川沿いに無数の露天風呂を持つ開放感抜群の秘湯
- 公開日
- 2019/01/26
- 最終更新日
- 2019/09/07
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管理人総合評価
3.3
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ユーザーの評価(3件)
4
本記事では、夏と春の画像が混在しています。
標高1,050m、新穂高温泉のやや奥側に位置し、秘湯感漂う新穂高温泉 深山荘。
すぐ横を流れる蒲田川は川幅が広く、周囲をのんびりした景色にしています。
新穂高温泉には素晴らしい露天風呂がいくつもありますが、川と一体となったようなダイナミックで開放感あふれる露天風呂が人気の温泉です。
建物はやや古びた山小屋風。川を渡る際の「かしかばし」がとても印象的です。
今回は日帰り入浴のため、内湯には入れず、露天風呂のみの入浴となりました。
山々が見渡せ、美しい蒲田川が宿の前に流れています。
周囲には建物は一切なく、深山荘だけがポツンと建っている感じです。温泉は自家源泉で2本の源泉(熱い湯・温い湯)をブレンドして掛け流しにしています。
建物入口。
ちゃんと自販機や鍵付ロッカーにも色の配慮がされていました。
中に入っても、最初は誰も出てくる様子がなかったため、声を掛けて呼ぶと、しばらくしてから宿の方が出てきました。
平日訪問であったため、他の入浴客はおらず、貸切状態で、やった♪
受付で500円を支払う。
床には花柄の絨毯が敷いてあって、レトロな印象を受けました。そして、公衆電話も設置。
女性用 露天風呂 浴槽1つ
こちらは女性専用の露天風呂「姫の湯」です。
脱衣所は簡素なつくり。衣類はむき出しのカゴに入れるため、貴重品は母屋の入り口の鍵付ロッカーに入れます。
中に入ると、4,5人くらいのサイズの浴槽が1つ。やや青みがかった色がきれいです。
メタケイ酸が182mg/kgも入っているので、美肌の湯ではと期待♪
浴槽の手前に、かけ湯をするための源泉湯口が用意されていました。
周囲を壁に囲まれているため、開放感はまあまあです。山がチョロっと見えます。
ここから出たところに混浴の浴槽もあるので、そちらであれば、開放感は抜群です。
お湯は42度くらいの適温で、浴感はややピリピリと刺激が強めで、キュッキュッとした肌触りの印象。入浴前はフワッと硫黄が香りましたが、入ってみるとあまりそれは感じられず。
でも、気持ちのいいお湯です。
源泉はかなりアツアツのお湯が投入されていました。飲んでみるとナトリウム系の少し甘い感じの味でした。
浴槽には白い湯花がそこに沈殿していました。中に入るとブワッと舞い上がって、水面を漂う。しかし、源泉から入ってくるお湯に目に見えて湯花があるというほどではなく、ある程度の時間をかけて、これだけ溜まったのかな、という感じでした。
男性用 露天風呂 浴槽2つ/混浴露天風呂 浴槽1つ
男性露天風呂は女性用の奥にあり、すぐ手前に貯湯タンクがみえます。
木造りの脱衣所、壁がちゃんと雰囲気を大切にしているな、と感じさせてくれます。
浴槽にある大きな傘が印象的な露天風呂。
写真の向かって左側に源泉湯口があります。
源泉湧出量は毎分603Lとなっており、投入量が多くても良さそうですが、温度のためか、それほど多くはなさそうでした。
源泉投入口付近は60度以上ありそうで、近づくと火傷しそうな熱さ。
ここは、お湯の鮮度や泉質云々より、やはりこの景色ですね!
かけ湯ようの源泉も用意。源泉をブレンドして適温のお湯が流れていました。
次の2つ目の浴槽へ。
石の階段を降りて行きます。
周囲の景色を楽しみながらのんびりとできる浴槽。
サイズは、7,8人は入れそうです。
源泉は温度が高いためか、浴槽内から投入されていて、近づくとかなりアツアツです。
2段目のお風呂と3段目の混浴露天風呂。
サイズは3段目の混浴の方がかなり大きいです。
3段目の混浴露天風呂。源泉掛け流し。
15人以上入れそうな大きさで、かなりのサイズです。
こちらも景色はダイナミックで良し!
混浴の露天風呂。水着着用可です。
浴槽の大きさも2段目の浴槽とほとんど同じです。川が近く、ダイナミックな雰囲気。
女性は女性用の浴室から直接こちらに入ることができます。
移動も見えるので、恥ずかしがりの方は難しいかもです~。
お湯の利用状況は
加水、加温、循環、入浴剤何れもなし。
消毒のみ有りです。
こちらの消毒は銅イオンを使ったものだそうで、あまり見たことがない方式ですね。
お蔭で特に消毒の匂いなどを感じることもなく、嫌な印象は全くありませんでした。
このあたりはお湯に対するこだわりなのかもしれません。
新穂高にあって、開放感あふれる露天風呂。湯花があって温泉らしさも感じられ、とても良かったです。これで500円ととてもいい温泉だと思います。
家族で来ても、1人でも楽しめそうです。
川の真横
3段温泉があって上段、中段は男性専用
下段は混浴で水着ok!夏なんかは川に入ってもいいのかな?
湯の花がたくさん浮いてて泉質は抜群だね!
清流と一体感になれるワイルドな露天風呂
青い清流が真白な泡を立て躍動しているのを見ると、私の心も踊る。アルプスと清流を間近にしたワイルドな露天風呂である。
混浴のため水着着用で入る。そのワイルドさが男性に特に好まれるようで、この日も2名の男性が真夏の陽射しの中、話が弾む様でずっと入っていらっしゃった。
この川沿いの露天風呂は3段になっていて、2段目の浴槽の湯が3段目に流れ込むようになっている。これらの岩風呂の上にもう1つ別の露天風呂もあった。いずれも混浴だ。
女性用の露天風呂は別にあるが、小屋囲いで景色が全く見えない。ただ泉質は1番良いようで、投入口は硫黄の香りがし、消しゴムカスの様な白い湯花が見られ、ややヌルツキもあった。
いずれも透明の湯で、新穂高温泉郷はこの様な泉質がほとんどだ。こちらも日陰げが少ないので、夏は気持ち良さが半減してしまう。熱い温泉なので夏以外の時期が良いかも知れない。
日帰り入浴料500円。内湯には入れない。
何十年か前に宿泊しているが、館内の様子やお料理の事などは全く忘れていて、僅かに露天風呂の印象しか無い。その時は女性用の露天風呂はもっと離れた所にあったように思う。新穂高ロープウェイ迄徒歩5分となっているので、宿泊して西穂高独標を目指すのも良いかも知れない。
アクセス例:JR高山―新穂高ロープウェイを結ぶ路線バスで深山荘下車。
画像5は深山荘入り口から見えるアルプス
大自然を感じることができる絶景露天風呂
奥飛騨温泉郷の中でも1、2を争う人気の温泉です。今回は日帰り入浴で利用させてもらいました。
もうそろそろかな…?とマップを見ているとスノーシェードの道の途中で看板があり坂を降りて行きます。
そしてこの温泉、目の前に勢いのいい川があるので、つり橋を渡っていく必要があります。頑丈でつり橋といっても橋のような感じでした。
ちなみに車はつり橋の前にあるのでそこに停めましょう。少し道を進むと、登山者用の駐車場があるようです。
外の露天風呂だけだと500円、内湯だけだと600円です。
露天の方にはカランはありませんので、体も洗いたい人は内湯も利用した方が良さそうです。
最後に、入っているときにめちゃめちゃビックリしたんですけど、宿に小さめのトラックが来たんですよ。でも宿に通じる道っていうのは吊り橋しかなくてですね、どうやって行くかというと、川をトラックが走って横切って行くんですよ。
つり橋から見るとわかるんですが、つり橋の丁度下は、川がコンクリで一段、人工的に下げられていて、そこの車輪幅プラス幾らかってくらいのところを走っているようなんですよ。でも一段下がっているし、割と激流なので踏み外したら御終いだと思うんですけど、あれ、もう一回見たいなあ。
日帰りだったし、受付のおばちゃん話しかけづらい雰囲気あったから訊けなかったけど、今度宿泊する機会があれば聞きたいなあ。宿泊そんなに高くないようだし。露天風呂は広くて最高だったし。バスタオルも着用可なんですよ。