自然の中にある渓谷沿いにある一軒宿(ホテル)
- 公開日
- 2018/12/25
- 最終更新日
- 2019/09/08
- 投稿者
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管理人総合評価
2.6
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ユーザーの評価(1件)
2.8
温泉旅館でありながら、十割そばが食べられるという横谷峡温泉 横谷温泉旅館。
2011年7月に一度倒産の憂き目にあったそうですが、現在も営業をされています。
温泉は掘削自噴で毎分1,080L/分と湯量は相当豊富な温泉です。
ロケーションも渓谷沿いの1件宿(といっても建物は鉄筋コンクリートの結構大きいものですが)で、自然を感じられる場所にあります。
この豊富な湯量の温泉に期待をして訪問しましたが、お風呂はほとんど循環/塩素の併用で、本当に源泉が豊富なんだろうか。。。と疑問に思ってしまいました。
外観は古いホテルという感じですが、石垣が立派で道路からはあまりそういった印象を受けませんでした。
男性更衣室。貴重品ロッカーも完備されています。
入浴時間と油膜の説明。
平成20年11月5日の分析表。5の泉質という箇所の「温泉の資格を有する」というのが珍しいです。
これは、メタけい酸50mg以上、遊離炭酸250mg以上という基準を超えていることで、温泉となっているようですが、名称がないんですかねぇ。。
内湯も露天風呂も時間により入れ替わり制となっていますが、日中の時間は変わらないので、日帰りだと写真は男性用になります。
循環/加温/塩素
お湯は熱めの43度かもうちょっとあるくらいで、すぐに茹る感じです。
カランは3箇所以上あったと思います。
手前の露天風呂(岩露天) 加温/掛け流し?
内湯から出て、すぐのところにある浴槽です。10人くらいは入れそうな浴槽です。ここは循環ではなさそうでしたが、ハッキリとはわかりません。
源泉投入量は奥の浴槽よりも多く、それほど酸化していないため、色が薄くなっています。
奥にはもう一つ露天風呂があります。
石はうっすらと赤く色が付き、若干の析出物あり。ここのお湯はあまり酸化していないので、やや青みがかっていました。
源泉投入量は10L/分ちょっとでしょうか。浴槽に対しては多いとはいえないですね。
お風呂に浸かると、こんな感じの景色です。
奥の露天風呂への通路
真冬だったので、敷いてあった緑色のマットが冷たい!!自然と小走りで皆さん移動していました。
奥の露天風呂(渓流露天風)加温/循環/塩素
こちらが、横谷旅館おすすめの「渓流露天」です。お湯は43度くらいかもう少し温度が高いかなとけっこう熱めだったので、出たり入ったりの繰り返しになりました。色はかなりついていますあ、香りなどはそれほど強くなく、マイルドな印象。
透明度は15cmくらいでしょうか。
とにかく源泉の投入量が少ない。20人くらいは入れる浴槽で、このチョロっぷり。源泉があるならもっと入れてほしいですね。
後ろの大岩が大迫力です。雪景色と相まって落ち着きます。
真ん中のあたりから循環したお湯がすごい勢いで噴出しています。この酸化した感じはグリグリお湯を回して色がついているように思ってしまった。。。
湧出量は1,000L/分以上あるのに、どの浴槽も源泉の投入量が少ない点は残念でした。ぜひ源泉風呂を作ってほしいなと思いました。
凍結した乙女滝が見てみたい
露天風呂の設えはワイルド。
利用した部屋は広くて殺風景な部屋で
料理も一昔前の団体客向けのお膳で供され
特段の記憶なし。