日光界隈では珍しい茶色く濁った貴重な湯
- 公開日
- 2019/01/04
- 最終更新日
- 2019/09/08
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この日光界隈では、珍しい赤茶色のにごり湯の共同浴場の上栗山温泉 開運の湯。
日光市といっても元は市区町村合併で吸収された別の町で、山奥にあり秘湯感もなかなかのものです。
2000年頃の温泉ブームに乗って、観光の目玉として町が掘り当てた温泉のようですので、それほど歴史は長くありません。主に地元民の方の利用が多く、あまり外部の人は来ていないようでした。
施設は小奇麗で、決していわゆる共同浴場という古めかしい感じではありませんので、どなたでも楽しんで入浴できるのではないかと思います。
ローカル感にのんびりと浸り、日ごろの疲れをいやすのにいいのではないでしょうか。
建物外観。共同湯といっても立派な建物です。
脱衣所です。大きくて綺麗な鏡や体重計、ドライヤーなど設備は十分です。鍵付ロッカーはなかったと思いますので、貴重品だけはご注意を。
カランは2つ設置。温泉ではありませんが、温度調整機能もついていて、快適です。
塩素463.3、ナトリウム555.1が中心ですが、特筆すべきは硫酸404.5、炭酸水素354.9となかなか豪華な成分となっています。ただし、源泉温度が高いため、炭酸水素はあまり感じられませんでした。
これ、旅館の内湯みたいですよね^^ 景色もなかなかのものです。
赤茶色の温泉がなみなみと注がれています。タイル張りですが、気持ちの良いお風呂でした。
投入量は10L/分もないでしょうか?源泉温度が高いためだと思いますが、この浴槽のサイズだと、1日で1回転するかしないかもしれません。その点は少し残念ではあります。
日光で500円で入れる日帰り温泉としては、十分価値はあると思います。訪問時は空いておりましたが、地元の方の利用が多いため、曜日、時間帯によっては混雑している可能性もありますので、ご了承下さい。(写真の雰囲気だとまるで旅館のお風呂のようで、優雅でいいんですが)
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