日本屈指の120畳巨大露天風呂と風情ある建物のお宿
- 公開日
- 2019/01/13
- 最終更新日
- 2019/11/06
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管理人総合評価
3.3
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ユーザーの評価(3件)
3.3
★★写真は一部公式ページよりお借りしています★★
宝川温泉は日本武尊が武尊山に上がり、病に臥せっているところ、下界より白い鷹の飛び立つのを見つけ、そこへ立ち寄ってみると温泉が湧いており、そこで病を治し、旅をつづけたという伝説がある。
名前の由来は、旅館を分けて流れる、一級河川宝川に由来している。一級河川宝川というのも宝がとれる川という意味で昔は銅山として採掘が行われていたらしい。
そんな宝川温泉は風格があり、歴史を感じさせる建物に100名入れる露天風呂が有名となっている。
今では大手旅行会社のツアーなどで訪れる人も多い。
雰囲気は抜群だが、温泉客のマナーはかなり悪い。
駐車場はバスが悠に停められるほど広く、駐車場脇には伝説による日本武尊の銅像が飾られている。
入り口で料金を払い、右の通路を歩いていく。
入り口へは観光客らしき団体や外人さんなどがいた。
通路へ入ると昔つかわれていただろう民具がヅラッと並び、見ているだけで楽しい。これは一部だけではなく長い通路横へ延々と並べられている。私はこれを見て感動!入ったとたんにワクワクしてきた。
宝川温泉にはクマが沢山いる。ツキノワグマもいて迫力満点!
右写真のようにグータラ寝ているクマや、左側のように興奮状態のクマ、後は檻の中をグルグル回っているツキノワグマ2頭、あわせて4頭が飼われている。
かわいいウサギ小屋もある。
ちょっとした動物園にいるような気分だった。クマの餌が売っていて餌をあげる事もできる。
露天風呂は本当に大きい!こういった大きな湯船が3つと女性用が一つある。無色透明で匂いもない。サラっとした湯だった。
湯は毎分1800リットルとドラム缶10個分の湯が湧いている。
露天風呂と露天風呂の間に川が流れており、おもしろい造り。対岸へは橋が渡してあり、そこから渡る。宿泊客には女性用の巻きタオルが用意されているようだ。
【摩耶の湯 女性用】
女性用の露天風呂も他とほぼ同じく大きな露天風呂だった。普通女性用だけ小さい造りになっているところが多いのにこの大きさは嬉しい。
この時は橋の上から見ると丸見えだったのが今はリニューアルされて橋の上からもまったく見えないように造り直された。
川沿いにあるので川の音と山を眺める事ができ、女性用の露天風呂だけでも大満足な露天風呂だと思う。
【休憩所】
休憩所は敷地内に何箇所もあり、川沿いにはお弁当を食べている人もいる。ちょっとしたピクニック気分のようだ。
緑に囲まれた遊歩道もあってとても気持ちがいい。
この他にもいろんな所へ椅子が置いてあり、ゆっくりできるようになっている。
入り口で料金を払いチケットをもらう。通路をしばらく歩いていくとチケットを渡すところがある。そこでチケットを渡すとくじ引きが1回できる。
ティッシュや耳掻きなど100円均一に売っているようなものが当たるがこれが結構楽しかった。
【食事何処】
入り口の隣に建物があり、その中へ食事何処がある。
私はここで今までで一番まずい蕎麦を食べた。こんなにまずい蕎麦はそう作れるものではないのでは・・。というほど。
作っている人は自分で食べた事はないのかな・・・・。
ひろーい
最近1人でも宿泊できるようになったみたい!
ただ、宿からちょっと歩くよね笑
内湯は坂道登るよねって感じで、、
平日の朝から行ったら昼頃まで、だーれも来なかったよ!
コロナ禍だね、
次は泊まりたいな!
露天風呂パラダイス
大きな岩露天風呂ばかりが、混浴3つと女性専用1つある。他に男女別の内湯が1つずつあり、これらが宝川山荘日帰り入浴施設で利用できる温泉であり、料金は1500円と高い。
男女ともに貸出しの湯浴み着(入浴料に含まれる)着用で入るのは、那須の大丸温泉と同じで、その部分に至っては皆が入りやすいかも知れない。宝川温泉の湯浴み着以外の物は着用禁止となっている。
個人的には湯浴み着は浴感を感じにくいので、出来れば着用せずに入りたいので、女性専用の湯船では着用せずに入った。私の他にもそんな方がいた。
摩耶の湯の湯底にはどんぐりの実が沢山沈んでおり、樫木の葉っぱが湯船にボートの様に浮かんでいた。下方には川が流れている。
湯は透明の単純泉で、何の特徴も無くつまらないものだった。
この女性専用の露天風呂に入る人は少なく皆さん、グループかカップルかファミリーなので、一緒に混浴へ入られている方がほとんどで、誰も居ない時間が長かったのでこの湯船だけこっそり写真に収めたが、撮影厳禁の張り紙があちこちにベタベタと貼られていた。
混浴露天ばかりなのでか、見張り番の方も居た。
1人で来ているのは私くらいのもので、此処は温泉そのものを味わう所では無く、皆で遊びに来ると言った感じの温泉で、広い露天風呂で賑やかに話をされたり、それぞれのグループでそれぞれに盛り上がる、露天風呂パラダイスの様である。
中でも一番大きく、200畳もあるらしい混浴の子宝の湯が人気の様であったが、広いだけに端の方ではかなりぬるかったので、好みの湯温の場所で過ごせば良いだろう。
私的には源泉投入量がドバドバで湯温も一番暖かく、湯底も黄色く染まっている部分があったので、多分湯の花だと思うが細く黄色っぽい物が沢山舞って、温泉の香りもした魔訶の湯の投入口付近が好みではあった。
般若の湯は清掃後に湯を投入中で、寝湯にしたりして利用していた。
いずれも似た様な造りの岩風呂ばかりだが、川を挟み両脇に造られている為、どの露天風呂からも川が眺められ、木々の緑に包まれる自然の中に存在している温泉ではあった。
しかし、湯浴み着で湯船から湯船への移動は冬は寒いだろうなと思った。
立派な日本建築のお宿は、川にせり出す風情ある建物であったが、宿泊料は高く宿の内湯は当然だが日帰り入浴では利用できない。しかし露天風呂は日帰り入浴と共同である為、宿泊すると早朝もしくは夜間帯にだけはゆっくり利用できる事にはなる。
アクセス例:JR水上駅もしくは上毛高原駅より、路線バス湯の口温泉行きで宝川入口下車し、連絡している宿送迎の車へ乗り換える。
温泉は混浴と女性専用で別れているので入りやすい。ただ、1番大きい摩訶の湯は何処からも丸見えで女性にはかなり入りづらいと思う。全体の雰囲気は良いですね。