いにしえの空気感でゆったり浸かれる濃厚極上湯
- 公開日
- 2018/10/24
- 最終更新日
- 2019/10/07
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管理人総合評価
4.3
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ユーザーの評価(1件)
3
山の上の方へ向かい、標高が変わってきたのだろう、雪がでてきた頃山の中とは思えないほど立派でオシャレな建物が見えてくる。
宿泊できる建物の隣にそば屋があり、日帰り入浴客はそちらから入ってくれと言われ、そば屋の前にある駐車場へ移動し、中へと入る。
宿泊できる建物の隣にそば屋があり、日帰り入浴客はそちらから入ってくれと言われ、そば屋の前にある駐車場へ移動し、中へと入る。
この日は日帰り入浴はしていなかったそうで、そば屋の入口には「本日は日帰り入浴はお休みです」という張り紙が。
わざわざ開けてくれたお宿の方に感謝!
紅葉館は明治2年の創業と歴史ある旅館で、建物は今年リニューアルしたばかり。
秘湯の鄙びた旅館を想像していたので、通りがかり大きくて綺麗な旅館を見たものの、そのまま通り過ぎてしまった。
日帰りはそば屋から入るという面白い作り。
日帰り入浴+ソバのセットなどもあり1,100円。たくさん張り紙があった。
敷地内にいるワンちゃん。私達を見てさ~~て遊ぶぞーと伸びをして、遊んで遊んで~~~っと飛びついてきた。 とってもかわいいワンちゃんにほっこり。 |
いにしえの姿ととどめるレトロな浴室 特徴あるドバドバ湯に感動
広間を通って奥へ行くとひなびた通路があり、その奥へ男女別の浴室がある。浴室は喚起が悪く、湯気で浴室全体が白い。
ヒノキでできた浴槽に若干青っぽいような緑っぽいような濁った湯が満たされている。湯口からはおそらく20~30L/分の湯がドバドバと投入され、浴槽近くにある打たせ湯の湯とあわさって床の湯は寝湯ができるほど湯が流れている。
浴感はまろやかで甘い鉄の香りがする。味は甘みとわずかな塩分と鉄、炭酸の味。
東北の秋田などにありそうな湯でジワジワと身体にしみてくる感じがする。
長湯したくなるような浴感だけど、実際はよくあたたまる湯ですぐにあつくなってしまう。
地元の方が言うには、20分以上入りっぱなしだと湯あたりすると言っていた。
今日お会いした地元の方お二人はここのお風呂へ毎日入りに来ていて、家のお風呂に入りたくなくなると言っていた。
こんなすばらしい湯に毎日入れるなんて羨ましい、、。
源泉は3本あり、47.5度が1本と35度が1本、25度が1本ある。
湯船には47.5度を使用し、打たせ湯に35度を使用、25度の1本は使用していないらしい。
鉄系のドバドバ湯がたっぷり堪能でき、大満足の湯だった。
近くに来たらぜひまた寄りたい温泉。
控えめに見えてとても濃い。
浅間山近くのなだらかな山肌が綺麗にひらけて見える山間にありました。
紅葉のシーズンは、切り立った山々もよいですが、こちらのようななだらかな平坦な山もよかったです。
泉質は、色味は薄く控えめですが、析出が多く見られ、とても濃いことがわかります。
ただ、適温よりもやや高い温度でしたので長く浸かれず、時間の関係もあってゆっくりすることができずに後にすることになりました。
雰囲気は暗く狭い感じの木造内湯のみ。
もう少しヌルめ、あるいは開放的な露天があるとよかったかなと思います。
車は停める場所が分かりにくかったです。
(入り口付近に2台だけ入り口をふさぐ感じで停められたので停めましたが、道路向かいの資材置き場っぽところはどうなんでしょう?そこがだめなら2台程度が限界に見えました)