昭和の時代がそのまま残るレトロな施設
- 公開日
- 2019/01/16
- 最終更新日
- 2019/09/07
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管理人総合評価
3
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ユーザーの評価(3件)
3.5
全国有数の有名な熱海温泉の街中にある日航亭大湯。
昭和の時代に反映を極めた温泉街は今やすっかり煌びやかだった当時の影を潜め、今や鄙び系に近づきつつあるという印象です。
日航亭大湯は駅からも海からも近くアクセスの良い街中にあるので、訪問は電車でも車でも割と気軽いけると思います。
熱海温泉の海側にある源泉は塩分(ナトリウム・塩素イオン)の強い温泉が多く、ここ日航亭大湯も無色透明でありながら、成分量は9g/kgととても多くなっています。そして、訪問した理由はもちろん、源泉掛け流しだからです。
特筆すべきは、メタケイ酸の含有量で、なんと323.7g/kgも!これは立派な美人の湯ではありませんか。入浴料は大人1,000円でちょっと高めかと思います。
家族風呂が追加料金なしで利用できるというのはいいと思いました。
哀愁漂う、銭湯風の外観。穴場っぽい雰囲気です。
内湯・露天風呂 日毎に入れ替わり制
この日は小さい方の浴室でした。4-5人は入れるくらいの大きさの内湯と、同じくらいの大きさの露天風呂各1つずつの浴室です。
タイルで作られた浴槽は、あまり温泉らしい雰囲気はありませんが、露天風呂があったので、そちらを楽しみました。無色透明で舐めると塩気を感じる温泉だったと思います。(この日は女性用)
源泉温度が98度ほどあり、多少冷ましているのかもしれませんが、源泉投入量が少なくなっている点は残念です。完全にチョロチョロ、、
露天風呂は高い竹の壁が作られているため、開放感はあまりありません。
湯上り後にくつろげる大広間
湯前神社
日航亭大湯のすぐ前にある、江戸時代には徳川家に献上されたという歴史のある源泉がある神社です。
向かいにあったのでついでに訪問してみました。
樹齢数百年と思われる大木がいくつか見られ、歴史と風格を感じる神社です。
ここも源泉は90度以上のアツアツ湯。カルシウム分も多く析出物が見られますが、熱すぎる源泉はいかんせん飲んだりするのも大変で、、、塩分の強い温泉でした。日航亭大湯のついでに来れるというのがいいですね。
熱海の名湯
最近は立派なホームページができました!
ここで提案! 今日はどっちの浴槽が男性か女性か
書いて欲しい!
まぁ、どっちも同じお湯だからいいんだけど、露天風呂が
広い方が気持ちいいもん!
硬質ブルーの湯が美しい
2019年3月日帰り利用。日曜日、小さな来宮駅は人で一杯。何かあるのかと思っていたら、どうやらパワースポットである来宮神社へ向かって、細い歩道をアリの行列のようにして歩いており、私も紛れてそっちの方向へ。ところが日航亭へ降りて行く道が解らず、遠回り。迷い込んでしまった坂の裏道で、尋ねながら到着。ジョナサンの横の道を降りて行くと解りやすいのだったと帰り道気づく。
日帰り入浴1000円とお高めだが、熱海とか伊豆方面ってこんなもののよう。宿以外の日帰り専門入浴施設という事でなのか?濃厚な湯が有名なのか?何故だか大変な人気ぶりでごった返していた。
しかし温泉は予想に反し、露天風呂の湯の色に感激。光が射すからか、硬質でブルーの湯の色が、美し過ぎて見惚れてしまう。
温泉の色って大事だなあとつくづく思う。どこかでこの様な硬質で透明な温泉を見たように思うがどこだったか思い出せない。湯船の淵に腰かけ乍ら、湯の色に癒される。
内湯は露天風呂とはまた違って、ややグリーンぽい薄濁りの湯であった(画像は内湯)やはり人気は露天風呂。
宿泊してゆっくり、美しい湯の色を楽しみたいのだが、昔は宿だったのだろうか?それらしき建物であるが、現在は残念な事に日帰り入浴のみである。
アクセス例:JR来宮駅を左方向へ坂を下って行き、ジョナサン横の細い坂道を下って行く。
駅より徒歩で約10分、帰りは上り坂がきつい。