地元で大人気の愛媛では貴重な掛け流し温泉のホテル
- 公開日
- 2019/01/31
- 最終更新日
- 2019/09/07
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管理人総合評価
3.4
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ユーザーの評価(1件)
3.5
★★★たかの子温泉ホテルはリニューアルして「たかのこのホテル」という名称になりました。記事は「たかの子温泉ホテル」当時のものです。★★★
今から1200年の昔、弘法大師草が草むらより湯煙立ちのぼるの発見し堀を掘らせて弁天池と名付、「この池にて、ゆあみするならば諸人、万病も快感疑なし」と言ったというのがたかの子温泉の始まり。
たかの子温泉は健康ランドに立派な宿が付いたような温泉宿で、街中にあり四国では数少ない掛け流しの温泉の一つだ。
今回お勧めいただき宿泊をしたがお勧め通り満足できる1泊となった。お勧めいただいた方にはとても感謝している。
健康ランドのようなたかの子温泉は大盛況。
私達が到着した時、駐車場の空きはなく、しかたがないので駐車場の端へと停める事にした。
今回私達が宿泊を決めたのは本館の古い建物の方。
部屋に案内される時、地図を広げて丁寧に説明していただいたが、運のいい事に「唯一ある岩風呂付の部屋ですよ」との事。家庭用のようなポリバス温泉付部屋は13部屋、岩風呂付は1部屋、全部の部屋数は25部屋ある。
ちなみに新館へも部屋にお風呂が付いているがそちらは温泉ではないらしい。2日前の予約だったのに一番いい部屋・・きっとキャンセルが出たのだろう。
土曜日泊 本館 1泊2食付 8000円 6畳+広めの玄関+トイレ+温泉付
部屋は6畳と広くはないが私には十分な広さ。
入ると既に布団が敷かれておりいつでもごろ寝できる状態だ。机の上には茶菓子とお茶セット、部屋の隅には籠に入っている浴衣、タオル、ハブラシなどがある。
その他の設備はというとテレビ、鏡台、トイレ(和式)トイレの横からは岩風呂へと行けるドアがある。上の写真に見える襖を開けると奥には岩風呂があるのだが、開けれないように釘が打ってあった。
早速部屋のお風呂をためて入浴。
湯に浸かってみると身体をやさしく湯が包む。摩擦が少なくなったような感覚のヌルヌル感に大満足。
蛇口をひねってドバドバ掛け流しながら、これは贅沢だ、こんなにいい温泉付で8000円か、と言葉を発しながらしばらく楽しんだ。
湯船は一人入ったら丁度いいぐらいの大きさ。
他の温泉を飛び回っていた為、宿への到着は19時半、既に食事何処へは誰もおらずポツンと食事。
ずっと我慢していたビールをグビグビ飲みながらゆっくりとさせてもらった。
食事はというと、豚トロと野菜の炒めもの、そのタレが特においしかった。
宿泊者専用 内湯
食事後、宿泊者専用の内湯へと行ってみた。宿の方の話だと、こちらは日帰り用よりも数段湯がいい、(源泉は同じだが、入浴者数の違いから)そして加熱もしていない湯そのままでぬるいかも・・、という話だった。
入浴してみると熱い・・・。頭からぬるいものだと思いつつザボン、と入ったのでえらく熱く感じた。
そういえば宿の方は宿泊者専用へはなかなか入らせてもらえなく、今まで1度しか入ったことがないと言っていた。その方が入った頃はきっと加熱していなかったのだろう。
日帰り用の方は2004年4月より掛け流しとなったらしく、つまり言えば昔たかの子温泉で掛け流しを味わうには宿泊者専用内湯か温泉付の部屋のみだったわけだ。
しかもここの内湯は昔、加熱なしの掛け流し・・・となれば皆がたかの子温泉は宿泊するべし、というのが頷ける。
内湯へはシャワー・カランは各4つ付いており、シャンプー、リンスも常備してある。
大きな窓からは小さい庭園が見え、明るい時に入ったらもっと開放感を感じられたと思う。湯船は10人ほど入れる広さ。
こちらもとてもいい湯ではあったが、ヌルヌル感や温度、新鮮さなどを入れても部屋の湯の方が良く感じた。
この日の夜はなぜか話に花が咲き乱れ、朝方までベロベロになるまで飲んでしまった。 |
朝ごはんは到着した時にバイキングの券をもらう。
場所は新館で食べるそうだ。ちょっと後悔・・。
たかの子温泉の周辺には街中の為、食事何処や飲み屋などなんでも揃っている。目の前にある焼き鳥屋は宿の方へどうですか?と聞くとそこそこおいしいそうだ。次回はそんな楽しみも含めて訪れるのもいいなと思った。
思い出
愛媛出張の際には、道後ではなく、ここに(新館ですけど)泊まってました。入浴施設の方はS臭もあって軽い湯で、私的には愛媛イチオシです。
底の浅い露天が秀逸で、湯尻の切り込みに頭をいれ、寝湯状態で楽しんでました。
良き湯です。