まるで東北の鄙びた温泉!秘密にしたい極上湯
- 公開日
- 2018/11/12
- 最終更新日
- 2019/09/09
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4.6
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まず、到着した時に駐車場に立っていた看板に愕然としました。
こんな看板を立てるという事はきっとよっぽどひどい思いをされたのだろうと思いレポートを書く事はできないのではないかと思いました。
看板を見て、こちらのお姉さんとお話しをさせていただき、今までどんなに非常識な人たちに悩まされてきたかを聞きました。
こちらの温泉は、個人宅の温泉をご厚意で地元の方へ提供しているそうです。
それがネットなどで公開された事により、勝手に敷地内へ入り写真を撮りさらには個人所有の土地なのに源泉地帯へ入って露天風呂を作り入る人がいたそうでとても迷惑だと怒っていました。
露天風呂を作らなくても源泉地帯へ入る人は沢山いたようです。
以前はお姉さんのご両親が管理されていたそうなのですが、2年前に亡くなり今は4代目のお姉さんが管理されています。
女性が管理しこちらに住んでいるという事もあり余計に敷地内に見ず知らずの人が入ってほしくないし怖いという思いがあるのでしょう。
という事で住所を公開しないという事とこういった注意書きを書いて訴えかけるという条件にネットへの公開を許可していただきました。※通常写真撮影もネットへの公開も一切断っているという事です。
どうしても入りたい!という思いで行く場合には必ず許可をいただいた上で温泉へ入り決して源泉地帯へ勝手に立ち入ったり常識外の時間に行ったり迷惑をかけないようにしてください。場所の問い合わせがあってもお答えできませんのでご了承ください。
下の湯は地元の人たちにとても愛されている温泉です。
北海道ではなかなか珍しい鄙びた木造の建物が良い雰囲気です。
北海道と言えば豪雪なイメージですが、この木造が豪雪に耐えられるのかと聞いたところ、そんなに豪雪ではないとのこと。
北海道=豪雪というわけではないのですね。
以前は湯治宿として営業されていたそうで、歴史は150年あります。
ですので家も築150年と古い建物です。
家の中にはにゃんこちゃんが沢山いました。
全部で12匹だったかな?とにかくたくさんいてとてもかわいかったです。
息子くんはにゃんこちゃんに触れてフンフンと楽しそうでした♪
木造の風情ある湯小屋です。
男女別の浴室で脱衣所も簡易的でした。
だんだんと肌になじむ心地よい刺激のある極上湯
木のぬくもりいっぱいの浴室にまるで発光しているかのような青みがかった美しい湯がなみなみと注がれていました。
入るととても熱く、ピリピリ刺激があるのですが入っているとだんだん肌になじんできてやわらかくたまらない気持ちよさがあります。
何と言ったらいいのでしょう。入ってあがってを繰り返し最高な気分です。
正直今回北海道旅行は1週間、たくさんの色んな湯へ入ってきましたが下の湯がNO1かもしれません。
熱めの湯が苦手な人にはどうかわかりませんが、私も苦手ですがそれでも最高な湯だ!と思います。何度でも通いたい温泉です。
湯は薄い硫黄味、薄い塩分があり香りもうっすらとした硫黄臭です。
湯の見た目は少し青白いです。
お姉さんが言うにはここ25年ほど白く濁った湯だったそうですが2015年春から透明になり原因は不明だそうです。
湯量はドバドバです。
特に女性用は投入量が多く20~30L/分,男性用は湯量を絞ってあり約10L/分ぐらいでした。
床には源泉が大量に流れています。
入口近くには源泉をためている小さな浴槽のようなものがありました。
その奥へ行くときっと源泉地帯があるのでしょうが、立ち入り禁止看板があります。
源泉が捨てられていてもったいない~~と思ってしまいます。
ぜひ露天風呂を!!と。
外来者を歓迎していないのでその可能性はほぼ0でしょうが、、、
この源泉で露天風呂があったら最高だと思うのですが。。。
源泉が川に捨てられているところはこんもりと析出物の塊がありました。
とにかくすばらしい湯でした。
どうか常識的な範囲内で利用させていただき、外来者不可にならないように願う温泉です。
口コミはありません。