小野川温泉でも一味違う「こだわりの温泉」に入れる宿
- 公開日
- 2018/12/14
- 最終更新日
- 2019/09/08
- 投稿者
- しおり
-
管理人総合評価
3.3
-
ユーザーの評価(2件)
3.4
★★★訪問してからレポートを書くまで時間が経ってしまった為若干記憶が曖昧な部分があります。そのためこのレポートは簡易的なレポートとなっています★★★
温泉が発見されたのは約1,200年前といわれ、伊達正宗がこよなく愛したといわれる小野川温泉。
米沢駅からもそう遠くなく、鬼面川(おものがわ)沿いに点在するホテルや民宿が点在する感じの温泉街です。小野川温泉は基本的に源泉は共同源泉のようで、1,000L/分くらいの湧出量とのことですが80度と温度が高く、加水をしての利用が一般的です。
そんな中、この「うめや旅館」は湯づかいにこだわっているお宿で、熱交換器により加水せずに源泉そのままを楽しめる貴重な温泉となっています。
宿泊料金も手ごろな割に料理なども良く、評判のお宿です。
口すぐに受付があり、料金を支払って浴室へ。古さは感じますが、清潔にしていて特に気になることはありませんでした。ドライヤーなども完備。
室はそれほど大きくありませんが、熱交換で80度の源泉を冷ましていることを考えれば、浴槽も大きいくらいです。
タイルが水色と、雰囲気的にはプールのようですが、ここは温泉が良いので関係ありません!
浴槽は5-6人くらいは入れる大きさ。浴槽に入ると、フワッと硫黄が香ってきます。温度は適温。
小野川温泉の貴重な加水なしの源泉掛け流しは、浴感もなかなか気持ちのいいお湯でした。
源泉湯口。
投入量はそれほど多くなく、10L/分ちょっとといった感じでしょうか。
この源泉、唯一?の小野川温泉 4号泉100%と思うとこれがありがたいお湯に見えてくるんですよ♪
カランは3か所設置。
熱交換をした水をシャワーで使っているとか。良く考えられていますよね、このシステム。
わざわざ加水をしない、源泉そのものにこだわった温泉を提供してくれるうめやさん。
泉質も硫黄の香りが漂い、しっかりと温泉らしさを感じることができます。
歴史もあり、街の散策をしても発見がありそうな小野川温泉、機会があればまた来たいなと思いました。
良いお湯でした(^^)
日帰り入浴は熱かった
日帰り入浴で利用してみましたが、まだ湯が溜まり切っておらず。それでも私の様に訪れている客や、訪れて来る客がぼちぼちで、結構人気なのかなと思いました。
宿泊客に合わせて湯を張っているようで、源泉はまだかなり熱く、堪えて湯舟へ入りましたが、身体は真っ赤になりました。
硫黄臭もし、トロミ感がある温泉は濃厚さを感じ、良い温泉だとは思いました。4号泉にこだわりを持つお宿で、4号泉入湯記念のタオル迄も販売されていました。
源泉が高温なので露天風呂があると、雪見風呂にもなりもっと良いのになと思いましたが、何故か小野川温泉では露天風呂を持つお宿は少ない様で、共同湯の露天風呂も冬季はお休みになっていました。
一度蛍の時期に宿泊しましたが、蛍はほとんど見られずで、田んぼアートが出来上がりつつありました。
米沢からのアクセスも良いので、またこの方面に訪れた際は立ち寄りたい温泉ではあります。
アクセス例:JR米沢駅から路線バス小野川温泉行で、小野川温泉下車し徒歩2分程。
雪景⾊と桜と極上湯
南東北でも桜の⾒ごろである四⽉上旬、
福島から⽶沢を結ぶ栗⼦峠を境に⽶沢は、まさかの雪景⾊。
すでに、ノーマルタイヤに交換した愛⾞に乗った私たち夫婦は、ドキドキでした。
三年程前に、⼩野川温泉の共同湯「尼湯」に⾏きましたが、
45度という激アツ湯な上、⽔を⼊れると地元のおばあちゃんに怒られ…
好みの温泉なだけに残念感が残りました。
そこで、今回は熱交換⽅式で、加⽔せずに源泉を楽しめる「うめや旅館」さんを訪問。
浴室に⼊った途端に硫⻩の⾹りが漂い、温泉は適温に管理されています。
私にとっては極上湯な上、⼥湯は貸切状態。
窓の外を覗くと、⼤粒な雪がモシャモシャと降っていて、
まさかの雪⾒⾵呂にも⼤満⾜でした(^^♪
帰りに宿の⽅に「こんな桜の季節に雪が降ることは、珍しいのですか︖」と聞くと
「⽶沢では、よくあることですよ」との事。
雪景⾊に咲く桜をみられるなんて、⽶沢は素敵なところだなぁと改めて思いました。