黒川温泉の後藤氏監修の露天風呂!鉄系甘めの上質温泉
- 公開日
- 2018/12/28
- 最終更新日
- 2019/09/08
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黒川温泉 新明館の後藤さんがプロデュースしたという露天風呂があると聞き、尖石の湯へ寄ってみる事にした。
こちらのお宿、とても変わった宿泊システムになっており断食道場として宿泊を受け付けている他、素泊まりのみとなる。
断食をして、健康ジュースのみでダイエットをするというものだけどかなり変わっている。
オーナーさんも変わった方で、自己啓発のセミナーなどを主にお仕事とされているせいか、自己啓発本がビッシリと置かれ、縄文時代に現代人が学ぶべきという話を1時間聞くこととなった。
尖石の湯はgooglemapやカーナビで住所が表示されないので場所がわかりにくく、電話をして教えてもらってやっと辿り着いた。
高速から来ると、三井の森を越えて右側にある。
建物はとてもオシャレな造りで周辺は白樺などの透けるような木々に囲まれて
すばらしいもの。建物で1000円を支払い少し離れた露天風呂へ女将さんが案内してくれた。
美しい白樺に包まれた露天風呂
暖簾をくぐると、うまく竹や木材を使って雰囲気作りがされている露天風呂が目に飛び込んでくる。
白樺の透けるような木々が露天風呂を囲み、若干の湯のにごり具合とあわせてとても美しい風景。
脱衣所の作りを見ると、なるほど黒川温泉風で風情がある。さすが後藤さんプロデュースだなと思う。
湯の投入量は多く、ドボドボと投入されている。若干うすく笹?黄?濁りの鉄系で甘い鉄の香りがする。
味は鉄錆と炭酸の味。こだわった露天風呂でありながら泉質もよいというのがすばらしい。
入っていると少しフワッとする浴感。露天風呂の内側へは緑色の苔が付着しており温度はぬるめで38.6度と長湯むけ。この時期は寒くてなかなか湯からあがれない。
この樽の前に椅子と桶が並んでいるけど、洗い場というには溜められているのは水だしかけ湯にしても冷たくて無理。
いったい何の目的で溜めてあるものなのかは謎。
女性風呂の方はススキ野原の中にある露天風呂のようで、男性用の方は紅葉して透けたような木々を望みながらの露天風呂。どちらも甲乙つけがたいような素敵な空間だった。
浴後、建物へ戻ると、冷水とお茶があるのでゆっくりしていってくださいね。
と女将さんが言ってくださり、、まるでオシャレな喫茶店のような場所で休憩ができるのが嬉しかった。
その際アンケートを渡され、住所や電話番号、メールアドレスなどの記載を頼まれるが、後でわかったのがこちらのご主人、自己啓発などのセミナーを行っている方らしく、部屋の中にはそういった本がびっしりと並んでいた。
特に温泉の名前にもある縄文時代の文化がすばらしいと縄文について詳しく1時間ほど聞くことになった。
写真の像は岡本太郎に頼んで作ってもらったという像。
帰りに宿の正面側にあるすすき畑の中にある飲泉所で源泉を汲んでいっていいよ、と言われペットボトルをいただき汲ませてもらった。
焼酎なんかで割るとおいしいよ、と言っていたので試してみよう。
温泉の雰囲気は最高によく、露天風呂の手入れはされていないようではあるが若干苔でぬるつきがあったものの泉質はよく、いい感じなのだが、、、胡散臭い雰囲気がどうしてももう一度訪問したいとは思えなかった。
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