日本の秘境「黒部」で入る大自然の熱冷たい露天風呂
- 公開日
- 2019/01/27
- 最終更新日
- 2019/09/07
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管理人総合評価
3
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ユーザーの評価(2件)
3.2
黒部トロッコ電車の終点、欅平駅より歩いて40分の場所に祖母谷温泉は位置する。
祖母谷と祖父谷のちょうど合流地点にあることより温泉名が「祖母谷温泉」となったらしい。
前日に宿泊した名剣温泉はここ祖母谷からの引き湯となっている。
近くにある祖母谷温泉小屋は白馬岳や唐松岳から下山した登山者の宿泊場所にもなっているらしく、この日も登山帰りの方がたくさんいた。
前日、名剣温泉へ宿泊し、朝ご飯を食べてそのまま出発。
祖母谷温泉への道のりは整備されたとても歩きやすい道でお散歩に近い。
駅からだと40分かかるが名剣温泉からだと約30分で到着する。
橋を渡って右へ進むとご丁寧に「祖母谷地獄 河原の露天風呂」と看板が立っている。
その先へ少し進むと湯けむりが見えてくる。
源泉温度83.1度 熱冷たい露天風呂
景色は最高!、、、なのだが湧いている源泉温度が高すぎて温度調節が難しい。
常に手で湯船の中をグルグルとかき回しちょっと休憩、、、なんて手を休めると表面が激熱状態になり飛び上がるほどの熱さに驚く。
しばらく石を積み上げたりしてなんとか快適にならないだろうかと試しみたがあきらめた。
源泉は飲んでみるとちょっと香ばしい感じ。味はあまりわからなかった。
源泉がブクブクと湧いている湯溜まりが2ヶ所ほどある。
少し沢ってさわってみるとものすごく熱い。
湯溜まりの中にはパイプが沢山差しこんでありこのパイプで引き湯をしているのだろう。
帰り道、行きも通ってきたなが~いトンネルがあるのだが、なぜか走りたくなった為走り始めた。
そしてトンネルを出てからも止まらずそのまま走る。
なぜかはわからないが最後まで走って到着。
40分かかる道を15~20分ほどで到着。
楽しかった。。。。、
【日帰り】ひょえーーー!あっちい!!
何を思ったのか、ある日トロッコ電車に乗りたくなりました。
ネットで調べて河原の温泉があると知り、両方を楽しみにして向かいました。
(最悪、祖母谷温泉山小屋に入れれば・・と)
当日は小雨と曇りで11月のトロッコオープン席は寒いです。
最終欅平駅に到着するころには体がガチガチになっていました。
道中崩れそうな斜面など怖い道もあり徒歩一時間程で、なんとか到着です。
体はヘトヘトでしたが、大量の湯気と熱気、温泉の香りで一気にテンションがあがります。
近づくにつれて
「あれ?熱気が・・・(;^ω^)」
案の定指を入れると・・・
「あっちぃ!!!」
とても入れそうもありません。
スコップなども持ってきていなかったので手で川の水を引き込む作業をしましたが
温泉周りの温度があまりにも暑すぎて断念。
ヘトヘトな体で労働し、クタクタになりました。
さらに帰り道の徒歩で疲れがたまり、ガッカリな旅となりました。
11月はほぼ人がいませんが、入るなら体力とスコップが必須です。
河原地獄
2019.7月。足湯を試みようと行ったが、どころではなく、指を入れて湯温を確認しただけで諦める。源泉は90℃近いのではないか?いくら川の水と混じると言っても、混ぜられるような状態ではなかった。火傷しそうな位熱い。
それもその筈、この辺り一帯の河原が地獄状態となっており、石囲いの地獄が2つ3つあり、黒っぽい灰色の泥湯が溜まりボコボコしていた。
周りの地面からでも湧き出ており、多く浸み出ている部分の石は温泉成分が付着し、ぐるっと白くなっていたりする。どろっとした湯花がみられている箇所もあった。
一面にモクモクと湯煙が立ち上り、硫黄の香りもし、さながら小さな地獄であった。
河原には、祖母谷温泉の源泉をパイプで引湯し、一旦溜めている長桶があった。それをここから更にパイプで送り、祖母谷温泉旅館の温泉として使用しているので、宿まで数百メートルといったろころか。
他にも何本もパイプが走り、数キロ下流にある名剣や欅平温泉も、祖母谷源泉を引湯している。
横を流れる川は水の流れが早く、圧倒的な水量だ。とにかく美しいアイスブルーの川水に、ずっとみとれていた。
長い鉄橋を渡って来ると祖母谷温泉の看板がある。そのまま左手が祖母谷温泉であり、右手川方向に2分程下って行くと、強く硫黄の香りがし湯煙が上がっていて、祖母谷源泉がある。
アクセス例:黒部峡谷鉄道宇奈月駅より、トロッコ電車で終点欅平より徒歩約50分