湯ヶ島温泉にひっそりとたたずむ隠れ共同湯
- 公開日
- 2019/01/16
- 最終更新日
- 2020/08/08
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管理人総合評価
3.6
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ユーザーの評価(1件)
3.5
※※※現在コロナの影響で休業中となっているそうです※※※
天城にひっそりとある共同湯 世古の大湯です。
ひっそりしすぎて隠れ共同湯といってもいいのではないでしょうか。
湯ヶ島温泉のバス停の近くに川底へ降りる階段があります。階段を下りると渓流沿いにB級チックな湯小屋がポツリと建っています。
こちらの共同湯名、色々と書かれていて本当のところがわかりません。管理組合の書いたボードには「世古の大湯」「世古の湯」とあり、分析表には「瀬古の共同湯」、看板には「瀬古の大湯」・・・・・(´ー`A;) いったいどれが本当なのでしょう??
当HPはGoogleマップに表示された「世古の大湯」にしておきました。
駐車場は広く車で来ても問題ありません。
バス停(湯ヶ島温泉)と公衆電話が目印ですが、いまどきは公衆電話がどんどん少なくなっているのでその内なくなってしまうかも・・・。
ここから細い階段を下りていきます。
夜はライトはありますが、結構道が暗そうですね。
昔はこの湯小屋もなく、川の横に湯が湧いていて露天風呂があったそうです。
その頃は湯は黄色っぽく硫黄の香りがしたとご一緒した方が言っていました。
その頃にも入りに来たかったな~
身体の芯から温まる上質な新鮮湯
浴室は素朴なタイル作りで熱い湯(42.4度)とぬるめの湯(39.2度)の浴槽が2つ。
いかにも共同湯といった雰囲気でなんだか落ち着きます。入ってみると少しツルっとした浴感で、石膏臭がします。
5分ほどすると汗がボタボタと出てきます。よくあたたまる湯です。どちらかというと寒い時期の方があう温泉かなぁ。
浴室で会った人も夏場は熱くて入りずらいと言っていました。気のせいかもしれませんが、入った後やたらと疲れたような気がします。
源泉は湯面より下から投入されていて源泉を飲む事はできません。
湯量はおそらく1~2L/分ってところでしょうか。そんなに多くはなさそう・・。
源泉の湯口にはカルシウムがたっぷり付いていてなかなかの形になっていました。
脱衣所や浴室も綺麗に掃除されていて、地元の方が大事に管理されているのがわかります。
伊豆の温泉は他の地域に比べてそんなに行っていないのですが、伊豆にもこんなに素朴な共同湯があるんだなぁと思いました。
地元密着の共同湯
2019.3月利用。湯ヶ島のかじかの湯に隠れた共同湯は、地元の方が大切にされているようだなと感じた温泉。というのも平日の昼間であっても、地元の方の入浴があり、浴室はきちんと整えられている。昼間から電気を付けてしまっていた私は、後から来られた地元の方に、パチっと切られてしまった。すみません節約節約。
すでに男性浴室の方では話声や、浴後くつろぐ姿が見られたりで賑わっていた。
基本的にお休みのない瀬古の湯は、100円で利用できる。大切にしなければ。
出迎えてくれるのは、紺地に女の子の絵が描かれた暖簾。川縁に建つ湯小屋はプレハブ様だったが、思いかけぬ可愛い暖簾に嬉しくなる。
温泉も泉質は湯ヶ島温泉一帯の同じ泉質だが、かじかの湯に比べ新鮮なように感じた。
湯舟は2つに仕切られ、源泉投入口がある方の湯船から、湯が仕切りを越え少しぬるくなる仕組み。熱い方が43℃位、ぬるい方と言っても41℃位に感じ、どちらも熱めだがとても気持ちの良い湯だった。
源泉口に付着している析出物が凄い結晶になっており、温泉の濃さを物語っている。
湯舟は好みのタイル造り。そして壁はピンクであり、浴室全体が可愛いく清潔感があり、とても気に入ってしまった。
アクセス例:かじかの湯より徒歩で20分くらい。道路左側に瀬古の大湯と書いた看板有り、その入り口の坂を下る。最寄りバス停、外野からは徒歩5分位。