ゆらぐ湯煙が格別の雰囲気の開放感あふれる露天風呂
- 公開日
- 2019/02/03
- 最終更新日
- 2019/09/07
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管理人総合評価
3.3
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ユーザーの評価(1件)
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小国町の中では最も高台にある旅館、山翠は標高750メートルに位置する旅館です。
ここの料理は有名で、地中からの蒸気を利用し、蒸し鶏などを出しています。噴き上がる地熱釜で蒸された地鶏は、腹に塩とニンニクを詰めて蒸し、丸ごとだされた鶏を切り分けて食べるそうです。
こういった地熱を生活に使用している事から「地熱の里」と呼ばれています。
私達は入浴だけでしたが、後でこの事を知り食事つき入浴にすればよかったと後悔しました。
宿はどちらかというと近代的で大きく、新館は2000年3月に建てられたというまだ新しい建物です。
駐車場も広くバスでも停めれそうなぐらいでした。
駐車場のコンクリートの隙間から蒸気が出ていました。お~~すごい!こんなところからも湧いてる!と感激していたのですが、後でご主人に聞いたらパイプが破けてるんだけどお客さんが喜ぶから・・との事。なんだ・・・・。
露天風呂へは階段を上がっていきます。男女共用の仙人の湯は一番上です。脱衣所は男女別にあります。
ゆらぐ湯煙と夕日が重なりあう景色をみながら
前方へは展望の景色に田園風景、横を向けば雪をかぶった山々が見え、一言で展望と済ましてはもったいない景色です。
温泉は単純硫黄泉でかすかに硫黄臭がします。湯の花も大きめのものが浮いていました。
ここのお風呂は自然噴出ですべてかけ流しとなっています。
豊かな大自然の香りと目がよくなる程遠くが見える景色を存分に味わうことのできる場所でした。
湯船は真ん中が狭くなっており、一応、男性と女性で湯船が分かれているようでした。
お風呂あがりには休憩できる広いスペースが設けられています。ここでお茶やビールを飲んでゆっくりした後、家族風呂や内湯へまた入りに行くというのもいいと思います。
山翠は全部でお風呂が16箇所もあります。宿泊でも飽きる事なく楽しめる宿だと思いました。
宿の中で湯めぐりができるとても満足度の高い温泉だと思いました。
また休館
別府、由布院、黒川、わいた温泉、色々と廻っていますが、日帰り入浴に消極的な温泉にはがっかりさせられる事が多く、HPなどに料金、入浴可能な時間、休館日などまったく明記されていない。この宿も同様で、訪問してから休館である事を知ったが、休館日を受付で確認したが、不定期で分からないとの事。それならなおさら、HPなどに書いてほしい。仕方なく、近くの共同浴場、豊礼の湯、地獄谷温泉 裕花さんを訪ねたので、そちらの写真でお茶を濁します。