成分が強すぎて専門家から加水のアドバイスされた濃厚泉
- 公開日
- 2018/11/11
- 最終更新日
- 2019/09/09
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管理人総合評価
4
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ユーザーの評価(1件)
3.1
山口県でもっとも泉質の良いと温泉好きが口を揃えて言う柚木慈生温泉。
療養のための温泉であり、閑静な湯治宿。
そんな極上湯の温泉宿へぜひ宿泊がしたいと思い、気が付いたら電話をしていた。
しかし残念ながら2泊からの受付との事。さすがにこの場所で2泊というのは辛い。というのも私の目的は湯めぐり、周辺に温泉が少ないからだ。
1泊でなんとかできないかと交渉してみたが虚しく撃沈。あきらめて日帰りで訪れる事にした。
建物は民宿風、駐車場へは十数台停められる広さ。
私はGWの混みあう日を避け、明け頃の6日に訪れた。
しかしこの日は休業日の次の日。通常日帰り入浴では一番空いているだろう昼頃、駐車場はいっぱいで停めるところがなくしばらく待つほど。
車のナンバーを見てみるとほとんどが地元のナンバー。地元の方に人気のようだ。
館内へと入ると思ったより人がおらず、一安心して浴室へ。
ところが入ろうとドアを開いて驚いた。
ロビーへ人がいないという事は浴室へ人がいるという事だ。
湯治場ならではの語らいと身体に染み渡る療養湯
湯口から投入されている源泉は、施設のすぐ脇で飲料水用の井戸を掘削したところ、地下70mで湧き出したという自家源泉だそうだ。
また、源泉のままだと成分が強すぎる?という専門医のアドバイスから、源泉は70%で、85度の沸かし湯を30%加えて利用しているそう。何たるアドバイス!!
女性用の浴室へ入ると湯が見えない・・・そう、湯船に湯がはっていないのではない。人が多すぎて湯が見えないのだ。4~5人でいっぱいの湯船へおばちゃんが十数人肌をくっつけながら入浴している。一瞬躊躇したがここまで来て入らずに帰るのも、、と思い「ちょっとすいません」とおばちゃんを押し込みなんとか入浴。しかし立ち上がったおばちゃんのオシリがほっぺにくっついた時点でもう我慢の限界。さっさと浴室を後にした。
浴室の床は元の色がわからないほど茶色いいい色をした析出物で覆われている。
湯口周辺では泡により白濁している。
湯の色は緑ががかった濁り湯。温度はいつまでも入っていれそうなぬるめ。
柚木慈生温泉の成分表を見ると炭酸水素のみ1640とかなり多い。
加熱しているというのにこの泡付きは驚異だ。
加熱していなかったら・・・大分の泡付き最強と言われる七里田温泉と同じぐらいの泡付きは期待できるのではないだろうか。
シャワーなどはなくカランのみ。備品ももちろんない。
帰りにロビーにあるカウンターで飲泉する事ができる。飲んでみるとすごい!まさに天然のサイダー!ここへ訪れたら必ず飲泉する事をお勧めする。
今回は落ち着いて入る事ができなかった為次回へ熱いリベンジを誓った。
久々の炭酸泉
大分では何度も行った炭酸泉ですが、久々に入りました。山口市内から車で1時間程度で着きます。温泉の写真は撮影できませんでしたが、泡の付き具合や泉質などは、大分の「七里田温泉下ん湯」と同じような感じです。少しぬるいのですが、七里田のように深くないので、座ってゆくり入れます。地元の常連さんは、今日は熱いと言ってましたが、長湯するにはちょうど良かったです。