油臭全国一の呼び声も高い、地元民御用達のトロリン湯
- 公開日
- 2018/10/24
- 最終更新日
- 2019/11/28
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管理人総合評価
3.6
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ユーザーの評価(3件)
3.8
カーナビを頼りに現地付近に到着したものの、看板もなく、温泉が見つからない。。。暫くウロウロしても見つけられないので、付近の住宅にいた方に聞くと、そこのすぐ裏手だった。
建物は古く、建設会社が運営しているようだった。
建物に入ると、お婆ちゃんがおり、1人300円払った。
新津温泉は油臭マニアの中では超有名な温泉。
元々は、石油を採掘していたのが石油は出なくなり、温泉だけが残ったようだ。
来ていたご年配の方に話を聞くと、子供のころには近くに池があって、、、と言っていたので戦前からの施設のようだった。
浴室へ向かう途中の通路沿いの部屋から大人数での話声や笑い声が聞こえてくる。
おそらくローカルの人が温泉へ入っては休憩所で酒を飲み、、と楽しくやっているのだと思う。
外観写真を撮るのを忘れてしまったのだが、マニア好みしそうなB級感が漂う雰囲気で脱衣所も鏡がポロっとおいてあったり、手書きの注意事項があったり古びた感じがいとおしく感じてしまう。
全国で指折りの強烈な油臭温泉!
浴室をあけると共に強烈な油臭がおそう。 これは来たかいがあった!と興奮気味ザブーンと入浴。
う~~ん思った通りやっぱりいい。浴感はトロッとしていて少々ヌルっとし温度はそれほど高くない。
成分によるものだろうが見かけはちょっと鮮度が落ちたような濁りが見える。
色で言うとクリアマットという感じだろうか。
味は濃厚で塩分とこってりした感じでエグみがある味だ。
析出物はわずかに茶色いものが見られた。
源泉の温度はあまり高くないため、沸かしたお湯を厳選投入口のしたから入れており、寒いと思ったらお婆ちゃんにいうと、沸かしたお湯をいれてくれる仕組みらしい。
ここは、リピーターが多いようで、浴室内は話に花が咲いていた。
物凄い成分濃度と香りのレトロ温泉
レトロな建物に、特筆すべき香りと物凄い成分濃度。
皆さんが言われている様な強烈な凄い匂いが、湯小屋から50メートルは離れた道路からでも解った位なので、これはちょっとかなりの覚悟がいるなあ、耐えられるかなと思ったのと同時に、やっと来れたぞこれぞ新津温泉!と感激ひとしおでもありました。
けれど、外でしていた匂い程の強烈さは館内に入ると感じず、油臭と言っても月岡温泉や鳴子温泉とはまた違った、独特な嗅いだことが無い様な、スッとした木の匂いというか墨の匂いと言うか、そんな感じが混ざった様な油臭で、嫌な感じは全くありませんでした。
特筆すべきはその成分濃度で、溶存物質が何と1万越え。そしてメタホウ酸が287㎎という入った事が無い様な価。なので温泉は正しくトロリ!見た目にもトロリと波打っています。
源泉は40℃程でぬるめですが、ナトリウムで温まり、それでもぬるく感じる方は、浴室入り口のブザーを押すと加温した水道水を投入して貰えるそうですが、番台の御主人は「温泉じゃないから余りお薦めでないなぁ」と。
塩分が強いためか極薄濁りの湯には、黒い小さな湯華が、投入口の網から漏れ出たのか、浮かんだりもしていました。唇に付着するだけでも塩辛い湯です。
そして、コンクリート造りの、大きくはない楕円形の湯船の内側は、腰かけ部分が薄茶色、湯底は明るいグリーンの丸タイル造りでした。
70年前からあったこの温泉は、建物の内外共にレトロ感に溢れ、手書きの看板や、手書きの案内、そしてレトロタイルの湯船。それらに今も包まれ守られながら、そのままで現在に存在しています。
奇跡的とも言える様な独特で貴重な温泉が、これからもレトロ感を失わないままに、活き続けて行ってくれる事を願うばかりです。
今回はコロナで1時間の入浴制限を言い渡されましたが、帰る時には「コロナが終わったらまたゆっくりおいで」と声をかけられ、ハイと元気よく返事を返した次第でした。
タオルに長く残る温泉の香りを嗅ぎながら(何処よりも強烈だわ)是非ともゆっくり入りに来ようと誓った新津温泉でした。入浴料400円。
アクセス例:JR新津駅より徒歩15分程。路線バスもあり。
石油の匂いが消えません~
久々の投稿です。HPに「県外の方は事前に電話で確認するように」と書いてあり、電話してみると、ワクチン接種済みなら入浴OKとの事なので、訪問。受付でも再確認され無事入浴。噂通り石油の匂いが凄い。大分の水神之森のより強い匂い。お湯は多少濁った感じで、ぬるめなので長時間入っていると肌がツルツルになる。洗い場にはボディソープなどが無いので、持ち込んだ方が良いですが、洗い流しても匂いがとれませんでした。男湯の脱衣所の窓は全開で、駐車所から丸見えです。私とご近所の方1人が入浴されており「今日は空いている」と言われていたので、普段はもう少し混んでいるのかも知れません。新潟駅からは離れますが高速に乗った際には、また寄りたいです。
地元愛溢れるオイル臭温泉
口コミを見て4月1日(日)にこちらに訪れました。
mapのルート案内ではものによって、車が通れない道を案内されることもあると思います。デパート側の道を案内されたら注意です。本当の道からは新津温泉の看板が見えると思います。
さて、温泉の方は玄関をガラガラっと開けて入ると、左側に部屋があります。そちらに温泉の方がいると思うので入湯料を一人400円払います。
風呂場は家屋の奥の奥。脱衣場は結構ひろめでドライヤーが一つありました。浴室はカランが3つ。でも真ん中のはお湯がでないので使えません。水出すところと、お湯出すところがあるタイプですが、お湯の方の温度が丁度いいのでそちらだけ使っていました。
湯船の温度は最初温かったのですが、おばちゃん達が温泉の人に言って、源泉を出してもらったらどんどん熱くなりました。なんせ源泉は47度。しかも驚くことにここは間欠泉らしいのです。四ヶ月周期で噴出するようなので運がよかったら見れるかもしれませんね。
それと、ここの常連さんがいろいろと話しかけてくださるので楽しかったです。また今度新潟に来たときは寄りたいです。
[ googlemapの私の投稿を転載しています ]