地獄から湧く大量の源泉を惜しげもなく注ぐドバドバ温泉
- 公開日
- 2018/11/04
- 最終更新日
- 2019/09/09
- 投稿者
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管理人総合評価
4
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ユーザーの評価(2件)
3.7
剣岳の北麓、標高1,126メートルにある須川温泉は、高山植物が豊富で、私が訪れた時は高山植物の取り締まり検問をしていました。
山にあるため紫外線が強く、気候療養の適地として昭和33年国民保養温泉地の指定を受けている宿です。
湯量が豊富な為、贅沢な足湯が設置されています。
宿は大きな宿で鄙びた感じはまったくありません。訪れる人も多く、2~3つある各30~50台停める事のできる駐車場もいっぱいで、湯治というより観光客が沢山いるといった雰囲気でした。
バスは宿の目の前まで来るので電車のお客さんも訪れやすいと思います。とにかく人・人・人って感じでした。
宿の中は大きな売店、沢山の休憩所、しっかりした接客。まるでホテルのようでした。
若いお客さんや家族連れも多かったです。女性一人で来ている人は秘湯度が高いせいか見た感じ私ぐらいでした^^;
毎分の湧出量は6,000リットルもあり溶岩丘の下から滝となって流れ落ちるほど豊富です。千人風呂は木の香りと硫黄の匂いが心地よく、色も青みがかっていて目にも楽しい温泉でした。露天風呂にくらべこちらは湯治で来ているらしいおばぁちゃんが目にとまりました。
建物に囲まれた丁度真ん中に位置するところへは温泉プールがあります。宿の何処からも眺める事ができるようなプールなので、よけいに入っている人はいませんでした。
右は千人風呂の端へあるぬるめのお湯です。大きな湯船の方はあつめなので、こちらでゆっくり浸かるのもいいかもしれません。
露天風呂は宿から少し離れたところへあります。別料金を支払って入浴します。
景色は良く、温度も内湯より低めだったと思います。
ここは女性用の露天風呂の方が奥側となりますので女性用のほうが景色はいいと思います。
駐車場満杯のもようです。駐車場は広い敷地をとっているにもかかわらずいっぱいでした。 |
やはり私はこういった大規模な温泉よりひっそりとある温泉の方が好きです。
須川高原温泉は温泉は抜群!宿はいまいちなので日帰りで十分だと思いました。
露天風呂の奥には登山道の入り口があります。
源泉がドバドバと流れ落ち、川のようになっている脇をお散歩できるようにもなっていたので、少しだけお散歩してみました。
最高だね!
いや、須川温泉舐めてたわ。
とくに露天風呂は最高だった! 二時間くらい出たり入ったり繰り返してた!
あったかい質のいいお湯につかって、高原の風にあたる、上には青空が広がって、
もう最高でした!
2019.10月宿泊。紅葉の栗駒登山目的であったが、あいにくの小雨で散策に留めた。
温泉は宿の敷地内にある地獄からの引湯で、新鮮そのものではあるが当然加水されている。
色がとても美しい。館外にある露天風呂の湯は、晴れた日には鮮やかな濃いマットのブルーとなり、薄曇りの日には水色の絵の具を溶かしたようになっていた。
熱めなので浸かったり、湯船の淵に上がったりを繰り返し、綺麗なブルーの湯に癒される。
眼前には黒い大岩と紅葉のコントラスト、そして青く広がる湯は一枚の絵の様だ。
ところが、館内にある内湯に併設されている露天風呂と名付けられた風呂は、天井が全て簾で覆われ空が見えない。周りは壁で景色も全く無い。これは露天風呂とは言えないのではないか。
内湯もただのだだっ広い湯船が1つあるだけで、救いは木風呂でありそこに硫黄泉が掛け流されている事か。隅にある1箇所から加水された源泉が投入されていた。
湯は酸性が強く顔を洗うと目に入って物凄く痛い。
ズラッと並ぶシャワーからはなかなか湯が出て来なかった。
露天も内湯も閉鎖的で薄暗く、泉質は良いのに残念な浴室だった。
他に霊泉風呂と言うのがあって、こちらは46℃程の湯で、見るからに酸性の熱そうな透明の湯だった。加水禁なので、足を入れただけでも熱すぎてここには入らなかった。
温泉プールはやって無くて、外にもう1つおいらん風呂という岩盤浴小屋が在ったが、覗いただけで止めた。
部屋はトイレ付きだったがウォームレットも付いておらず、冷たくて不自由だった。
何年か前に宿泊した時もそうだったが、ヒーターからは風ばかり出て暖房が弱く、部屋が寒い。おまけに布団は羽毛ではなく、1枚きりで寒くて寝にくかったので、毛布を引っ張り出さなければならなかった。
宿が古く、サッシが歪んでおりきちっと閉まらない。冷蔵庫も無い。窓からは、紅葉よりも屋根が見えていた。
テーブルにはお詫びとご理解をという事で、この不便な自然環境や、温泉により機械類の傷みが著しいが修理も来ない云々を書かれた紙が置かれていたが、同じ環境下にある隣の栗駒山荘は、トイレもウォシュレットで快適であったのにと思う。
更に酷かったのが朝食バイキング。このメニューなら、ビジネスホテルの無料朝食サービスと差ほど変わらないのではないかと思ってしまった。
泉質だけは良いとして、他は悪い部分ばかりが目立ち、残念な限りであった。
これでも紅葉シーズンと言う事で、1人1泊2食15000円とはねえ・・。
アクセス例:JR一の関駅より1日2便の路線バス須川高原行き、終点下車しすぐ前。