湯は手掘りで足元からプクプクと湯が湧き出ている。近くの共同湯からの引き湯と聞いていたが、瑞岩の湯はどうやら違うようだ。湯の特徴はあまりないがこの空間はなかなか気持ちがいい。じっくりゆっくり浸かっていたい浴室だった。 カランはあったがシャワーはなかったような気がする。シャンプー・リンス・石鹸は備えられていた。
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脱衣所は籠が並べられている簡単なもの。アメニティは何もなかった。 |
浴室の前に小さな休憩所がある。自動販売機もあるのでここで湯あがりは休憩する。
椅子がそんなに座り心地はよくないので長居はせず、湯あがりの水分補給程度の休憩となった。
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