湯畑前で便利!2種類の濃厚源泉を交互に楽しめるお宿
- 公開日
- 2014/06/03
- 最終更新日
- 2019/09/10
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管理人総合評価
3.2
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ユーザーの評価(2件)
3.8
湯畑の目の前という最高の立地にある草津舘は、自家源泉「若乃湯」と共同源泉「白旗乃湯」、2種類の源泉へ入れるという温泉好きの間で評判の高い旅館です。
歴史は約150年、骨組みはそのままで、平成5年に改装して今のような形となりました。
到着すると、今日はお客さんお二人のみなんですよ、とのこと
お宿が貸切状態なので男女別の浴室も貸し切りで利用していいと言ってもらい、嬉しい♪
草津舘の浴室は何故か女性用の方が大きい作りになっていたので、「入れ替えではないんですか?」と聞くと「女性客の方が多いのでいつも女性用の方が大きな浴室なんですよ。」と言う。
嬉しい話だけど、女性客の方が大きい浴室なんてすごく珍しい。
温泉の効果か?女将さんの肌が白くて綺麗だな~なんてつい眺めてしまいます。
うらやましい。。。
女将さん自身、肌の綺麗さを知っているのか、エントランスには女将さんおススメの化粧品が売っていました^^; さすがです
1泊2食付2名1室1人13,650円 和室10畳+3畳+広縁 トイレ、洗面付
部屋は広く、窓からの景色は温泉街で人が歩いているのを眺められます。
この日のお客さんは私達だけだったので、おそらく一番いい部屋にしてくれたのだと思います。
ただ、全体的に薄暗く、壁やふすま、カーテン、座布団などにシミなどもついているので
少し古めかしい感じがしました。
電気を白熱灯に帰るだけでやわらかくて薄暗い雰囲気はなくなるのになーなんて思ってしまいます。
部屋の暖房はよくきき暖かく、窓が2重サッシになっているので保温はバッチリです。
おかず9品+果物 女性好みの華やかな料理
お風呂の前に食事。食事は食事処で食べます。
食事処では私たち二人だけのために3人も動いて食事を用意してくれてなんだか申し訳ないような気持ちに・・・。
食事はオシャレな感じで、紅葉があしらわれていたりと演出がかわいらしい。
女性客の方が多いと言っていたので、女性向けに作られた料理といった感じでしょうか。
一番おいしかったのはマグロの上にエビと山芋、いくらがのった創作料理でこれは絶品でした。
その他マスのすじこもなかなか。他は全体的にバランスの良い感じです。
ただ、品数も量も多いので全然食べきれなくてさらに申し訳なく思ってしまいました。
女将さんや従業員の方たちはとても感じがよく、笑顔で接してくれ気持ちよく過ごせます。
鍋の味付けはこれも女性好みか甘めの味付けでした。
自家源泉「若乃湯」と共同源泉「白旗乃湯」、2本の源泉を交互に楽しめる
食事の後はあまりに食べ過ぎて二人ともほぼ動けず、、、温仙人はそのまま寝てしまい、私は落ち着いた頃にお風呂へ。
浴室は広く浴槽も2種類もありました。
手前の小さい方の湯船が「白幡の湯」奥の大きな湯船が自家源泉「若乃湯」
まずは手前の「白幡の湯」へ入ってみます。
結構温度が熱く、かけ湯を10回ほどしてからの入浴。
ピリピリ感はすくなく、まろやか、白い湯の花がたくさん舞っていて気持ちがいい湯です。
飲んでみるとレモン+ダシのような旨みのある味。酸味もあまりとがった感じではありません。
匂いはすっぱい匂いがかすかにする程度でした。
楽しみにしていた奥の自家源泉である「若乃湯」へ。
見た感じは少し緑がかっていて綺麗な色をしています。
こちらは温度が結構ぬるめ。湯船が大きいのに湯量が多くないので温度が低くて入りやすいです。
しかしぬるめなのに肌がピリピリするような刺激を感じます。
味はレモン味の尖った酸味、旨みダシのような味はしません。
ぬるめでとってもいいお湯なのですが、私の好みでは白旗乃湯の方が好みでした。
洗い場はお湯がなかなか出ませんでした。
シャンプー、リンス、ボディソープはあります。
部屋からの景色は湯畑は見えないものの、町のライトが見え、観光客がウロウロとしていたり地元の方が白旗乃湯へ入りに来たりしている姿が見え楽しかったです。 |
温泉街ならではの雰囲気を楽しみたい人には向いている部屋です。
朝は男性用内湯の方へ入ってみました。
こちらは若乃湯源泉の湯船が小さいのですが、源泉投入量は女性用の若乃湯源泉とあまり変わらない量が投入されていることもあり、女性用の若乃湯の湯船より温度は高めでした。
浴室のすぐ横には草津舘自家源泉である「若乃湯」の湧出場所を見る事ができます。
若乃湯源泉を上から見るとこんな感じ。
青みがかっていて綺麗ですね~。
湧いているすぐ横で入れるだなんて贅沢極まりないです。
適度な量と適度な種類 バランスのいい朝ごはん
朝、目の前に今年新しくできた御座之湯へ行ってみてその後朝食にすることに。
朝ごはんは8時から。
御座之湯で思いのほかゆったりと入ってしまい、少し遅れてしまいました。
外から帰ってきたら 「あ~~帰ってきた~~」と待ってましたな状態で、ご心配をおかけしたようで申し訳ない・・・。
朝食はバランスの良い朝食で、夕食より朝食の方が私的に好みだったのかスルスルと食べれました。
マカロニサラダと生ハムが一緒に食べると意外においしいのは新しい発見でした。
あとは温泉たまごがダシ共に自家製らしくおいしかったです。
≪草津舘の良かったところ≫
自家源泉の若乃湯と大好きな源泉、白旗乃湯の両方に入れるところは大満足な部分でした。
また若乃湯は女性用の方のみですがぬるめでゆっくり入れるあたりも○。
湯畑の目の前という立地の良さは共同湯巡りにも食事に行くにも便利でした。
人によるかとは思いますが、ガヤガヤとしたいかにも温泉街という雰囲気が窓から見えるのもいいです。
接客もお客さんにあわせてくれるスタンスを持っておられニコニコと笑顔もあり気持ちよく過ごせました。
≪草津舘の良くなかったところ≫
平日で他にお客さんがいなかった事もあると思いますがとにかく館内に人がいなくて必要な時にいないので館内でスタッフの方を探しまわったりして困りました。
あとは部屋が薄暗い事と古めかしい雰囲気なので電気を白熱灯にしてカーテンや座布団だけでも変えたらだいぶいいのではないかなと思います。
お風呂はお湯と湯船の雰囲気はいいのですが換気が悪くモウモウでした。
洗い場のお湯の出が悪いところも不便に思いました。
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白旗源泉にゆっくり浸かれる
湯畑の前にあり、白旗の湯と御座の湯を両脇に抱えるという立地条件が素晴らしい草津館。
白旗源泉が目の前にあるだけに、館内にもその源泉を引きこんでいるが、草津館の良いのは何といってもこの白旗源泉にゆっくり浸かれるという事だ。
草津の源泉、共同湯は殆んどが熱く、白旗共同湯も熱くて浸かるのに非常に難がある。
ところが草津館の白旗源泉の湯船は適温状態になっている。源泉の投入量は勿論少ないが、それだけでは無く何か工夫があるのかもと思える位、ゆっくりと浸かれるのが凄く嬉しい。
木造の長方形の湯舟は差ほど大きくはないが、湯筒の周りにはビッシリと析出物が付着している。湯は滑らかで、白旗源泉の質の良さを感じる。う~ん気持ちが良い。
もう1つ宿の特徴として、自家源泉の若の湯を持つというのも、草津の宿では自家源泉が少ないので、これも素晴らしい事だと思う。他の宿にも配湯している位である。
成分表を見ると殆んど草津の源泉と同じ様な感じだが、若干メタケイ酸が多いようだった。
なのに、何故か私にはこの若の湯源泉の特徴が感じられず、つまらない湯に感じてしまうのだ。前回もそうだった・・。
こちらの湯船の方が断然大きく造られており、正方形の石造りの湯舟の壁は、温泉成分で緑色になっている。湯温は少しぬるめ。
どちらも良い湯である事には間違いないだろう。ただ一つだけ困ったのが、天井が合成樹脂で造られており高さも無く、そこから時々ポタッと冷たい雫が身体を直撃する。この冷っ!が恐いのだ。立地的に高い天井がとれる訳でも無く、木造にリフォームできる訳でも無かったのかも知れないが・・洗い場も狭い。
部屋にはガスストーブが点いており、乾燥しにくいので嬉しいと思った。
ただ、建物自体は古いようで、上の階の足音だけでもドンドンと凄い音がし、振動し響いてくる。リニューアルの際、もう少し何とかならなかったのかなと思う位酷かった。
お宿の方々は非常に愛想良く親切な接客で、到着するとすぐgotoクーポンを下さったので食事に利用する事ができ感謝。
草津は共同湯巡りも楽しいが、熱くて浸かれない共同湯がほとんどなので、浸かって温泉を楽しみたいなら宿泊するべきだなと思う。
草津バスターミナルに降り立つと、硫黄の香りがして来てワクワク。
街は若者で賑わい、帰りのバスターミナルでは、何処の団体❓と思う程のバス待ちの行列ができており、長野原草津口まで向かう路線バスがだ、5~6台到着し客を運んでいた。
駅は駅で温泉行きのバスを待つ行列ができ、やはり草津は関東からの人気の観光地である事を実感した。
人出が衰えない熱海や草津。大勢の若い世代を呼び込もうとしたら、温泉だけでなく飲食店や雑貨店などがあり、楽しめる街作りが必要なのだなと改めて感じた。
アクセス例:JR長野原草津口より路線バス草津温泉バスターミナル行きで、終点下車し徒歩4~5分程
草津でのんびり過ごすなら
草津は大好きでかれこれ20回以上は来ていると思います。
草津館さんは湯畑のすぐ近く、白旗の湯の隣にあります。
源泉は草津では数が少ない自家源泉である「若乃湯」と白旗の湯の2湯が内湯としてあります。
若乃湯の方がお湯がまろやかのような感じでしょうか。
とても良い湯だったので草津にいながら、草津館の内湯のみなんども入って帰りました。
食事もとても美味しくまたリピートしたくなる宿でした。
ちなみにお茶菓子で出た「松むらまんじゅう」が今までの人生で一番美味しかったので、お土産に買って帰りました。温泉まんじゅうを買うならおススメです。