ぬるめのドバドバ源泉槽は至福と癒しの極上湯
- 公開日
- 2018/11/02
- 最終更新日
- 2019/09/09
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管理人総合評価
4.4
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三瓶山に建つ国民宿舎さんべ荘周辺は国立公園、大自然を満喫できる観光スポットでもある。
宿前には国立公園道が走り、向かう道では黒い牛がのんびり草を食べているところなどが眺められる。
国民宿舎というと安く宿泊できるという印象ぐらいしかないが、さんべ荘は別。
温泉も極上、立地も良し、そして料金も安く部屋もお洒落。
国民宿舎の中で、群を抜いてすばらしい宿だと言えるだろう
さんべ荘の外観は通常の国民宿舎とさほど変わりのない造り。コンクリートで出来た一般的なものだ。
館内はバリアフリーやユニバーサルデザインを採用し、車イスでの利用に備え2Fに専用の客室もあるという。
1泊2食付1名の料金 8400円 4畳+6畳+約2畳+トイレ+洗面所 金曜日宿泊
下から2番目に安い展望の良い部屋
(食事は2000円コースのアイリス定食)
さんべ荘本館は2002年に改装され、部屋は隅々まで綺麗。料金から考えるとこの部屋は驚きの部屋だ。
到着時間がだいぶ遅く20:00、とりあえず部屋へ荷物を置き、そのまま食事何処へ行く事に。
しかしあまりにも良い部屋に驚き思わず座り込んでしまった。
部屋からは緑が見え展望も良く(朝)、清潔で気持ちがいい。とても快適で落ち着く造りとなっていた。
部屋には何不自由のない設備が揃っている。洗面所も部屋が別れており、トイレもウォシュレット付きで暖かい。4畳の部屋にはクローゼットも有り、とても使いやすい構造だ。
値段が8400円と安かった為まったくこんな設備は想像していなかったので感動は大きい。
部屋はお洒落に飾られておりこれが外観無機質なコンクリート造りとは思えないような造りだ。
食事はコースで選ぶ事ができる。 |
その他、沢山のコースがあり、ホロホロ鳥の懐石や刺身舟盛など自由に選ぶ事が可能。
私の頼んだアイリス定食は私にとっては十分な量。味もそこそこ、刺身もおいしくいただいた。
安くあげたい方、温泉重視の方にはこれで十分ではないかと思う。
老舗の造り酒屋から譲り受けた酒樽になみなみと注がれる極上湯
さんべ荘の湯出量は1分で3000リットルと激しく多く、特に上写真34度ほどの源泉風呂にはドバドバと掛け流されている。こちらはかなり冷たく今の季節にはまだ早い。
しかし手前にある加熱源泉風呂で温まってからこちらの加熱なしの100%本物の温泉へ。
行ったりきたりと本当に気持ちがいい。気持ちよすぎて1時間半、入浴できる時間ギリギリまで夜も朝も堪能しつくした。このすばらしい湯にノックアウト!これぞ至福の時。宿泊して良かったと心から思う瞬間であった。
女性用露天風呂
こちらは加熱された露天風呂。加熱といってもぬるめ。
この加熱の具合も抜群です。
2時間入っていても大丈夫なほど。ぬるめ好きの私にはベストな湯具合。
内湯へは循環ろ過式のろ過され透明となった湯がある。その他、水風呂、サウナなど設備は豊富。結局どれも私は一度も入らずに終わった。
内湯、露天風呂各1つずつ循環ろ過式の過熱された42度ほどのものがある。
温泉へ夜と朝2回ほど行ったがほとんど貸切状態。もっともなピーク時で満室のはずなのだが・・・運が良かったのかそれとも温泉好きが少ないのか。
男性用の方は沢山人がいたそうだ。
脱衣所へは日帰り用に鍵付きロッカーが備え付けられている。
シャワー・カランは豊富。リンスインシャンプーとボディシャンプーもある。
朝ご飯はシャケや温泉卵、湯豆腐などのシンプルなもの。食事何処は夜ご飯と同じ食堂となり、入り口付近にはコーヒー、トマトジュース、お茶などおかわり自由で並んでいる事が嬉しいサービス。
駐車場奥には足湯もある。 |
≪さんべ荘の良かったところ≫
部屋の雰囲気、設備、温泉、すべてがすばらしい。
≪さんべ荘の良くなかったところ≫
何もなし。あえて言えばせっかく自然に囲まれているので自然を生かした露天風呂があったらいいなと思うぐらいかな・・。
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