1.5h歩いても行きたい!雄大な景色が待つ天空の露天風呂
- 公開日
- 2018/12/12
- 最終更新日
- 2019/09/09
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4.3
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★★現在は状況がだいぶ異なるようですので事前にしっかり現在の状況をお調べください。★★
3度目の正直、何度も目の前まで行って断念したが、やっと行く事ができた。
思っていたより、道はきつく長い距離歩いたが達成感を感じながらの温泉は最高!
ヤッター!という気持ちでいっぱいだった。
ここは本格登山。長いズボンに登山靴を履いて行ったほうがいいでしょう。 |
硫化水素ガスもたまりやすいので風のある時を選んで行きましょう。
歩き始め、最初の15分はこういった遊歩道の道を歩く。景色は雄大で、高山植物が美しい。
道は舗装されており、バイクだったらしばらくは走っていけそうだった。しかし、とても綺麗なのでぜひ歩く事をお勧めする。
しばらく歩くと山々を一望できるところへ出る。昔、宿が営業されていた時に使用していただろうロープウェイの残骸がある。「これで行けたらすぐなのに・・」と思った。
ロープウェイはとなりの山まで伸びている。
してまた15分ほど歩いているとさっきよりもさらに展望できるところへ着く。風も心地よく汗がふっとぶ。
見ていると時間を忘れてしまいそうだ。。。いやいやあぶない、ゆっくりしている場合じゃない、と先を急ぐ事にする。
またしばらく歩くと休憩所がある。ここではせっかくだからと10分ほど休憩。
「やっと来たなー。」と来れた事に幸せをかみしめる。
休憩をおえ、下っていくと川があり橋がかかっている。ここでやっと約半分の距離となる。
川からは登りとなり、少しだけきつい。15分ほど歩くと道がさらに悪くなる。そして獣道となり、最後にはほとんど道がなくなり草を掻き分けて進む。
2つ目の橋、この橋からは遠くに煙がみえ、疲れていたのを忘れ、やる気が湧き上がる。
左の写真、わかるだろうか・・。指を指している先に小さな湯気が見える。
橋より少し進むと「峩々温泉へ」と看板が・・・。登山の人が歩いて行ったりもするのだろう。
【かもしか温泉跡】
昔宿があったと思われる場所。
四角い湯船の痕跡があった。
ちょっと浸かった気分になって座ってみる。
いい温泉宿だっただろうな・・・ともしあったら来ていただろう秘境なだけに悔やまれる。
最後の難関、橋のない川。 |
到着!最後に地面が白くなった地獄のような丘を登るとそこは源泉地帯。モクモクと湯気が立ち上る。
釜の少し下まで行くといくつか先人が作ったと思われるブルーシートの湯船が!
湯温は適温、白く白濁したこの世とは思えない絶景の湯が待っていた。
汗をかいた後、天に浮いているような絶景湯で復活!
地獄の中にある温泉、もちろん酸性の硫黄泉。濃度が高いかと思いきやTDSは300と案外低い。温度はまさに適温の43度で山の上だけに涼しい為長湯ができるほどだ。ただ、山の天気は変わりやすい。この時も遠くから雷雲が近づいてきた為、後ろ髪をひかれながらの退散となった。ゆっくりしたかった・・・。
全部で3つ湯船があったがその中に一つだけ泥湯があった。
たぶんブルーシートが破れたため下の泥が出てきたのだと思うが、この泥がとてもやわらかく良質な泥。思わずぬりたくった。
【帰り道】
あなどることなかれ、帰り道は登りが多い為かなりキツイ。行きはスイスイ帰りはゼーゼーといった感じだ。
大変だったが今度は紅葉の時期に行ってみたいと思った。
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