山間の開けた場所に突然現れる天然ジャグジー野湯
- 公開日
- 2018/10/30
- 最終更新日
- 2019/09/10
- 投稿者
- しおり
-
管理人総合評価
4.6
-
ユーザーの評価(1件)
4
昔から気になっていた温泉、奥々八九郎温泉。
温泉好きの中ではもう知らない人はいないのではないかというほど有名な温泉だ。
※※※※このレストラン2013年10月に訪れたものです※※※※
テレビの取材は雑誌にもバンバン掲載され、見たことがある人もいるだろう。
この温泉を知ったのは約10年ほど前。
行ってみたいと思いつつ、10年も経ってしまった。
夏場はアブが激しいという噂があったので、アブのいない5月を選んだ。
八九郎温泉の名前の由来は、八九郎という集落より付けられたそうだ。
八九郎温泉への道はこのオレンジの案内板が目印。
その案内板を右へ進み道なりにすすむと砂利道に入る。
砂利道に入って2.7キロ。
途中の分岐2か所は共に左へ。
(奥八九郎へという看板あり)
奥八九郎へという看板通りに進むと何故か奥々八九郎に到着する
道の先に茶色く染まった地面と湯気が見えてくる。何度も何度も見たことのある湯船だったが、こんな道の真横にあるとは思っていなかった。
こんなにアクセスがいいところにあるんだ、、と少々驚く。
広場のようになっており、広場一帯が析出物で覆われていて、一部は千枚田状態。
鱗のようでもあり思わず触ってみたくなる。
たくさんの人が訪れている事もあり、着替えを置くためのスノコのような板が設置してあったり、ケロリンが置いてあったりするが、たくさんの人が訪れている割には綺麗に保たれている。
ここにテントを張ってキャンプをしている人もたくさんいるみたいだ。
最高級の野湯 ボコボコと足元から豪快に湧く天然ジャグジー温泉
この日は人もいなくて貸切状態。 早速メインのボコボコいってる湯船へドボン!
本当に天然ジャグジー状態で湯船のそこからこれでもか!っと言うほど天然ガスが湧きだしている。
こんな天然のジャグジーは初めてで感動!
温度は結構熱くて43度~44度ぐらい。刺激も結構あるので長い時間入って入れるほどやさしくはない。
源泉の味は薄く、炭酸の味がする程度だった。
メインの湯船の他に入れそうな湯船が3か所ほどあるが、炭酸は抜けているし鮮度が悪くぬるい。
さらに土で濁っていて入る気もしない。
最高に気持ちがよくて最高に楽しくてとても印象的な温泉。
すぐにでもまた行きたい温泉だ。
※時期によっては大量の大きなアブが押し寄せ逃げながらの辛い入浴となる。
アブのいない時期を選んで行く事をおススメする。
帰り道に子熊に遭遇・・・
曇り空の中、期待と不安を抱きながら林道をゆっくり進んで辿り着きました。
先客の方もおられましたが、浴槽が・・・小さく2つしか有りませんでした。
(だんだんと冷え上がってきたのでしょうか??)
先客は足湯でしたが、帰られてからは私一人の貸し切り状態で入浴です。(笑)
見上げると青い空と白い雲、周りは緑の樹木に囲まれたもの以外は何もないロケーション。
湯温はちょっと熱めでしょうか、少し入っては上がっての日光浴しながらの入浴です。タオルはすっかり赤く染められます。
冷水は道を挟んで西ノ又沢川にザブンと半身浴してみました。冷たすぎずサッパリです。
無人ですので、堂々と裸で温泉と川水を交互に入ってきました。端から見ると間違いなく野人ですね。(苦笑)
私のこれまでの生涯No.1の秘湯です。