温泉も文句なし!川沿いの雄大な景色の秘湯露天風呂
- 公開日
- 2019/01/30
- 最終更新日
- 2019/09/07
- 投稿者
- しおり
-
管理人総合評価
4.6
-
ユーザーの評価(3件)
3.8
天台宗般若寺の宿坊として明治4年に開業、昭和32年に温泉旅館として営業を開始した。
西日本では数少ない「郷愁」を覚える風景。
立派な萱葺き屋根でできた母屋と3部屋の離れはまさに日本の心。日本人だったら懐かしく思い出す田舎そのものではないだろうか。
今回、岡山県、鳥取県の旅行で最も気に入った温泉。
日帰り入浴は予約制の為事前に電話で予約を入れる事を忘れないように!
般若寺温泉と小さく書かれた看板が駐車場上にある。
その脇より階段を下りていく。
竹林に囲まれ清涼感のある階段は歩いていて気分がいい。
階段を下りていくと「私有地につき御用の方以外は侵入禁止」という看板が。
この先を進むと3匹の番犬が勢いよく吠え立てる。
番犬の役割をこんなにきちんこなしている犬は初めて。
宿の方は犬の吠える声で来客に気づき、しばらくすると犬はなき止む。
般若寺温泉は予約制の日帰り入浴システム。 |
11時からは予約が入っているので12時からか、10時からしか空いていないと言う。
私たちにとっては好都合な話だ。
奥津荘からは車で5分と近い為、チェックアウト後そのまま訪れる事に。
湯小屋の中にある内湯と露天風呂を1時間貸切できる。
ご主人に色々と説明をしていただきながら湯小屋へ案内していただく。
母屋より川沿いへと降りると小さな湯小屋がある。
コンクリートで作られたとても簡素な湯小屋。
湯小屋前には鮎も滝に負けて返る事からつけられたという「鮎返しの滝」が望める。
【貸切内湯】 |
湯量は豊富でどんどんオーバーフローして流れていく源泉。
この内湯で使用されている源泉は自噴している湯をそのまま流し込んでいるという新鮮湯。源泉湧出場所も近い。窓からは外の川が見え、開放的な造りとなっている。
湯はヌルヌル、温度はぬるめの39度、湯の質としては内湯がピカイチ!
洗い場はシャワー、カランが一つずつ有り、シャンプー・リンスが備え付けられている。洗い場に並ぶ石と石の間からは源泉が流れている。この源泉はカラン代わりに使うのか・・・しかしそれにしては少し量が少ない気もするが・・・。
艶やかな木々、光彩を放つ水面 癒しの小さな露天風呂
露天風呂はすばらしい景色が望める極楽の温泉。源泉で言えば内湯の方がいいがロケーションは露天風呂が抜群。
内湯だけでも満足できるほどだと言うのにさらにすばらしい露天風呂が貸切で使用できる事には感動を覚えた。川の緑色と木々の緑が美しく、涼しい風を感じながら貸切時間ギリギリまで入浴した。こちらの湯は40度と42度の源泉をポンプアップした混合泉。ヌルヌル感は内湯よりは劣るものの感じる事ができる。湯船の大きさは2~3人でいっぱい。
左写真は以前使われていたという湯船。今使用している湯船より大きく、川にさらに近い場所にある。
ご主人の話によると「川が増水する度に沈んでしまうので新しくした」という話だった。
離れの3部屋が母屋前にある。離れは近くに行って見たわけではないが、母屋のような風情のあるような雰囲気ではなく、木造の古い建物といった感じに思えた。
県内で、日帰り貸切で検索した結果般、奥津温泉近くの般若寺温泉へ当日朝に決めました。県外への温泉も考えたのですが、こんな時期なので県内でのんびりと。1時間完全予約制ですが、起床時間には営業しておらず、とにかく北へ向かう事にしました。予約いっぱいならその時はその時です。予定も無いので行き当たりばったりです。2時間くらいかかって般若寺温泉に到着!電話した結果2時からなら空いておりますと。。。
では、2時からお願いします!と。
到着時間10時半ですので、3時間半待ち。。。。。
行き当たりばったりなんで、なんて事ないです。
近くの大釣温泉で、早速家族風呂を堪能しました。
ここの家族風呂から、なんと般若寺温泉丸見え❗️
まぁ遠くなんで、男性女性の判断も付かない程度なんで
なんて事ないでしょうが。
露天風呂にも目隠し?的な柵もありますが、内湯と露天の道中は気をつけましょう❗️数メールですが、気をつけましょう❗️
内湯は、大好きな鄙びた感満載で最高です。ヌルヌルしたお湯も、良い感じです。
完全予約制の貸切なので、こんな時期ですが安心して堪能しました。
しかし
暑かったです。夏なんで。
貸し切りで入れ雰囲気抜群の温泉
1時間貸し切り予約で入れる温泉。入りたかった露天風呂は4月中旬~であり、この日は空風呂を見ながら、こんなに川の真横で入れたら素敵だろうなあと想像してみた。
内湯のある湯小屋にへばり付く様に、小さな石風呂が造られていた。
内湯もなかなかの雰囲気で、古い湯小屋に石風呂。壁も大岩になっていて、澄んだ湯が溢れていた。無色透明無味無臭の温泉で、ph9.6となっていたが、それ程のヌルヌルは無かった。
床にも3本ある内の2本の湯温の低い源泉が流されており、一番熱めの源泉が湯船に使われている。と言っても40℃程の温泉で、しかも貸し切りとなると実に落ち着いてゆっくりと過ごせる。
窓を開けると、湯船に浸かりながらも山がみえる。鄙びた浴室に自然の風景は良く似合う。
山には多くのこぶしが咲き、緑の川には白い水しぶきが立ち、湯小屋の前には1本の桜の木が迎えてくれていた。
奥津では桜はまだ2部咲き程度であったが、この桜は地下に源泉が流れてるためか早咲きだそうだ。石段から見る湯小屋を包む風景は、1枚の絵の様だった。
その傍ら、川と湯小屋の間にへばり付いている小さな露天風呂。いいなあ~入りたかった。
温泉宿は道路から下方に見えるが、降り口が解りにくい。よく見ると駐車場上部に小さく、入り口と示されている。降りて行くと御主人とワンちゃんが庭先で迎えてくれ、前客が上がって来られるまでの時間、話し相手をして下さる。
日帰り入浴料1人1100円。1時間の貸し切り制で予約必須。
アクセス例:JR津山駅から、高速バスもしくはコミュニティバス(乗り換え有)にて奥津温泉下車 ゆっくり散策しながら徒歩30分程(秋は奥津峡の紅葉が有名)
思い出
露天風呂は日除けなし。奥の立つドライブインから見られてしまう可能性はある。
が、それらを考え合わせても、良き湯です。