抜群のヌルヌル湯で絶大な人気を誇る伊豆の秘湯お宿
- 公開日
- 2018/10/12
- 最終更新日
- 2019/09/19
- 投稿者
- しおり
-
管理人総合評価
3.4
-
ユーザーの評価(3件)
3.4
観音温泉は、伊豆で泉質のいい温泉として1番に名前があがるような温泉好きには有名な温泉です。
山奥で秘湯と言えるような1軒宿ではあるのですが、収容人数が多い大型施設で旅館というよりはホテルと言った方がいいかもしれません。
元々は滝野川自動車というタクシー会社がはじまりで、観音温泉にはタクシー会社の合宿所を作り当時の社長が身体を鍛えるために体育館を現在の場所に作ったことから旅館へと変わっていったそうです。
新しい宿泊施設のピグマリオン、日帰り施設の観音プリンシプル、宿泊者専用のお風呂観音の湯ガラティア、外溝などは2005年から10年ぐらいでいっきに作られました。
敷地はとても広く敷地内には水、化粧水やシャンプー、トマト、などなど温泉を利用して色んなものを作っている工場もあります。
観音温泉へ到着して、残念ながらお出迎えはありませんでした。
今回こちらのお宿を選んだ理由は、この時私は妊娠9カ月。
温泉へ行きたいけどさすがに大浴場へ入るのは気が引けるので部屋に温泉が付いているところで階段が少なく設備がしっかりしていて何かあった時にすぐに対応してくれそうなところ、という事で選びました。
敷地は50万坪ほどあり、見えている土地はほぼ観音温泉の土地だということでした。
この時もまだ拡張のためか工事をしている様子、観音温泉は商売上手で商売熱心な印象、どこまで拡張するんだ~?というほどどんどん広がってます。
入口から入るとまず売店と日帰りの人用の券売機があります。
案内されるまで待っていたロビーはずいぶんゴージャスな雰囲気。南国リゾートのようです。
本館から少し離れた場所にある今回宿泊予定のピグマリオンです。
一番新しく、全室露天風呂付だそうです。
1泊2食付2名1室1人24,990円(キャンペーン価格) 13畳+トイレ洗面、露天風呂付 部屋名「星2」
私達は平日1室のみのキャンペーンというのがあったのでそのキャンペーンで安く宿泊することができました。
通常2名1室1人34,000円だったところを24,990円と1万円近く安いプランです。
ただかなりお得!とは思いますがそれでも結構なお値段・・私達が宿泊するお宿にしては高い部類に入ります。
部屋は写真を見て正直もっとすごい部屋を想像してしまっていたので、少しせまく感じてしまいました。
綺麗に保たれていて悪くはないのですが、一番残念だったのはソファが飾りのように置いてあり座り心地があまり良くないところです。部屋の居心地が変わるので結構椅子って大事ですよね。
料金が今回支払った24,990円だとしてもこの部屋は少し高いように思います。伊豆ならではの金額ではないでしょうか。
窓がとても大きいのですが、露天風呂との仕切りとその奥にある窓、どちらも水アカで汚れてしまっていてせっかく他のところが綺麗なのにあまり綺麗に見えないのが残念なところ。
嬉しいなと思ったのは、写真のきんちゃく袋です。
すごくオシャレでかわいい!観音温泉の女将さんはデザインをされたりするそうなので女将さんが考えたのかな? すごくいいです。
その他大きな洗面台があるのですが、観音温泉で作っている化粧品がズラリと置かれているのも色々試せて嬉しかったです。
気持ちのいい風に吹かれながらトロリン湯で極楽極楽・・・
部屋の半露天風呂は景色もよく、夜になると月が綺麗に見えたりしてすごく気持ちいいいです。
お湯は適温のトロトロ、ねばりつくようなトロトロヌルヌル感がたまりません。
このヌルヌルは全国でもかなり上位レベルのヌルヌル感ではないでしょうか。
源泉の味はほぼなくミネラル感のあるおいしいお水でゴクゴク飲めちゃいます。
ちょっと気になったのが湯船の底の吸い込み口と吸い込んだお湯を吐きだす口があったのですが、お湯の温度を適温に保つために湯船の中で加熱しているそうです。
この露天風呂、1人でちょうどいい大きさでした。
あまりに気持ちがよくて何度も何度も何度も~~~!入ってしまいました。
家にこんなハイレベルの温泉があったらいいのにな~。
ガラティア 観音の湯
昔からある方の浴室ガラティアです。風情のある内湯と開放的な露天風呂がありとても広いです。
部屋の露天風呂同様、ヌルヌル感が強くまるで化粧水にでも浸かっているようなトロリンとしたお湯で女性に好まれそう。いつまでも入っていたいほど気持ちがいい湯です。
源泉投入量は内湯、露天風呂共にかなり少ないです。
源泉は豊富なわけだしもっと入れてほしいところですね。
アメリカンスパなるジャグジーのような浴槽もあります。
脱衣所の設備は完璧です。沢山の脱衣籠が並んでいて、鏡台も豊富。
ベビーベットもありました。
おかず8品+お吸い物+スイーツ 温泉で炊いた釜飯が目玉
最初にテーブルに並んでいたのは前菜と鍋、鴨肉は美味しかったけどその他は杏の甘いものとゼリーで作ったような仕出しであろう内容。
鍋はタラのお鍋。味は普通のお味でした。お刺身はプリプリの伊勢海老が入ってとっても豪華です。
その後しばら~く待たされ・・・やっと揚げもの登場。これはサクサクで美味しかったです。
そして目玉の温泉で炊いた釜飯とお吸い物。
温泉で炊いた釜飯はご飯の食感もよくやさしい味付けで気に入りました。
全体的にいえば、食事は手作り感がなく
伊勢海老がなかったら1万円のお宿でもウーン・・・という感じに思います。
食事処はとっても広いです。 |
朝は日帰り入浴でも入れる観音プリンシプルの方へ見に行ってみました。
こちらは以前にも何度か入りに来たことがあるのですがとっても大きくて綺麗な施設です。
宿泊していたピグマリオンから少し歩きます。
観音プリンシプル
宿泊者専用のガラティアにある内湯と似た作りになっていますが、断然こちらの方が綺麗で広いです。
源泉投入量もそんなに変わりません。
部屋の露天風呂とガラティアで十分入ったので今回こちらは写真を撮るだけ・・。
露天風呂からの景色は宿泊者専用の方よりいいです。
源泉投入量はやっぱりこちらも少ないと思います。
湯あがりお茶を飲みながらゆったりできる素敵なテラスがあります。
テラスや道がウッドで作られちょっとしたオシャレな公園のようです。
おかず5品+ご飯+漬物+味噌汁+のり 伊豆ならではの干物の朝食
さすが伊豆!といった感じでアジの開きが脂ものっていておいしかった。
伊勢海老の味噌汁は嬉しかったなぁ。何故か伊勢海老の身がでてくるより味噌汁の方が得した気分になるんだよね。
その他ご飯、豆腐、温泉卵、サラダ、、 夕食より朝食の方が好みでした。
チェックインするときにくれたコーヒー券2枚を使ってエントランス近くにあるテラスでコーヒータイム。 |
チェックアウト後のお見送りは残念ながらありませんでした。
フロントでお金を払って終了というあたりはホテルみたいな感じです。
帰りにお土産をいただけるのはちょっとお得な気分になりました。
今回は妊娠9カ月で訪れましたが、何の心配もなくゆっくりできました。
≪観音温泉のよかったところ≫
部屋の露天風呂は景色もよく窓も全開にできてとっても気持ちがよかったです。ヌルヌルの泉質は女性なら絶対好きでしょ、という部類の泉質。夜も夜中も朝方も朝も!たくさんたくさん入りました。
部屋にある浴衣や巾着がかわいかったです。
食事は伊豆ならではのものを出そうとしているのを感じられました。(伊勢海老、桜エビ、アジの干物など)
部屋の遮音性が高いので赤ちゃん連れでも大丈夫そうだなと思いました。
≪観音温泉のよくなかったところ≫
まず夕食が仕出し中心で手作り感がなく、量も「あれ?もう終わり」というぐらいだったのが残念でした。宿泊料金が高いだけに余計に思います。
また新人さんが多くて何を聞いてもわからずこちらも困りました。新人さんが入る時期だったのかもしれないのでこれについてはこの時だけかもしれません。
部屋の露天風呂の大きな窓と部屋との間の大きなガラスの仕切りが水アカで真っ白だったのが、せっかく他の部分は綺麗なのにそのせいで綺麗に見えません。
おもてなしはあまりありませんでした。
広大な敷地に雑多な施設
広大な敷地に雑多な施設が点在していた。施設名からして宗教施設を連想していたのだが、HPを見てみるとどうやらそうでは無く施工主が観音様を信心していたからの様であった。だが、ガラティアだとかピグマリオンだとかプリンシプルだとか、全く意味が解らないネーミングは宗教に由来するものなのだろうとは思う。
今回訪れる事ができたのは、伊豆下田駅より日帰り入浴でも送迎バスを利用できるという事を知ったからだった。人気が高いと言う観音寺温泉に是非入ってみたかったのだ。
送迎バスは、同じくヌルヌル温泉の昭吉の湯を通り過ぎ、更に中伊豆へと入って行く。この辺りの温泉はアルカリ度が高い泉質なのかも知れない。
バスは受付棟の前に到着し、日帰り入浴料金1300円(休前日・休日1500円)を支払い、帰りのバスを予約し、温泉棟の案内を受ける。
「観音温泉」とだけ書かれた小さな看板が掛かる、此処が本館なのかもどうかもよく解らない。入口には観音様が建っていた。
見渡す限りと言って良い様な広大な敷地に、何だかよく解らない建物やハウスや畑や山が広がり、手入れ不足の庭らしき場所には、屋外の休憩スペースも設けられていたがイマイチ洗練感が無く、何と言っても意味不明の建物が点在しているので、温泉施設としての統一感が全く無く、伊豆の人気高級宿観音寺温泉というイメージからは遠くかけ離れた、何だか違和感さえ覚えるこの施設にがっかりしてしまった。
さて、温泉棟の入り口には「3号源泉掛け流し 姫方 観音プリンシプル」と書かれた新しい看板が掛かり、施設としてもまだ新しい様だ。
浴室はかなり広く、窓ガラスが大きく明るく、木造りの大きな浴槽が優しく柔らかい感じを与えている。
特徴的な花びら型の源泉投入口からは、四方に源泉が掛け流されているが、湯温がぬるいので投入口付近に陣取る事になる。確かにヌルヌルの優しい温泉だが単純泉なので無味無臭。
窓からは露天風呂とその向こうには円形のジャグジー風呂が見えている。
露天岩風呂の源泉投入量は更に少なく、かなりぬるい。寝湯としてのスペースも設置されているので、ゆっくりと入ると言う事なのだろうが、春浅いこの時期ではぬる過ぎて直ぐに上がった。
木の格子をバックにある大理石?のジャグジー風呂はモダンであったが、スイッチを入れてもジャグジーは直ぐ止まり、溜まり湯の様であったので直ぐ出た。
結局気持ち良かったのは内湯だけであったが、平日の一番乗りであったのでこの浴室を独り占めできたのは贅沢であった。
アクセス例:伊豆急下田駅より送迎バスあり、要予約。
何度でも入りたいとろ〜り美肌の湯
何度かお世話になっているちょっと山奥に入った場所にある温泉宿で伊豆では珍しいとろみのある湯が特徴の温泉です。
お部屋にもかけ流し・飲泉可のとろとろのお風呂が付いていて化粧水からファンデーションまでアメニティが充実しているのが嬉しい♪
ヌルヌルし過ぎ!!
改築直前の産土亭に貸切状態で宿泊。
未だに産土亭以上のヌルヌル湯の経験は無し。