せせらぎを聞きながら入るツルツル湯の大露天風呂
- 公開日
- 2018/11/05
- 最終更新日
- 2019/09/09
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管理人総合評価
3.3
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ユーザーの評価(4件)
3.4
★★★2019年6月現在、菊水館は展示館となりオープンしています★★★
大沢温泉の方より
「まだ法面が崩れたままで、道路の工事が始まっていないのです。しかし閉鎖したままですと建物も痛みますので現時点でこういう形でのオープンとなりました。」というご連絡をいただきました。
維持は大変かと思いますがぜひ大切に残していただきたい建物です。近くへ行かれることがありましたらぜひ立ち寄ってみてくださね!
豊沢川沿いに建ち並ぶ花巻温泉郷、その中でも湯治色の強い温泉として有名なのはここ大沢温泉。
旅館部・自炊部・そして離れにある菊水館、広い敷地内へ趣きのある建物が軒を連ねる。
開湯は1200年前、征夷大将軍坂上田村麻呂が東征の際、大沢の湯に入浴して傷を癒したという。
大沢温泉とは秘湯だ、というイメージを持ち訪れたがコンクリートで作られた道沿いにあり、少し拍子抜けしてしまった。
自炊部
大沢温泉の敷地内へ入ると駐車場が並び、その奥へ自炊部が見えてくる。自炊部前までコンクリートが敷かれ建物が風情があるだけに少しもったいなく感じた。
自炊部の中へ入ると入ってすぐのところへは休憩室があり湯あがりテレビをみたり寝転がったりとそれぞれ寛いでいる姿が目に入る。廊下を挟んだ反対側には売店のようなところがあり、そこでは食べ物や飲み物が売られていた。
館内の雰囲気は湯治場そのもので各部屋は襖で仕切られているのみ。
おじいちゃん、おばあちゃんや家族連れで訪れている人達の楽しそうな声が部屋から聞こえてくる。
自炊場は旅館が大きい事もあり広めに作られている。
私が魅せられた建物はこちら。茅葺屋根の横長の建物は後ろの木々と一体化し心を捕まれたような感覚になる。部屋の前では子供たちが遊んでいたり、まさに日本の田舎を連想させられる。この建物は藩政時代からのものだそうだ。
豊沢川のせせらぎを聞きながら 安らぎの露天風呂
大沢温泉でもっとも有名となっているのはここ「大沢の湯」 。露天風呂からは対岸に菊水館や湯小屋などが見え、景色に広がりを感じる。
この露天風呂は私にはとても入りにくく、見に行っただけで入浴をあきらめてしまったが、入った人の話だと湯船が大きいというせいもあり、髪の毛が沢山浮いていて汚い印象を受けたという事だ。
脱衣所が服を置くところしかないと思っていたが訪れてみたら女性用の脱衣所もきちんとあった。新しそうだったので最近設置したのかもしれない。
菊水館のすぐ横には湯小屋があり、その中には男女別の内湯がある。
窓は開放的で大きく、半露天風呂感覚で風が気持ちがいい。
湯は少しヌルっとし肌によくなじむ。
湯上り肌を触ってみると肌がツルツルに仕上がっていた。
千二百年の湯めぐり 大沢温泉 「山水閣」の予約は下記でできます。↓
千二百年の湯めぐり 大沢温泉 賢治ゆかりの自炊部「湯治屋」 の予約は下記でできます↓
宿の人が親切でした
湯治屋に夕食ひっつみプランで泊まりました
川沿いの温泉は解放感がありました
食事処のメニューが豊富なので素泊まりでもいいなと思いました
駅からの送迎があるのはありがたいです
帰りのバスを待っていたら宿の人が旅館のロビーで待つよう言ってくれました
他のところで湯治客が旅館に比べ冷遇された経験があるのでうれしかったです
周りの景色に癒されます。
宿泊を考えていたのですが週末はずっと予約いっぱいでしたので、日曜日の日帰りで行って来ました。
昼頃到着すると、湯治の方々のもあるからか?駐車場は結構な混み具合。
受付でお風呂の案内図を頂き、まずは湯治屋の大沢の湯へ。
10数名居たかな?上がりも湯船も広いのであまり気にならずに入浴出来ました。
無味無臭無色透明ですが少しヌルりとした感じで汗が止まりません。
川の音と木々、周りの景色に癒されました。
続けて山水閣の豊沢の湯へ。
廊下で繋がっているので服着て行きますが、汗が引かないこんな時は浴衣が欲しいと思いました。
こちらのお風呂は半露天、天井までの高い窓全開のパノラマビュー、こちらも川の音と木々の景色が楽しめますよ。
紅葉はもう少し先かも知れませんが混雑しそうですね。
アメニティもあるし、きれいに整理された良い温泉でした。
折角ですから、お風呂はありませんが菊水館も忘れずに。
大沢温泉 露天風呂
大沢温泉
旅籠宿泊ももちろんあるのだが、
ここは自炊湯治の宿として有名だ。
なんといっても、その滞在費の安さが特筆ものだ。
寝具を持ち込めば、1人1室で1泊仕上がり2,500円で済むのだ。
これは凄いと思う。消費税・入湯税・サービス料込の金額だよ。
宿泊費として、それ以上の費用がかからないということだ。
日本の湯治文化の起源たる八幡平オンドル小屋の、
大部屋雑魚寝の宿泊料金並みという激安さだ。
福島からも毎年通っている現役アグリワーカーが多くいる。
知り合いの果樹農家も、
毎年1月後半に2週間ここで湯治している。
なぜ大沢温泉か?と問えば、
安いから!という答えが返ってくる。
日帰りで8月盆前の15:30ごろ訪問した。
時間の関係で、内湯は通り過ぎて、露天にのみ入浴した。
湯温は43℃ぐらいか。
お湯はアルカリ性単純温泉で、
露天のお湯はサラサラしている。ツルツル感はない。
サラサラしたお湯を頭からかぶると、毛根が喜びそうに感じた。
ただ、ブヨが狙いすまして天井から急降下してくる。
お湯から上がって休息しているときに、一気に4か所刺された。
翌日、500円玉大の紫色に腫れあがり、
やばげな皮膚疾患になった気分を1週間味わうことになった。
やはぎという食事処の定食を楽しみにしていたのだが、
夜の部は18:00からということで、断念した。
次回のお楽しみにしたい、と言いたいところだが、
あのお湯質だと、再訪があるかどうかは、微妙なところだね。
了
今も湯治客が絶えない宿
今回も平日昼間の日帰りです。
大沢温泉は川のそばにある大きな露天風呂がメインなのですが、これ流石に橋から丸見え…。
その分露天風呂からの眺望は広いですよ。そばに流れている川も綺麗です。脱衣所は女性用だけ扉付きで分かれています。お湯は丁度いい温度!深さも割とあってなんだか楽しい。
大沢温泉にはこの他に内湯が二つと、橋を渡った方にまた内湯が一つある。
レポートなんですけれど、詳しくはHPを参照してください。笑
詳しく書くと、また長くなっちゃうくらいお風呂の数があるので、日帰りでは時間が足りません。
最初に受付する方の建物が昔ながらの湯治棟なのですが廊下から扉一つでそのお部屋なので生活音が聞こえてきました。昔ながらの湯治にやって来る方が今でもいっぱいいらっしゃるようです。また、そのお部屋の川側は回り廊下のようになっており、時間さえあれば湯治をしてみたいなあと思いました。
ただちょっと、浴槽が少しヌメッとしてて湯の花っぽくないものが結構浮いている気がしました。
色々手が回らないのかもしれませんが頑張ってほしいところです。
【ここから愚痴】
ただ誰かも言っていたけど、こんなに有名でお客さんも来て、源泉掛け流しで、バスタオル禁止って流石にどうよ。
女性専用時間もあるけれど、1時間のみ。いっぱい泊まってたらこの時間に集中してしまう。夜とはいえまあまあ明かりつくし、湯船に入っていても透明な泉質だから見えてしまう。また、本館側にもお風呂があるから、夜にも反対側の宿泊客が橋を渡って来る。
せめてその女性専用時間の1時間だけなら吊り橋に男性が渡らないように旅館側が配慮とか、少しはしないものなのか。
全国にも色々な事情の混浴はあるけれど何かしら策を立ててるところは多いし、そもそも混浴のあるところあんま儲かってなさそうな秘境だからそんなとこに無理は言えない。
もちろん混浴どうするかは全部宿が決めることだし、絶対するべき、しないものは罰すべし、とは言わないし言えない。全国には悩んだ末に混浴をやめた宿も多い。
女性も男性も混浴に入ってゆったり過ごすことを目指すのならば、まず混浴に入るハードルを低くすることが重要だと考える。昔ながらの混浴の温泉は長い歴史で残った良い温泉ばかりだ。是非これからのために工夫をしてほしいと感じる。
あんまくどくど言いたくないんだけれど、地元の温泉としてもうちょっと誇るべき策をしてほしい。