2種類の源泉を楽しめる!昔の湯治場を再現した見事な浴場
- 公開日
- 2019/01/12
- 最終更新日
- 2019/09/07
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3.3
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ユーザーの評価(2件)
3.4
草津館の前に2013年4月25日に完成したという御座之湯へ行ってみることにしました。
草津全体をプロデュースすることになった有名なデザイナーの「相羽高徳」さん。
「新横浜ラーメン博物館」や「鬼平犯科帳」をモチーフにした東北自動車道羽生パーキングエリア(上り線)のプロデュースが有名な方で、この御座之湯も手掛けました。
2014年今現在も草津のプロジェクトは進行中で、湯畑、湯もみの熱の湯、御座之湯、広場で全体が構成されています。
この日は御座之湯の隣にある草津館へ宿泊していて、御座之湯のオープンが7時からだったので7時半頃に訪れましたが一番乗りでした。
中へ入ると貸切状態でガランとしています。
建物内は複雑で凝った作りをしていてまるで老舗の高級旅館のようです。
建設費用はなんと3~4億円! 町が建設し、運営は民間がしているそうです。
2階には休憩できる部屋があり、オープンは9時。
大広間の利用は入浴料大人500円の他に1,000円。なかなかいいお値段しますね。
昔ながらの湯治場をイメージして作られた木のぬくもりいっぱいの浴室
浴室は天井が高く、開放感があってとても広いです。
浴槽は2つあり、2種類の源泉「万代鉱」と「湯畑」がそれぞれに投入されています。湯畑の源泉は古くからありましたが、万代鉱源泉は後の掘削で利用できるようになった源泉です。
湯畑源泉は湯量が多く新鮮、万代鉱源泉は湯船の大きさに対してちょっと少ないかなという感じでした。
まず万代の湯へ入ると、やはり他の同源泉のところと同じく肌にピリピリと刺激があってすっぱい味が強いです。
肌も溶けてヌルヌルします。
湯畑源泉はすっぱさはほどほどで刺激はまだマシといった程度の刺激です。
この二つを交互に入り比べられてなかなか楽しかったです。
奥が湯畑源泉で手前が万代鉱源泉です。
男性用の湯船はヒノキで作られていましたが、女性用の湯船は残念ながら石作りでした。
元々あった湯治場をイメージして作ったけど、日帰り施設なので洗い場はないと、、、と言う事で4つだけ作ったらしいです。
ただ、かなり大きな施設なのでこの大きさの割に4つだけなので混雑時は待つ事になりそうです。
脱衣所にはドライヤーがありました。
他の施設や広場はまだ作りかけだったので、これから完成するのが楽しみです。
ぜひ日本ならではの情緒ある温泉街を作り上げてほしいと思います。
ちなみにこれがきっかけで、久しぶりにラーメン博物館と羽生パーキングへ見に行ってしまいました。
すばらしい雰囲気でしたよ。
湯畑前の日帰り施設
何年か前に来た時は新しくできたばかりで、広い浴場に木造りの浴槽は新品で味気なかったが、現在は湯筒の周りには白い析出物が付着し、温泉らしくなって来ていた。
湯畑前にあり、白旗源泉の後ろにある大きな建物の御座の湯は、湯畑源泉と万代鉱源泉の湯舟が並ぶ湯に、入り比べるのが特徴となっている。熱めと温め(と言っても熱いが)の合わせて4つの湯船が並ぶ。
湯畑源泉の湯はややぬめりがあり柔らかく感じた。
万代鉱源泉はやはり熱い。閉館前に行ったので湯温もやや低くなってしまっていたので浸かれたが、湯畑源泉より熱く、酸っぱさもキツイ。
うっかり顔を洗ってしまうと、鼻がツーンと痛くなり喉がヒリヒリするので要注意。
入浴料は600円だが、宿泊し、宿の浴衣で行くと100円引きになる。8時45分閉館で、開館時や閉館前は空いている。2階は有料休憩室。夏季はレンタル浴衣があり、草津温泉の散策を楽しむ事もできる。
アクセス例:JR長野原草津口より路線バスで草津バスターミナルまで。徒歩5分
御座の湯は湯畑のすぐ近くの温泉だから人気だよね!
近くには無料で入れる白旗の湯があるけど、そっちは外湯だから、そんなに入れないしね!
湯畑源泉と白旗源泉の両方が楽しめるからお得な施設だよ!
雰囲気はないけど、お湯の質は間違えないから、一度は行ってみてくださいな!