湯船からあふれ出す湯量が半端ない!!超新鮮ドバドバ湯
- 公開日
- 2019/01/05
- 最終更新日
- 2019/09/08
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管理人総合評価
3.6
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ユーザーの評価(1件)
3
住宅外が点在するのどかな地域に位置するやまなみ荘は30年前より営業している素朴な旅館(民宿?)です。
お宿へ到着すると宿内は暗くて人のいる気配がありません。
「すいませーん」と声をかけると奥の方からご主人が顔を出しました。
入浴料金500円で内湯と立派な露天風呂へ両方入れるらしいのですが、残念ながら寒い時期は源泉温度が低いのでぬるくて露天風呂へは入れないということで、今回は内湯のみ入ることに。
案内をしてくれたご主人は気さくな方でした。
「今日はお客さん少ないから貸切で好きな方に入っていいよ」と言ってくださり、男用と女用の内湯、両方覗いて見る事にしました。
館内はちょっと薄暗く、いかにも湯治宿、または民宿といった雰囲気です。
廊下で会った宿泊しているお客さんが
「この宿はいいよー、安いし温泉はいいし (小さい声で)食事はまぁまぁだけどね」
と言っていました。
この方、宇都宮から来ていて今まで4~5回は宿泊しているそうです。
どちらも覗いて見たところ、男性用内湯の方が断然いい! という事で男性用の内湯を贅沢にも貸切にさせてもらいました。
ドッバドバ~~ あふれ出す湯で寝れるほどの大量掛け流し!!
浴室へ入ると温泉がジャバジャバ~~っと勢いよく投入されているすばらしい光景にテンションアップ!!
温度は適温で湯船からあふれ出している温泉で寝湯ができるレベル。
炭酸を含んだ湯は入った瞬間はピリッとしてその後フワフワする気持ちのいい浴感。
窓を全開にして風を感じながら長い時間ゆっくりさせてもらいました。
この写真を見ればわかるでしょう!?
湯船ではなくて床の写真です♪ あふれ出しジャバジャバ
湯の見た目は黄色みがかった色をし小さい茶色の湯の花が舞っています。
わずかに鉄の香りが源泉からはしますが、加水後はほぼわからないぐらいの香りでした。
(源泉投入口の時点で加水されて丁度いい温度になっています)
味は炭酸とわずかな鉄味でした。
女性用の内湯は悪くはないけど、浴室は小さいし湯量も普通。
この浴室だと感動は半分以下かなぁ
露天風呂は入れなかったけど、ご主人が見せてくれました。
露天風呂へは一度玄関から外へ出て階段を下りて湯小屋へ行きます。
雰囲気のある露天風呂で、入れる時期ではなかったのがとっても残念・・・。
またふらっと立ち寄りたい温泉でした。
≪やまなみ荘の良かったところ≫
運よく?他にお客さんがあまりいなかったので、ご主人が貸切でどうぞと言ってくださり貸切で男性用内湯に入れたのがよかったです。
男性用内湯に入れなかったら、あまり良く思わなかったかも・・・。
温度もほどよく、浴槽も大きい! 窓を全開にすると風が入ってきて心地よかったです。
≪やまなみ荘の良くなかったところ≫
貸切で貸してもらえたけど、貸切中などの札もなく鍵もないので誰か入ってきやしないかちょっと冷や冷やしました。
男性用の内湯へはたまたま他にお客さんがいなかったので入れたけど、貸切ではなくて女性用内湯だけに入ってたらそんなに良くなさそうな気がします。
その他、この時期に訪れた私達がいけないのですが・・・露天風呂に入れなかったのは残念でした。
家族経営なので日帰り時間やお休みはきちんと決まっていないので行ってみたらお休みなんてことも。電話で問い合わせした方が良さそうです。
日帰り入浴がしづらい宿
今回やっと露天風呂に入れたが、平日は宿泊客が帰った後、露天風呂の湯を抜いてしまう為、前回も内湯しか入れなかった。以外にも不定休も多く、休日以外は日帰り入浴はなかなかしづらい宿でもある。ならば宿泊でと思ったら、2名以上でないと駄目だった。日帰り入浴時間は一応11時~15時だが電話確認必須。内湯か露天風呂、どちらかで600円。
露天風呂は、男女別の大きな湯小屋に広い岩風呂で半露天風呂。館外にあり、この日は男性用の湯船には湯がはられていなかった。
夏場は源泉と水道水を合わせて投入。ドバドバを期待していたがそれ程では無かった。と言うか湯船が広いため温泉が回りきるのかなと思う位の量だった。
湯は透明だが湯底は茶褐色になり、やや鉄分の味がした。加水されていても41℃位あり、ナトリウムが含まれている為暑い。露天風呂でも暑かった。
女性用内湯はこじんまりとした湯船に、こちらもドバドバという程では無く、まあまあの投入量。この時は秋か冬だったと思うので気持ち良かったが、夏場は暑いだろうと思う。
やまなみという宿名は後方に山が連なっているからなのだろう。
塩原温泉郷は、湯巡り等とうたっているが、日帰り入浴の時間が宿によりバラバラで、その多くは午後だったり、コロナでやっていなかったり、車でないと周れ無い場所だったりで、湯巡りしたくともできにくい。また温泉郷自体が徐々に寂れて来ているのかなといった雰囲気も感じるのだった。
アクセス例:JR那須塩原駅よりJR関東バスで塩原温泉バスターミナルまで。裏手側へ徒歩20分程登って行く。近くに美味しいかりんとう饅頭屋さんがある。